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14話 秘密基地(漆黒の世界)へ

名は家を出るとすぐしょうあに今の名の考えを伝えた。すると、納得してくれたのか、うなづいてこう言う。


 「確かに、その通りだ。それがいい。ありがとう、話してくれて。さっきから勝手にこれからのことが決まっていって不満があったのが事実だ。正直、今すぐ逃げる準備をしてというのが正しいし、ここにいるなんて考えは絶対にダメと思っていた」


続けて、


 「というか、自分が考えていたことを実行するしかほかないと誤解していた。でも、今ななとのを聞いて。そうだなと思えた。とりあえず今は秘密基地とかやらに行く。それから、またみんなで考えよう。それがいい。この場には3人がいる。そして、助けようとしてくれる現地の人がいるんだから。ありがとう」


 「うんん」


名はそう答えた。何か急に暖かい気持ちになった。ここに来て1番穏やかな感じで会話ができた気がするから。そして、何と言ってもしょうあが名の考えを受け取ってくれるかつ同感してくれたからだ。このことはとてつもなく嬉しかったのだ。


なゆのは天使さんと一緒に前で杖を上に揚げながら歩いている。


 「~~~ってことで英雄になって頂点に立つのはこの暗黒の天使です」


 「いや、1番の功績を残す天輝なゆの」



10分くらい山のある方向に向かって町の中を歩き続け、ついにしっかりと舗装されていない草むら道へ入った。見上げるほどの急かつ薄暗い坂だ。怖いし、辛そうだし、少なくとも上りたくはないが、行くしかない。


15分ほど上った。しかし、全然着く気配はない。段々とより急になっているように感じている中、ついに名の体力は限界を迎えた。あの森林での道は下りだったし、ここまで急ではなかったので、ここまでは疲れなかった。気づけばなゆのと天使さんとの距離はかなり開いている。ちなみに、しょうあは横にいる。


 「はあ、一回休憩」


名はそう声を出す。前にいる3人が振り返る。その3人の一人である園長さんはもう高齢であり、もうばてていてもおかしくないのに平然とした顔でいる。いくら何年も魔法を教える過程で運動しているからって若い名よりもなのは変ではなかろうか。それとも、こちらがおかしいのだろうか。


 「ああ、そうだな。僕も結構疲れているし、そうしましょう」


しょうあがそう言う。ありがとう。なゆのたちもえっ、もう休むのという表情をしている状況でこう言ってくれるのはすごく感謝だ。まあ、しょうあも名同様体力ないからね。ていうか、なゆのはかなり体力はあるのだな。そう感じていると、衝撃の返答がきた。


 「いや、悪いけど残念ながらここでは止まれない。特にこの森では夜魔物が出る。よっぽどヤバいのではない限り対峙はできるけど、できれば皆に我の力を披露するときまで取っておきたいから戦いたくはない。止まってしまうと魔物に襲われる可能性が高まるので、進ませてもらいたい。まあ、あと少しだから気合で、気合で。さっ、皆の者行くぞ」


天使さんは今までにないくらい冷静にかつ真剣にそう言った。その対応に名は驚いた。つまり、これはガチで止まらずに進む方がベストということだ。名はしょうあの方を見る。二人とも真顔になった。


 「ななとならいけるよ。頑張れ、ななと。頑張れ、ななと」


手を叩いてなゆのは応援してくる。そして、園長さんも「頑張って」と言い、3人は前へ進む。その反応は嬉しいのだが、そうじゃない。いや、そうするしかないのか。名は茫然と立ち続ける。


すると、しょうあが名の前にしゃがみ、手を背中に置いて叩く。


 「ほら、ななと。少ししか無理かもしれないけど」


このとき名は二つの気持ちが浮かんだ。一つはちょっとした嬉しさ。確か名がしょうあにおんぶをしてもらったのは、初めて出会ったとき(微かな記憶でそうだった気がする程度)だけである。理由は忘れたが、そのときの写真が残っている。今から本当にされるのならそれ以来2回目だろう。

