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ep-42 将軍の太刀を、ゲインは交わしたあの時を
「ここからは別の道を行こう」
と若き頃の将軍カジルト・マシュールは、
軍団長のゲインを、要塞都市レイガ・ヘイエンの荒地を、
夜を太陽は沈むと、黒の雨は容赦なく振り続くと、
昆虫族の大群の野戦の戦いの中、将軍カジルト・マシュールは、昆虫族の切裂いた一閃を受けると、左目から赤の曲線を描くと、そばに咲いた彼岸花は、紅く揺れた。
「あれからですね」と訓練所の隣、酒場を、
ゲインは、笑い声と笑顔を上機嫌に、お酒をついだ木樽ジョッキを、口の中へ注いだ。
ゲインって笑うんだ、とリョータとソラトニアは内心思いつつ、
リョータとソラトニアは席を座ると、海上都市サルバトール・ノーム産の大魚を、ルッコラを添えた大皿の活き造りをフォークを進めた。
「あれからだな」と、将軍カジルト・マシュールは、左目の隠した黒の眼帯を指を触れると、
酒場の室内のランタンの灯りは、炎を揺らすと、
一口お酒の、木樽ジョッキを口を運んだ。




