表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

第五話 始まりの日

また会話ばっかです。すみません。

昨日のブラコンとシスコンの会話のあと、有砂はずっと大はしゃぎであった…。

「準備はいい?とりあえず、向こうでなにがあるかわからないから、完全装備でいくわよっ!」


「はいはい……ノリノリだなぁ…(疲れた…)」


「じゃ、しゅっぱーつ!」

有砂は家を出て進んでいく…。


「うーん…俺、なにもないような世界に何しに行くんだ…?」

一人ごちる佑紀であった。



「おい、有砂、そこってどういう場所なんだ?」


「うん、あんまり、よくわかんないところ。」

まさにその通りだ…。

「え?わからない?どういうことだ?(本当にあるのか?)」


「うん、私も聞いた話だからわからないけど、なんか色々とあったみたいで、赤くなってるのよ。(しょうがないじゃない。情報が不足してるんだもの…。)」


「ふーん、そうか、まあ、着いてみたら色々とわかるのかな?(有砂がこうまで言うんだから本当だろう。嘘なら詳細に話すはずだ)」


「まあ、お兄ちゃんの知りたいことにもよるけどさあ、あ、着いたよ。」


「え?どこにあるんだよ。んん?え、まさかな。(いやいやいやいや、穴に落ちるとかテンプレ要素はないよね!?)」


「うん、この下。この穴の下だよ。」


「…まじか…落ちるのか、フォーリンダウンするのか。」


「なんか違うような気がしなくもないけど、わかった?」


「お、おう。わかった。」


「なに、お兄ちゃん、ビビってるの?」

有砂は、完全に兄イジリモードだ。


「ビビってねえよ。よし、さっさといこうぜ。」


「よし行くよ!」


二人は、叫びながら落ちていく。どうやら、そうしないと気がすまなかったようだ。


ついに始まりました。兄と妹の波乱万丈な異世界紀。

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