もし名が単純に乙女の心の持ち主だったら、喜んでするだろうし、感動するくらいの嬉しさがあるだろう。異性としてのこの場での対応は満点なのかもしれない。(名にはわからない)


二つ目はありがたいとは思っているけれど、屈辱という訳ではないが複雑ということだ。おんぶなんかされそうになるということは、名はそのくらい力がなくてか弱い女の子だとされてしまっているということである。つまり、それに応じるということはそれを認めてしまうことである。


その気持ちは嬉しいが、名は逆におんぶをして頼りになるね、力強いね、と感謝されカッコをつけたいタイプなのだ。(絶対できないけど)なのに、真反対である状態になるのはすごくプライドがズタボロにされることなのだ。


そんなことを考えていたら皆はどんどん前に進んでいる。そもそも、しょうあも疲れているはず。おんぶなんかする気力などないだろう。名よりは余裕があるかもしれないが、ていうか坂を上りながらのおんぶはさすがにできないでしょ。ここはこう言うしかないな。


 「しょうあ、その気持ちは嬉しいけど、正直無理してるでしょ。名は気持ちだけで十分だよ」


いたって普通に感謝&断りができた。すると、しょうあは


 「そうだよね。名にはわかるよね。あと、そもそもおんぶされるの絶対嫌だよね。ごめん、気を使っちゃって」


いやいやそんなことないと、名は手を横に振る。というか、おんぶされるの嫌だってわかってたんかい。別に嫌と口では言ってないもの。表情で見えたのかもしれないな。まあ、それでもしょうあなりの配慮だったのかも。そもそも、名の性格上理解はしていたような。


 「ちょっと、二人とも何してんの」


そう話していると、なゆのが大きな声で叫んでいる。そして、ここまで皆が下りてくる。


 「もう、本当に限界かしら?うーん」


天使さんがそう言う。


 「そうですね。僕もななとも体力がないもので。すみません」


しょうあがそう答える。自分はまだ大丈夫とは思うが、名と同じで限界と言ってくれる気遣い。本当にできる友だと改めて感じる。これは申し訳ないけれど、心は楽になった。センキュー。


 「しょうがないなあ。じゃあ、ここで一回我の力を一つ解放しようではないか」


天使さんはそう言うと、杖を上に揚げたのだった。


 「ダークウオーム」


そう言いながら、名としょうあに向かって魔法を放つ。すると、漆黒の煙が出現して名としょうあを持ち上げる。


 「うおー、すごい、すごい。しょうあ、今名たちは浮いているよ。空を飛んでいるような気分になるよ。ちょっと怖いけど」


名はそう言った。つい突然のことで少々浮かれてしまった。でも、初めて魔法の使える異世界という素敵な世界に来たんだから、許してほしい。ただ、落ちないとは思いつつも、わずか1メートルくらいではあるものの、やはり地面から足が遠くなるのは怖い。名はジェットコースターや飛行機といったものには乗れない。高いところが苦手というよりは・・・まあ、そういうことだ。


 「おっ、本当に浮いてる。これが魔法か。すごいな」


しょうあも名と同様驚いている。


 「ふふん、これが我の力。尊敬する?これで多くの皆を逃がすことが可能!攻撃系ではないけど、戦いでおそらく役に立つものね。でも、欠点もあって、乗ってる本人ではなく、我じゃないと動かせない。あと、自分には使えないから、これが1番厄介だよね」


そう今使った魔法の説明をする。すごいとは思うが、別に尊敬はしない。基本的に名は何かを信じるとか、憧れの人がいますとか、そういうことを言うタイプではないんで。だって、生きる上で自分が1番。自分よりも上がいると思ってしまえば、自分の立ち位置がなくなり、プライドもなくなるから。そう考える。


