ep6 ギルドの長、マハル
「どうしたの、ゲイン」と、大聖堂を出た、歩を歩んだ3人は、
露天が並ぶ修道僧が行き交う道の、先頭をゆくゲインに、リコは太陽を頭上に声を上げた。
「ギルドが来てるんだ」と、ゲインは、透き通る声でリコは驚いた。
話によると、都市と都市を結ぶ街道を通るのには、ギルドの証明書がなれけば、移動はできないようだ。
正確には、通行はできても、要塞都市レイガ・ヘイエンの討伐隊と守護隊が街道でモンスターが出現しても応援を呼べないよ。と
、経済の世情もあり、通行証が、一種の通信手段でもあるため、街道を、通る際はギルドが、都市事に出兵、滞在などと訪れた際に分布されると言う事みたいだ。
ポカンと、青の空に見上げたリョータは、
リコは、いまだ、わざとらしく、肩を揺らして歩く、
そのポニーテールの髪がより一層、大きく横に揺れた。
ゲインは、心なしか表情は変わらず、行き交う兵士の陽気な声がより一層、日差しがさして、リョータは、目をつむぐ。
再び歩を進め、聖都マリール・サンディエゴの南東へあたる、商業都市シエン・ラウムへ向かうためギルドの長、マハルの元へと訪れた。




