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俺はチートアイテムを手にしたはずなのに  作者: りゃもぺで
序章
1/4

プロローグ

《注意》これは自己満小説です。

誤字脱字、伝わりにくい表現たぶんあります。

初投稿にして初連載小説やります。舐めてる?と言われる覚悟は出来てます。

今日はなんだか、日差しが強く感じるな。

そう思いながら腕を頭上に翳し、目を細めながら空を見上げる。

外に出るのはあまり好きじゃない俺は、普段日陰を通りながら登下校をしているのだが。

今日は新作ゲームの発売日なので、憂鬱な気持ちながらも大通りを歩いてBUTAYAに向かっている。

その新作ゲームは今まで見たことの無い要素が取り込まれながらも、オーソドックスなRPG、という感じか。レビューや口コミを見ても期待していいという意見が多かったため、仕方なく学校のいつもの帰り道とは違う道を歩いている。

そして、やっとその販売店に着いたわけだが...。

【現在、新装工事中です。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。7/1〜8/1】

クソッタレ。事前に調べておくべきだった。

無駄足だったか。

いや、たしか奥にGEROがあったよな、行ってみるか。クソ、まじでめんどくさい。


俺はとことん昔から運が悪い気がする。

小学生の時、下校中にカラスの糞を被って、犬の糞踏んで、車に水かけられてっていう踏んだり蹴ったりが1日の中であったり。

中学生の時、何故か女子のリコーダー舐めたとかいうとんでもない嘘をつかれ、悪評が広まり学校で生活しづらくなったり。

そんな感じで俺は友達は居ない。そして話しかけられもしない。逆にそれはそれでいいのだが。

俺は純正のぼっちあり、非常に運が悪い男である。

あぁ!なんか余計イライラしてきた!!

早くゲームでレベルカンストさせてストレス発散しよう。そうしよう。








「ありがとうございましたー」

危ねぇ。あと一個しか商品棚に無かった。

あれ、俺って運悪く無いのか?むしろ運良い?

今までの苦痛から解放される時が来たのか!!

まあ別にそんな事は無いのだろうけれど。

たまたま、偶然なのだろうが、たまには俺にも良い思いをさせて欲しいとは思う。

と、ふと前を見ると人通りの多い大通りでも、一際大きな人集りが。なにかあったのか?

そんな事を思っている内に人集りは一人の男から逃げるように分散した。

「キャアアアアアアア!!」

「気を付けろ!こ、こいつ包丁もってやがるぞ!」

「は、早く誰か警察呼べよ!!」

悲鳴やら怒声を上げながら逃げ惑う人達がいる。

な、なんだ!?殺人鬼でもいるのか!?

大通りのど真ん中にいる黒いフード付きのジャンパーを着た中年のおっさんみたいな奴に目を向けると、確かにその手には包丁が握られていた。

「アッヒャヒャヒャ!!もう俺は人を殺す快感を忘れなれなくなったんだ!...人は殺すためにあるのさ、そうだ!その通りだアヒャヒャヒャ!!みんな俺がブッ殺してやる!!」

奇声を上げながらヨダレを垂らして包丁を振り回している。

「ああ、あいつ人間じゃねえよ!!目の焦点が合ってねえよ!!ヤクでもやってんのか!?!?」

「早く逃げるんだああ!!」

危険男の発言により、周りは更に悲鳴をあげ人を押しのけながら慌てて逃げている。

鈍感な俺でも全然分かる。あの男本当にヤバい。身の危険を感じて身体が震えている。

と、とりあえず俺はひ弱だから何も出来ない。無視して帰ろう。

キメ男を避けるように大通りの端を駆けていく俺に信じられない光景が映った。

「お母さん!...お母さん!!...グスッ」

まだ10歳にも満たないような女の子が大通りのど真ん中で、泣いていた。その場で立ちながら。

そしてヤバい男がその女の子に向けて焦点を合わせる。

「ほーう...これは可愛らしい女の子だアヒャヒャ!...どう殺そうか。ザクッと行くか、それとも包丁は使わず首を締め上げるか...アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」


これは自分の意識ではない。本能的に、反射的に足が動いた。

ゲームソフトが入った袋を投げ捨て、大通りの中央へ向かう。

「お母さああん!!!!お母さああああん!!!!!!!」

自分でも何やってるか分からない。

これは間違いなのかと言われれば、難しいところだ。だが、本能なアレで勝手に動いたのだからコレが正解なのか。

「ザクッと行くか...アヒャヒャヒャ!!どんな悲鳴を聞かせてくれるのか、な!!」


ザクッッッッ!!!!!