 「この魔法はおそらく、闇ですか」


しょうあが尋ねる。よく見れば確かにこれは闇魔法ぽい。1番ダークヒーロー感があってカッコいいとは思っていたが、ちょっとあれだなあとも思っていたけれど、実際に見ているとこれもやはりいいなと考えが変わってしまいそうになる。


「ええ、そうよ。素敵な素敵な闇魔術。ちなみに残念ながら、この魔法は我の威力の脅威を見せれないので、今からそれを見せれる魔法を見せましょう。でも、今はとりあえず漆黒の世界に向かいましょ。ここはいつ魔物に襲われてもおかしくないから」


そう言い、天使さんは再び前へ歩き出す。名としょうあが乗った煙を動かしながら。まだ歩ける二人も歩き出すかと思いきや、


 「天使殿、わたくしも煙に乗りたい!」


そうなゆのが言う。


 「そうですよね。いいでしょう」


そう言い、なゆのに向けて煙を出す。ついでに、園長さんも横にいたからか、二人を乗せる。


 「おーー、すごい。ななと、しょうあ楽しいね」


 「う、うん」


名はそう答える。しょうあはうなづいていた。なにはともあれ、なゆのはこのような状況でも笑顔満面で良かった。


そうして、天使さんは二つの煙を自分の前で動かしながら一人歩くのだ。全然疲れたそぶりをしないのは、それくらい極めているからなのかな。そう感じ、名は彼女に期待を抱いたのだ。(何か上から目線だなあ)


そうしておよそ10分くらい煙に座っていた。すると、グダグダ道が終わり森林に囲まれた茶色い土の広場に出たのだった。そこには、複数の鎧の人形や木の的、鎖の塀で囲んだ練習場みたいなもの、そして、少し地面から下がった簡易な感じの小さな家のような建物があった。


 「皆さん、ついに着きました。我が秘密基地、漆黒の世界であります。ちなみにですが、ここが闇の暗黒城の本陣です。まさに山の中にひっそりと建つこの姿、何と素敵なのでしょうか」


そう天使さんは言う。まあ、確かに見栄え映えはするかもしれないけれど・・・


 「すごいいいけれど、さすがに毎回ここに来てていうのは、大変すぎない?ちょっと使いにくくない」


そうなゆのが聞いた。今まさに名も聞きたいと思ったことだ。


 「まあ、それはそうだ。不便なのは間違いなかろう。だが、毎日来るわけではないし、基本数日に一回行くのだが、その日は大抵長時間過ごすから問題ないのだ。心配ご無用、ご無用。ていうか、こういう隠し結社はこういう風に行くのが苦労かつ誰にも来れないわからないところにおかなくては。これは常識さ」


そう天使さんは答えるのだった。それはいいが、誰でも来れない場所ではないような。わかりにくいとはいえ、確かに道があるのはよく見たらわかるし・・・まあ、これは言わない方が良かろうな。でも、今の言い方だと他に来た人はいないということかな。


 「まあ、雑談はこのくらいにして、本題に入ろう。まずはさっそく我の闇を見せよう。まずは、これまで多くの人にも見せてきた低魔法から。これは確か園長さんの前でも・・・いやどうだったかな。まっいいや。いくぞ」


いきなりである。皆の準備がまだであろう中、天使さんは杖を上げる。そして、うまく聞き取れなかったが、何かを言い鎧人形に向かって発射した。それは、すぐさま人形に直撃して飲み込み、鎧の多くを溶かしたのかわからないけれど、打って変わった姿にしていた。


 「どうです。ちなみに、これは5つ扱える低魔法の中でもっとも得意で威力も技の程度も高いものであります。習得したのは最後なんですけどね。でも、1番自分に合う、極めたいと思ったものなんです。理解していただけましたか」


