ep2 一期一会の世界線
踊り子の格好をしたスラッと、細身の女性に手を引かれ、たどり着いたのは、大きな大聖堂だった。
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「私の名前は、リコ。リコ・ソラトニアよ。」
そう、踊り子は、右手の指輪をシャンシャンとのどに当て、高らかな声で話した。
青空の下、人混みが徐々に増えてきた。ゴブリン族や、エルフ族、ドワーフ族などに、ビースト族等、見た目は、ダンジョンのゲームそのものだが、表情はほんわか、みんな、目尻がたれていて優しさが伝わってきた。
「あなたの名前は?勇者さん。」
と、ズイッ。とリコは、勇者の首元から、怪訝な表情をして、のぞき込んだ。
周囲からは通る道の砂利を歩く音が聞こえた。
「リョ、リョータ!リョータ・カイグンだ!」
と、緊張と.焦りが混じった声に、周囲の目線がこちらに向いた。
周りは、喧騒の流れにとけてゆき、小鳥のさえずりが周囲の活気に響いてる。
「あまり聞かない名前だから、覚えれそう!
リョーターよろしく!」と、リコは右手を差し出した。
「。。。俺はゲイン、一族はドボルスキーの長男」
と、また焦りと緊張でか、背筋がピンと伸びた。
疑問を感じたリコは、器用に後ろを向いて話した。
「あなたは、見慣れない服装だけど、どこかの所属?東方からの、レイガの出身?」
と、横を従属の兵士の列が通り過ぎた。