鈍い音がなる。

包丁は俺の左腹辺りを貫通している。

「ッッッ!!!???」

声が出せない。呻きを上げながら地面に倒れこむ。

「あっ......あっ......!」

幼い少女の服には俺の返り血がついている。絶望した表情で此方を見ている。

どんどん意識が遠のいていく。とんでも無く痛えどころじゃない。マグマを腹に垂らしたみたいな熱さに痛さ。

「アヒャ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!こんな幼女見捨てておけばいい物を、偽善で助けたつもりか!?アヒャヒャ!!なんて面白いんだアヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

奇声を上げ、笑い転げている。そして、血のついた左手の人差し指を立て、

「嬢ちゃん。一回。命助けられたなぁあ。良かったじゃないか。よーし、今度はもっと力を込めてザクッとやってやるよ。アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」

今度は少女の首元を狙うかのように包丁を振りかぶる。

「うっ......うっ......」

絶望し、倒れこむ少女。

「死ねええええ!!アヒャアアアアアアア!!!............あ?」

俺は男の左足を左手で掴んだ、らしい。何やってんだか。

「お、お前まだ生きてんのか!?丁度腹わた辺りに刺さったはずだが!?」

流石の殺人鬼も慌てふためく。

すまん、俺は結構執念深い奴なのだ。自覚している。

何とか目をこじ開け、うつ伏せのまま顔を上げ男を見る。

男からしたら睨んでいるように見えたのか、怯えている様子だ。

「な、何だよこいつ!う、うわああああ!!」

包丁を投げ捨て、狂人は走り去っていった。

あいつ、さっきまでの威勢は何だったんだ。ヤクの効果切れたのか?それとも俺に特別な威圧感でもあったのだろうか。

というか、腕動かしたり顔動かしたりして、腹をワニに食い破られたみたいな感覚になっている。

だめだ、もう死ぬな。鈍感な俺でも分かる。

だが、何だろうな。不思議と後悔はない。


そして、目の前が暗闇に包まれた。

意識が遠のく最中に何か女の子の泣き叫ぶ声が聞こえた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「なんだ...ここ...」

なんだか随分、長く眠ってたみたいだ。とても重い瞼を上げながらそんな事を思う。

もしかして、何とかして奇跡的に助かって、病室で眠っていたのかと思ったが...さすがにこれ、病室じゃないよな。

辺りを見渡す限り一面真っ白の世界で先が見えない。唯一視認出来るのは俺が座ってる黒い椅子と目の前にあるなんか豪華な椅子のみ。

一つ言わせてくれ。全くこの状況が理解できない。

あぁ、もしかして俺天国に来たのか。分かった、

それなら理解できたわ。

だって俺身を呈して儚い少女を守ったんだ。そりゃ当たり前だよな、うん。

「ここは天国でも何でもないですよ」

「わっっ!!?」

いきなり後ろから声を掛けられたのでおもわず声を上げてしまった。後ろを向くと何だか聖職者のローブみたいなのを来た緑髪の女性がいた。

というかこの人どこから来たの?!さっき人らしきものはなかったはずじゃ

「私はずっと、直ぐ後ろに居ましたよ」

少し口角を上げ此方を見ながらそんな事を言ってくる。そ、それ何だか少しドキドキするんだけども!?

その女性は俺の目の前の豪華な椅子に腰掛けて、

「そんなに緊張しなくても良いのですよ。というか、ここに来る人はまず理解が追いつかないと思うので無理をすることはないですよ」

微笑みながらそう言う。

「はぁ...。えっと、とりあえずあなたは...」

「私の名前はレイナ。ゼウス様の名の下、惜しくも亡くなってしまった命をどこかの世界に導く執行官です。そしてこの空間は死後の世界です。そう、勇敢に幼い少女を守り散ってしまったあなたを転生させる為に私はあなたを呼んだのです」

