ep4 大聖堂の青空の下
大聖堂の中へ連れられた、リョータはその大きさに、これほどの建物は建設できるのかと、開けた口が塞がらなかった。
群衆の流れに委ねらて、聖像が奥にただずんでいた。
太陽の光に照らされた、聖マリア像へと、進んでいく。
まばゆい光に包まれた大聖堂は、
「HP」と、この世界で呼ばれる
ヒューマン・パフォーマスという、力が存在する。
「HP」は、聖樹の光のオーブによって、自然界に流れており、
あらゆる万物に、様々なオーブを与えられる。
職業でいうと、個体は能力以上の「HP」は、使えるわけではないが、職業のスキルや、成長等、様々な恩恵を得られ、また
経済、産業、商業、交通や、自然の天気、気候等を聖樹のオーブによって、まかなわれたりと様々に使われている。
「HP」は、心・技・体の相還図で、互いをオーブが巡られている。
この3つを上手く生かして、この世界は聖樹のオーブが恩恵を受けているのだ、
と聖職者の話しが、朗らかに響き、ステンドガラスの光が
パイブオルガンのメロディーの大聖堂へと流れ込んだ。