そう答えたのだ。しょうあが園長さんに小さな声で「実際どのくらい強いんですか。信じていないわけではないんですが」と尋ねた。それに園長さんは「見ての通り、低魔法であそこまで粉々にすることは極めて困難とのこと。よっぽどの使い手ではない限り。そのことから、特にまだ13歳、歴5年と考えると十分すぎる、いやこの町最強と言ってもいいと思う」とのことだった。


さらに続けて園長さんは言う。


 「彼女が物凄く努力をした。これだけは言えると思います。よっぽど強くなるという意識があったのではないかと考えるくらい。なんせ、確か8歳のときの彼女の実力はまあ、他の皆と比べて平均以上ではあっとものの、皆さんほど才能ある威力が出せたわけではなかったですし。もうそのときから本気を出していなかったなら別ですが、さすがにそのときは自分の本当に力が知りたいでしょうし、そういうことではないと思うので」


そう言うのだった。これまでの態度の裏のは、そういう秘密がある。人間は皆そういう者なんだな、どんな人物でも。そう思った。


次に中魔法を見せてきた。これもちょうど風が吹いて何を言ったかわからなかったが、長かったようには感じた。その放った魔法はついに鎧を完全に溶かしきって、残ったのは中にあった人形の体のみだった。ただ、おなかなど一部は欠けてしまっているけれど。


天使さんは何も言わず、決め顔だけしてこっちを向いた。


 「えっ、防御のものが消えた!」


なゆのが声を上げる。


 「中魔法だからね。これくらいはできるよ。では、最後に高魔法だ。中魔法は他に二つ使えるんだが、高魔法は一つしか使えない。でも、世の中で高魔法を使える人はおよそ2割とのこと。その中に我はついに入った。ちょうど、1か月前に完成したんだ。その力存分に見るがよい」


そういう天使さんに対して園長さんが説明の付けたしをしてくれた。


 「こんな若い内に高魔法が扱えるのは本当にすごいと思う。平均は21ですから」


そう言った。正直、平均も早いように感じたが・・・


 「では、見せたいと思うのですが、この人形や横の的では凄さがわからないっていう判断をさせていただきました。ですので・・・」


そう言うと、天使さんは家の中に入り、出てくると何か持っていた。

そして、鎖に囲まれたところにドアを開けて入り、そのドアの前にその持っていたものを置いた。


 「皆さん少し離れて。今からこの食べることのできない毒物を潰すので。いちよ、気を付けておいて。まあ、皆さんが襲われることはないと我が保証しますから」


そう言い、潰した。すると、強烈な嗅いだことのないような匂いが一気に漂ってきた。


 「おえ、は、吐きそう」


しょうあがそう言い、しゃがむ。名はすぐさま背中を撫でる。意外にも動揺することなく名は大人の行動ができた。普段の名なら一回戸惑ってしまいそうだが、今のこの状況は、正直名も少し気持ち悪い気分のため、素直に考えれず体が瞬発的に動いたかもしれない。それくらい激臭ということだ。(どういう例え)


 「ななと、ありがとう」


そうしょうあは言い、立ち上がる。心配させないためかわからないが、おそらくやばいほどではなくなったんだろうか。名はうなづき視線を天使さんの方に戻す。


すると、周りの森林が騒がしくなってきた。そして、奥から大・中・小三体の犬のようなものが現れた。目を光らせていて、無茶苦茶怖い。おそらくだが、これは、ついに出会ってしまった、こういう世界特有の・・・


 「魔物です」


そう園長さんが言う。続けて、


 「先ほどりいりさんが使われたあれは毒成分が含まれる木の実です。これは魔物を呼ぶ効果があるとされています。聞いたことがあります。首都のとある研究家がこの実を調べて魔物が好む匂いと味がするものであると。詳しくはわかりませんが。現在、多くの魔物を呼んで練習をしたいとか、そういう人がこれを使用すると」