えーと...なんかとてもキチンと説明された筈なのに余計こんがらがってしまった。

「大丈夫ですよ。貴方のような人を何千も転生させたのですから。夢でもありませんし、怖がる必要もありませんよ」

んーと...美人が言うのだからそうなのだろう。普段鈍い俺だが、うん、もう何も考えなくていいだけだ。

ふと、レイナさんの方を見ると何故か頰を少し赤らめてるのは気のせいか。

......それより、なんでさっきから俺が何か考えた拍子にそれに対して答えているのだろう。

そう思うと、レイナさんは再び微笑み、

「神の元に仕える者はみな、人の考えがよく分かるのですよ」

何と。それはとても良い能力だな。人の考えが分かるってかなーり羨ましいぞ!と、俺は思いついな。試しに何か考えてみる。

俺はレイナさん全体を見て。

レイナさんのメイド姿、レイナさんの水着姿...ふーむ何でも似合うな空想上では。

突然、ブルッ!と寒気が走り、ふとレイナさんの顔を見てみる。

とても爽やかに微笑んでいるが、とんでもない殺気を放っているのが俺でも分かる。

......もう何も考えないようにしよう。

「はい、それが身の為だと思いますよ!」

.........。




「説明は以上です。質問はありますか?」

おれはレイナさんから色々な説明を受けた。

まず一つ、

俺は死んでしまったが、寿命または病気で死なない限りこの部屋に飛ばされ転生をさせてくれるらしい。転生には色々条件もあるみたいだが。

二つ、

結局あの後、狂人のおっさんはちゃんと警察が捕まえたらしい。被害は俺だけで済んだそうだ。

三つ、

神に仕える者を貶す行為は天罰に値するそうだ。

「とりあえず特にないです。ありがとうございます」

俺がそう言うと何故かレイナさんは驚きの顔を見せる。

「い、いえ!すいません。あの、とても物分かりが良くて冷静なものですからつい!大体の人は何回言っても分からないと仰る人や、文句を言う人ばかりでしたので...」

「いやあ!俺、物分かりだけは良いんですよ!地頭が良いからかなぁ?」

レイナさんは苦笑を浮かべながら、

「あ、あはは...で、では転生の御準備をさせて頂きますね」

それにしても冷静に考えたらさ。

もしかしたら、ゲームみたいなファンタジーな世界に行けたりもするのか?!

アニメみたいに異世界転生して俺TUEEEE!!的なことできるのか?!

考え出したら余計ワクワクしてきた。俺はあのクソみたいな人生は本当に嫌だったんだなあと心から思った。

パチンッ!とレイナさんが指を鳴らすとレイナさんの横が光り出し、何か浮き出てくる。

どういう原理なんだとは一切気にならないほどワクワクしていた俺は期待に胸を膨らます。

それはとても巨大であることを認識できる。


「此方が、貴方の運命を決める【転生道具(ルーレット)】となります!」


ドオォォォン!!!


「えっと...ルーレットって、あのルーレット?」

「はい、あのルーレットです」

......。

「あの、ここに来た人ってみんなこれで?」

「えぇ、そうですが」

...なんかさ、違うやん。普通だったら、水晶玉とかで占って、勇敢な貴方に救ってほしい世界があるのです。とか、この門を通って新しいファンタジーの世界に飛びこみましょう!とかの筈なんだが。

なにこれ。

運で左右されるわけ?行き先が?

「御免なさいね。これはゼウス様が取り決めた事でして...ゼウス様は気まぐれな方で。何故ルーレットで決めるのか尋ねると、『あぁ、まあその方が皆んな楽しいっしょ。ワクワクするっしょ』と仰せられていたので...」

「何だよそれ!!聞いたことねえから!!何で気まぐれで大事な転生先決められるんだよ!!ゼウス様絶対何も考えてないよ!絶対!!」

「ここに来た人は、みなそう言いますが、これは取り決めであり絶対なので...申し訳ありません」

困った顔で頭を下げるレイナさん。

この人も、ゼウス様に仕えてる人も、振り回されてるんだろうなぁ。

呆れながらも俺は無駄にでかいルーレットのラインナップに目を通す。見た限り百を超えた選択肢はあると見た。

えーと、【豚となり出荷される世界】、【呪いをかけられおばあちゃんになってしまう世界】、【謎の獣に出会い戯れる世界】...。

あの、ロクな物が無いんですけど。


パチンッ!!


突然レイナさんが指を鳴らして、

「ルーレット、スタート!!」

大きい道具が大きな音を立てて動き出す。

え?

「ちょっとおおおおお!?!まだ全部見てないんですけどもおお!?!?」

「すいませーーん!!これもゼウス様からの取り決めでして、『ルーレットに目を通してる間に回しなさい。面白いから』と仰せにならていましたので!!」

よし決めた!!もし対面する機会があったら身包み剥いで神とは言えないような姿にしてやる!!

