表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いきなり妻候補の女子高生あらわる。  作者: 鯛盗鷺(たいとるさぎ)
~始まりの春~
4/30

第3話『夜の一幕。』

「俺、風呂に入るからのぞくな」

「おかまいなく」

「会話不成立!」


 絆奈は、俺が用意したホット茶を手にし、テレビをぼーっと眺めていた。

 自分以外の人間が家にいるという違和感!


(帰れとは言ったもののどうしっかな~。あの感じ帰らねぇゾ。それにいつものパターンならババアが勝手に学校の手続き済ましてるはずや)


 ため息が漏れる。

 女との共同生活は苦手だ。


******************


 風呂からあがると、絆奈はソファーで寝ちゃってた。


「お疲れかよ」


 毛布を持ってきて彼女の身体にぶっかけた。

 風邪ひかれても困るし。


 顔を近づける。

 すぅ~すぅ~と、微弱な寝息。

 さらさらの赤い髪を、手で掬う。

 キレイにきらきらと光る。

 久しぶりに間近で見る女。

 ぷるぷると光る唇に、目がいく。


「・・・キスしたれ」


 絆奈にキスして俺は部屋を出た。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