第11話・盗み出せ!物尻博哲の財政!!
題名からして、わかるようにごまちゃん達が窃盗を・・・。でも、盗む段階には行ってなかったりする。
久しぶりにダークラ達が出ます。
ごまちゃんは電子生物の育成に手を焼いていた!
ごま「はいっ!鮎の煮干しだよ〜!!」
電子生物「あばばばぶ〜!」
電子生物はおいしそうに鮎の煮干しを食べた!
コアラー「ごまちゃーん、鮎の煮干しのせいで、赤字だぞ〜?」
ごま「ああ。鮎の煮干しはある程度まとまった数量じゃないと、水産会社が特注を受けてくれない関係で、仕入れ量を減らせないんだよ!」
コアラー「特注とな?ならば、鯛の煮干し、河豚の煮干し、ヒラメの煮干し、マグロの煮干しとかも出来るのか?」
ごま「サメやメダカとかじゃない限り、どんな魚でも煮干しを特注で作ってくれるらしい。
ちなみに、初回特典でフクロウナギの煮干しをもらったよ!」
コアラー「とにかく、鮎の煮干しをやめて、普通の煮干しにしろよ!!」
ごま「ダメだ!!
鮎の煮干しだけはやめるわけにはいかない!」
コアラー「なんで!?」
ごま「この電子生物に鮎の煮干しを食べさせていれば、いつかは巫女になるはずなんだ!!!」
コアラー「巫女になるなら仕方ないな〜。
しかし、この財政だと破産するぞ!?」
ごま「母さんに仕送りしてもらおうかな?
でも僕の母さん・・・、僕のことまだ赤ちゃん扱いするから苦手なんだよな〜!!」
コアラー「本当に赤ちゃんなんだから仕方ないだろ!?
ってか、お前の母さんってどんなやつなの?
できれば家族の話も」
ごま「うんと・・・。巨乳だったかな?
僕を産んだのは、人間年齢でいう49歳くらいだったし。
ちなみに、僕は15人いる兄弟姉妹のなかでいうと末っ子にあたるんだ!ちなみにうちの姉には、見た目が幼女なやつとか、双子とかいるんだぞ!
ちょいと前までは、1番上の兄さんと並ぶほどの仕事をしていたんだぞ・・・?あと、他の兄さんや姉さんもいい仕事しているし」
コアラー「お前の母さん、子供産みすぎだろ!?
それに、高齢出産だしよ!」
ごま「前田利家の妻・まつもそれくらい産んでるよ?
ちなみに、母さんの話によるとあと114人は産めるらしい・・・」
コアラー「全く、そんなに子を産む“アザラシ”なんて、聞いたことないし!」
ごま「お前、何か勘違いをしているんじゃないのか!?
・・・まぁいいや。金の話に戻るぞ!」
ごまは早速、資金の話について語った!
ごま「母の力を借りずに資金の調達といったら、やっぱり盗むのが1番だ」
コアラー「盗む!?それは悪いんじゃないのか!?」
ごま「“選ばれし者は何をしてもいい論”があるから大丈夫!」
コアラー「なんだよ、その理論!」
ごま「新世界を作るためなら〜、どんな生き物も殺していいし〜、物を盗んでもいいし〜、新たな法律を作ってもいいっていう、世間体のバランスが崩れる理論だおっ☆」
デデーン☆
キモいから、アウトーーー!
処刑人「お仕置きするから、尻を出しなさい。
って、君!どこに尻があるんだよ!?」
ごま「とりあえず、頭を殴ってください!」
処刑人は言われた通りに、ごまちゃんの頭を殴った!
ごま「一回お茶目にやりたかったんだよ!(涙目」
コアラー「なぁ、処刑人さん!
もし俺達が殺人や盗みを働いたら、こんなふうに襲ってくるのか?」
処刑人「私の使命は時代背景にそぐわない行為をしたら、お仕置きすることだ。
ちなみに、アニメ・北斗の拳、漫画・ドラゴンボール、映画・ターミネーターは大丈夫!(心の声:おKってやりたいが、まだまだ先の言葉だしなぁ・・・)」
ごま「はい!デデーン☆」
コアラー「心の声でも、アウトーーー!!」
コアラーはユーカリの大木で処刑人のケツを打っ叩いた!!!
処刑人「ぐおーーー!!いてーーー!!!」
処刑人は地平線の彼方へ吹き飛んだ!