そう言った。


こんな状況を作った当の本人は、その毒物を持って、自分の前に置く。それにつられて魔物たちは天使さんへ近づき、ついに天使さんが入っている鎖の囲みの中へ入った。すると、天使さんは紐か何かでドアを閉め、その毒物を下投げで森林の方へ投げ捨てた。遠くに投げたかと思ったが、思いのほか近くて不安だが今、考えるのはそれではなく鎖の中の様子を見ることだ。


そして、怒り狂ったのか、魔物たちは息を荒げて天使さんに襲い掛かった。


 「ダークネブラー」


そう言うと、今回は杖を使わず、片手を出し漆黒に光る煙を出して3体に向かって投げたのだった。


その光り輝く攻撃をくらった魔物は倒れる。一瞬の時間だった。天使さんは腰に手を当ててこっちを見てた。そして、ドアを開けてこちらにやってきた。


 「どうであった?」


 「いや、すごいです」


 「感激です」


天使さんの質問になゆのとしょうあはそう答える。


 「うんうんそうだろ。これで我の凄さ理解することが」


 「はい、できました」


天使さんの声を遮ってなゆのはそう言う。とても目を輝かせている。どうやら、感動したようだ。名も勿論、すごいものを見せてもらったと感じている。


 「りいりさん、あなたの力を見せたいのはわかるけど、急にあのゲキブツを使うのはやめてくださいね」


 「いや、まあ、それはそうですね。えっと、松泡氏はかなり苦しかったようですし」


 「別に大丈夫ですよ。ちょっと心の準備はできていませんでしたけれど。嘔吐はしなかったですから」


いや、されたら困るのだけれど。とはあれ、さすがに園長さんの忠告には反省しているようだ。


 「あなたさんの凄さは理解できました。ですが、3つ見せていただいたものは全て攻撃系の魔法。闇魔法はいわゆる攻撃系ではない魔法も多くあるとは思うのですが・・・ここは少し気になって」


確かにここは気になる。確か闇魔法はあまり攻撃メインではないという説明をしていたから。ただ、何となく言ってくることは想像できるけれど。


 「なるほど。そうですね。そりゃ、習得しようと思えればできるのですが。まあ、照れますが、とにかく我は強力な攻撃のできる魔法しか見ていなかったもので、これまでそういう妨害でしたっけ?っていうようなものは得ようとは考えなかったんで」


やっぱりそうか。だろうなとは思っていたが。


 「でも、最初にお見せした魔法は唯一扱える攻撃のできないもの。攻撃しかできない訳でないんです。それは2つ目に習得したというか、何の気まぐれかわかりませんが、いつの間にか使えるようになってて。でも、物とかもすごく重くなかったら運べるんで、普段戦闘っていうか、そういうことは起こったことがないからなんやかんや言って日常生活を過ごすのに1番役立っているという・・・まあ、はい」


そう天使さんは話した。こうして、名たちはここに来て、天使さんの実力を見たのだった。決して、過大評価をしている訳ではなく、努力をして強くなったといえる実力を持っていた。それがわかったのだ。


 「では、次は皆さんの力を拝見としましょう。その前に一回この我が城の中へ入りましょう!逆に全然言わないから、見たいですと。こんな影のように暗くてきょとんとあるこの素晴らしい基地のこと何も言わないから」


ちょっと不服そうにこちらを見る。そりゃあ、気になるっちゃ、気になるけれど、声までは出さなかった。出した方が良かったようである。


 「いや、気になってはいたんですよ。さっそく説明をしたまえ、天使殿」


なゆのがそう言う。


 「何ですか。その言い方あ。でも、そう言ってもらえて嬉しいです」


そう言い、簡易な家の扉を開ける。ちょっとツンデレ?みたいな反応だったが、とにかく二人は仲がより良くなっているようだ。これは名も嬉しかった。

こうして、名は初めて秘密基地というカッコいい響きの建物に入ったのだ。

投稿が遅くなりました。


これからも作品をお楽しみください。

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