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陽ノ能力に頼る【素・石・軸】の世界で  作者: 陽乃奈亜輝
第一章 大きな世界から小さな世界へ
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1話 とあるごく普通の1日~謎に包まれた場所の中へ

 「行ってきます」


 「行ってらっしゃい」


毎日、お母さんに挨拶をしてから、なゆのにも手を振って家を出る。これが名の1日の始まりさ。

学校は歩いて数十分のところにある。特に何も考えず、たまにこうやって自分語りをしながら少し早歩きで登校している。


 「ガラガラ」・・・「キーンコーンカーンコーン」


今日は、20秒前に着いた。まあ、平均だなあ。こんな感じで学校生活が始まるのだ。

ちなみに皆は知っているだろうが名の名前は山柔奈那、16歳だ。


 「おはよう、ななと」 「おはよう、ななちゃん」


 「ああ、おはよう」


この二人は、歌奈と紗夜香。共に、小学生のときに知り合い、中学生のときに関係を築くことができた、まあ、友達といっていいのかなっていう人物だ。よく毎朝挨拶をしに来てくれる。正直、とてもうれしい。高校生になってからは、幼稚園の頃から中学生のときまでずっと中の良かった親友たちがみんな自分とは違うところにいってしまったため、すごく助かっている。いやあ、どうもどうも。

そうやって、考え事をしていたら1時間目が始まりそうだ。準備をしなければ。


昼食は、一人で食べるときと、さっきの二人ともう一人(二人の友人)で食べるときがある。今日は、後者の方だ。話は、基本的に聞いていない。あまり、自分には興味のない内容が中心だからだ。何か聞かれたときだけ答える。そんな感じさ。今日は、ただ一緒に居ただけだった。


掃除が終わり、今ちょうど無事家に到着!あ、ちなみに部活には入っていない。めんどくさいからね。そして、今日は久しぶりに離れ離れになってしまった親友たちと遊ぶ日である。勿論、家でゲームだ。さっそく向かうとしよう。


 「皆の者、お邪魔する」


 「いらっしゃい、ななと」


出迎えてくれたのは、今回の会場である年中からの仲、奈斗だ。ちなみに、名のことを『ななと』と呼ぶ者が先ほどからいるが、これは自分でこう呼んでくれといっているためである。こう呼んで欲しいのは、何かこういわれるほうがカッコイイと思ったからである。(詳しくは奈斗の名前を聞いて、そう感じた)

リビングに入った。中には、既に翔亜以外全員来ていた。優汰は奈斗と同じ年中からの親友。その他4人は年長からの仲である。


少ししたら、翔亜もやってきた。翔亜は、この中でもっとも長い付き合いの親友だ。年少のときからである。勿論、初めてできた友達だ。そうして、2時間くらい皆でゲームを楽しんだ。

 

 「もう、7時を過ぎたなあ。そろそろ帰るか」


翔亜が言った。

 

 「皆の者、さらばだ。」


 「ああ、またみんなで集まろうな。」


 「おお、次は誰かが連絡しろよ」


 「楽しみに待ってるからな」


 「へい!」


 「じゃあな」


 「みんな、気を付けてね」


 「バイバイ」


そうして、皆自分の家の方向に向かって帰り始めた。名は翔亜と帰り道がほとんど一緒なので、二人で少し暗い道を歩き出した。ちなみに、今は6月である。日頃の学校生活だったり、成績のことだったり、今の状態ゲームなどだったり、色々話しながら数十分して我が家に着いた。すると、お母さんがいた。


 「奈那、なゆのの散歩に行ってくれる」


そうだった。今日は、散歩の日だった。(自分が)


 「ちょっと暗いから気をつけてね」


 「分かっておる!」


そうして、散歩へと出掛けた。これも立派な我が生活の一部である。ちょうど、翔亜と一緒だったのでついてきてくれるようだ。大抵、いつも夕方(帰ってすぐ)に行くのだが、今日はちょっと暗いので、別に不安だとか怖いからとかいうわけではないがついてきてもらうことにした。もうちょっと最近のことを聞くこともできるしね。


話に夢中になっていると、いつもとは少し違う道を歩いてた。少しだけだ。すると、突如家の周りが一面草や木で覆われた場所を見つけた。このような建物、はじめて見た。こんな不気味なものが近所にあるなんて全く知らないし、何なら誰からも聞いたことがなかった。こんな建物あったら、昔こういうことがここであってねえとか、もともとここはこういう人たちが住んでてねえとかそういう噂話があってもおかしくないのにと急にちょっと怖くなった。いや、別に何が怖くんだよ。こんなことで震えて恥ずかしくないのかと考えながら通り過ぎようとしたとき、なゆのが門に向かって吠え出した。


 「どうしたの、なゆの。落ち着いて」


すると、なゆのは感情が乱れたかのように再び吠え出し、まさかの鍵が開いていなかった門を開いて、敷地の中に入っていった。


 「ちょ、ちょっと待って」


もう、時々自分語り何かしている場合じゃないっと思いながら、何も思わずに気づけば、足が動いていた。自分はなゆのを追いかけていたのだ。


 「ななと、勝手に入っちゃダメって。ってそんなことは言ってられない。正直、無茶苦茶怖いけれど、覚悟を決めなければ」


翔亜は意を決して、奈那となゆのの後を追って敷地の中へと入っていった。 



 「あれ、ななと、翔亜くん。そこ入っていい場所なの?・・・まあ、面白そうだし、冒険感覚で中に入ってみるか!」

より作品を楽しむためのちょっとした補足説明です。

*名は実際は『なあ』という発音となります。

*名は『自分の名前は』という意味の一人称であります。また、自分という一人称のときもあります。


これからも作品をお楽しみください。

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