コアラー「ホームラン!」
ごま「処刑人の台詞から察するに、窃盗・殺人には興味ないようだな」
コアラー「でも、ごまちゃん・・・。その理論が通用しちゃったら、やりたい放題だな!」
ごま「そうでもないよ。
もしもそれがありなら、ある科学者が重要な研究を誰かに邪魔されたら、その科学者は邪魔者を殺してでも、世界に研究の成果を発表する義務があることになる。
だからといって、その科学者が殺人の権利をもっていたりすることはないがな・・・」
コアラー「まぁ、あくまでも“科学者”であって、“選ばれし者”でも何でもないからな。
しかし、自分が選ばれし者だと勘違いして、万引きや殺人をやらかしたりするような凡人も現れるのでは?」
ごま「そんな愚民は、捨て置け。
って、また話がそれちゃったな・・・」
コアラー「つまらないウンチクとか、無駄な話題で盛り上がっちゃうんだよなぁ、いつも・・・。
大体、どこから金を手に入れるんだよ?」
ごま「それがわかれば、苦労はしない」
ごまがそういった直後、近所の小僧が小包を持ってやってきた!
小僧「近くに引っ越してきたから、よろしくね〜!」
小僧は小包を置いていくと、どこかへ行ってしまった!
ごま「引っ越してきた?前から住んでいるのにか?」
コアラー「引っ越してきた奴のお使いで来たんじゃないの?」
ごま「そうかもな。
で、引っ越してきたのは・・・物尻博哲っていう奴らしいぞ!」
コアラー「物尻・・・?どっかで聞いたことがある名前だな・・・」
ごまは小包を開けた!
中身はある人物のブロマイドだった!!!
ごま「こ・・・こいつは・・・!!!」
コアラー「ものしり・・・博士・・・!!!」
二匹は近所にものしり博士が引っ越してきたことに驚愕した!
ごま「あいつ、本名・物尻博哲って名前だったんだな・・・」
コアラー「ブロマイドの裏面に、『博士のだぁ〜いすきなのは喜多方ラーメン』とか書いてあるぞ!?」
ごまちゃんは、金を盗む奴をロックオンしたようだ!
ごま「もう、ものしり博士から金を盗むしかねぇ。
そして、奴の重要な研究をぶっつぶす!!!
奴の研究はいろんな意味で危険過ぎる!!」
コアラー「ああ、そうだな!では、行こう!!」
二匹はものしり博士の討伐に出かけた!
ものしり博士の本当の力を知らずに・・・。
一方、ダークラ達はというと・・・。
ダークラ「彼女欲しいなーーー!!!」
ロンド「彼女か・・・」
フレア「俺みたいな暑苦しい男を欲する女がいるだろうか?」
そんなことを言っていると、突然美女が立ち塞がった!
美女「そこのお兄さん達、女悪魔の私が相手してあげるよ!」
ダークラ「俺は三十路だ!!」
ロンド「女悪魔!?貴様、何者だ!?」
美女「私の名前はメイン。遠くの国からやってきて、運命の人にであうためにトルコ風呂を運営し始めたんだけど・・・」
ダークラ「なにっ!?日本にもトルコ風呂が!?」
メイン「私の可愛い部下がお待ちかねだよ!」
ダークラ「その店に入れろ!!」
ロンド「むやみやたらに入るのは危険です!!
何やらエロの予感が・・・!!!(一応、全年齢対象だし)」
メイン「何いってんのよ!
そこんところは大丈夫だって!」
フレア「ホントかな〜?
それにしてもお前、かわいい!!」
メイン「えっ?」
メインは顔を赤らめた!
その頃、ダークラは店の中を探索していた!
ダークラ「一人もいない・・・。
しかし、何なんだこの殺気は!?」
ダークラがそういった途端、不気味な生き物が襲い掛かってきた!
ダークラ「へあっ!?」
そんなころ、フレアとメインは見つめ合っていた!
フレア「美しい女だ・・・!!」
メイン「あなたが・・・運命の人・・・!」
ロンド「ど、どうしちゃったんだ?
それにこの女悪魔、氷系の属性だし・・・」
すると、ダークラが不気味な生物を連れてやってきた!
ダークラ「おい、店の中にこんな生き物がいたぞ?」
メイン「ああ、その生物はビョーマって言ってね、夢の世界に迷い込んだワラスボが妖魔になった生き物なんだよ!
ひょっこり現れたから私がかくまってあげたわけ!」
ロンド「なぜ、そのような生き物を?」
メイン「私を求めて来る奴が変態ばかりでね。
ムカつくから、その男どもを喰わせるために飼っていたのよ!!」
ダークラ「全く、トルコ風呂と称して、化け物の餌にしようとするとか・・・。
まぎらわしいから改名しろ!!」
メイン「あの、私を仲間にしてくれませんか?」
ダークラ「勝手に来れば?」
こうして、女悪魔・メインが仲間になった!
そして、世間のトルコ風呂も改名したという・・・。
これもちょいと真実が混ざっております。
ってか、ごまちゃんの敵がダークラの味方に!?