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第3話・大掃除

ごまが神社の掃除をするようです。変質者が現れたりしますが今のところ大丈夫・・・とでもいうと思っていたのか!?

朝になり、ごまは目を覚ました。


見ると、囲炉裏の前に昨日出会ったコアラーがいた!


ごま「おい小池・・・じゃなかった。おいお前!

こんなところでなにやってる!?

どうやってこの神社を見つけた!?」


コアラー「ああ、その二つの質問・・・、簡単に説明すると寒かったからここで温まっていたんだ。

なぜこの場所が分かったか?この神社が近所だからさ!」


ごま「近所・・・?どういうことだ!?」


コアラー「この神社のすぐ近くに裏山があるだろ?

その木がコアラの食料になるユーカリだから、俺はそこに家を建てたんだ。


だから、お前と俺はご近所だってわけだ!」


ごまはコアラーの話をポカーンと聞いていた。

コアラがなぜ家を持っているのか気にかかったが、豚もおだてりゃ家を建てるという話を聞いたことがあったので大して驚かなかった・・・。


コアラー「ところで、なんて汚いんだこの神社!」


ごま「まだ引っ越してきたばかりだもん。今日はこのなかを掃除しようかと思ったんだが・・・」


コアラー「そうだな!最低限、住む場所くらいはキレイにしておかないとな!

よし、今から掃除道具を持ってくる!」


コアラーが行こうとした時、ごまはとんだ爆弾発言をした!


ごま「そういや、この神社を探索していた時、柱から・・・

変な顔したやつが覗いているのを、一瞬だけだが見たぞ?」


それを聞いたコアラーは一気に戦慄した!


コアラー「このバカタレ、アホタレ、カバチタレ!

怖くて家に戻れなくなっちゃったじゃねーか!!」


ごま「冗談だ!冗談!!

そんなもん、呪いのビデオの中の話だ!!」


コアラー「あ゛ーーーっ!!それ以上言うなぁーーー!!!」


二匹の押し問答は3時間続いた!


すると、一人の変態が現れた!


スレイド「ちわーーー、三河屋でーす」


ごま「邪魔を、するなぁーーー!!」


ごまは手榴弾をその変態に投げつけた!


しかし・・・


スレイド「へぇ、パイナップルに似てるなぁ・・・」


というなり、一口で食べてしまった!


ごま「なんだ、お前は・・・!?」


スレイド「俺は通りすがりの変態・・・ってんなわけねーだろ、えーーー!?

そんなわけないじゃん!!

俺は人造人間18782号のエロイドっていうんだ・・・ってんなわけねーだろ、えーーー!?

俺はスレイドっていう夢で見る者なんだよ」


ごま「そうか・・・、お前がこそこそ柱から覗いていたやつだな?

どおりで顔の右半分を見せなかったわけだ!!」


コアラー「やっぱし冗談じゃなかったんだな、あの話・・・」


ごまはどこからか賽銭箱を持ってきて、スレイドに投げつけた!

スレイドの顔面はことごとく吹き飛んだ!


スレイド「ハブリッシブーーー!!

ってこんな攻撃で死ぬわけねーだろ、えーーー!?お前んところに、刺客を送り込んでやるから、覚悟しとけよ!!」


スレイドはそういうと、財布の中身をばらまきながら去っていった!


コアラー「なんなんだぁ、今のは?」


ごま「とりあえず、奴の落としていった金を拾え」


ごまは金を探しまくり、10万円くらい手に入れた!


コアラー「これで旨いもの喰えるな!」


ごま「そんなもんに使う余裕はないよ!」


コアラー「俺はユーカリしか喰わないけど。朝飯用ユーカリに、昼飯用のユーカリ。オヤツ用ユーカリも忘れちゃダメだな・・・」


ごま「お前、ユーカリばっかりじゃん!」


コアラー「コアラだからな・・・」


ごま「そんなことより掃除道具、持ってこい!


コアラー「わかったよ・・・」


コアラーは自宅へ戻ると、急いで掃除道具を取ってきた!


戻って来るや否や、ごまに催促された!


ごま「バケツ、さっさと渡せ!」


コアラー「来たらすぐ要る・・・とでもいうのだろうか?」


ごまはバケツを渡してもらうと、口から水を吐き出してバケツの中を水でいっぱいにした!


コアラー「汚いねぇ・・・」


ごま「さっさと、雑巾でいろいろ拭くぞ!」


ごまとコアラーは雑巾で神社のありとあらゆる場所を拭いた!


ごま「ちょっとはマシになったかな?」


コアラー「あと、ホウキで畳のところもキレイにしないとな」


コアラーはうまい手つきで、畳の汚れをキレイに掃いた!

なんだかんだで神社を掃除しまくって三時間が経過した・・・。


コアラー「どうにか中の方はキレイになったみたいだな」


ごま「コアラーの頑張り、感謝する!」


コアラー「ごま、お前の神社設立・・・。一緒に手伝ってやるよ!」


ごま「え?いいのかい!?これから先、何が起こるか分からないんだぞ?」


コアラー「お前と一緒に戦って、強くなりたいんだ!」


コアラーが仲間になった!


ごま「これからもよろしくな!」



ごまに強い味方が現れた!

ちょうどそんなころだった・・・。


街の住民が謎の怪物に食い殺される事件が起きたのは・・・!!

例の変態、ロボットじゃないのに勝手に人造人間扱いしてしまったため、これはこれで「変態で同名の別キャラ」となってしまった・・・とでもいうのだろうかな〜?

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