転生道具(ルーレット)】の勢いは止まらず、豪快に音を立て、豪快に風を起こしている。

頼む!ファンタジーじゃ無くてもいい!せめてクソみたいな世界は辞めてくれ!

今までに無いぐらい俺は祈っている事だろう。

レイナさんも祈るような仕草を見せている。


転生道具(ルーレット)】が動きを止める。

静寂の中、俺とレイナさんは上を見上げる。

一番上の赤い矢印が指す世界は。


【聖剣エクスカリバーを持ち、悪と闘う世界】


「こ、これって...」

「...どうやら、貴方が望む世界だった様ですね!」

レイナさんは微笑む。


ファンタジーきたあああああああ!!!

やべえよ!?漫画の世界来ちゃったよ!?

しかもエクスカリバーって、あの有名なエクスカリバー!?

やべえよ!?無双しちゃうよ!?魔王あっさりやっちゃうよ!?ハーレム生活しちゃうよ!?!?

「レイナさぁん!本当にありがとうございますぅ!夢見てたんですぅぅ!!」

感極まってレイナさんにしがみつき泣き噦る。

「ち、ちょっと!嬉しいのはなりよりですが、離してください!神聖なローブがぁ!!」




「落ち着きましたか?」

苦笑を浮かべながらも心配してくれるレイナさん。

「はい、すいませんでした...」

本当に行っちゃうのか。ファンタジー世界。

また神の気まぐれやなんやらで変えられたりしなよな?

「ウフフッ!」

突然子供の様に笑みをこぼすレイナさん。

「えっと?」

「す、すいません。あなたのような人は実際初めてでして...」

心の底から笑ってくれている?

やばい、不覚にもときめいてしまった。

「では、改めまして。準備はよろしいですか?...あなたに幸運が訪れるように!!」

俺の周りに魔法陣のようなものが現れ、共に輝き出す。


「あ、あの!レイナさん!また出会えますかね!?」

レイナさんは微笑みながら、

「私は貴方の事をいつまでも見守り続けますよ」


もう執行官とかじゃ無くて女神だろおお!


目の前が光に包まれる。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





「安いよ安いよ!いまならこの人参半額だよ!」

「奥さあん太っ腹やな!じゃ10本買っとくわ!」


「お客さん、こっちの剣はかーなり気合い入れた代物なんだがどうだね」

「確かにこれは一級品だな!これを貰おう!」


「ねぇ、最近食い逃げ犯が更に活発になって来たらしいのよ。」

「あらまあ!うちの屋台にいつ来るかとても不安だわ!」

「それにしても、あんな子供が食い逃げなんて...なんて不憫なのかしらぁ...」


遠くから商店街が繁盛している様子が伺える。

真後ろで噴水の水が音を上げている。

自然が生い茂り、道はレンガ造り。子供達が駆け回る。

そして空気が上手い!

どうやら本当に憧れた世界に来ちまったようだ。

これは夢じゃないんだ。

拳を握りしめ決意する。


俺の名前は柳賢治(やなぎけんじ)!聖剣エクスカリバーを持って魔王を倒し、ハーレムを作ってウハウハするんだ!!


そんなこと思うと同時に俺の目の前に一本の青い柱が立った。

な、なんだこれ!


「...あ、あれって!新たな転生者じゃないか!?」

「本当だ!青い柱が立ってるぞ!おい街中の奴ら連れてこい!」


あれ。あれれ!

こんな順調でいいの!?ねぇ!?

皆んなにチヤホヤされながら強敵倒して、祝福されて...あーもう!まじで楽しみだ!

今までのクソみたいな人生はオサラバだ!

報われる時が来た!

人がゾロゾロと噴水のある広場に押し掛けてくる。

「見ろ!光ってる青い柱の上から何か降ってくるぞ!...ッッあれは!?」

その声で俺と観衆は光る青い柱の上を見る。

「「「「あ、あれは!」」」」

観衆がシンクロして驚きの声を上げる。


「そうさ!!聞いて驚くなよ!!俺こそが、聖剣エクスカリバーの持ち主であり!最強になる男

!!ケンジだああああ!!!」


「「「「「「「うおおおおおおお!!!」」」」」」」

「真の英雄よ!!真の英雄をこの目でみたわ!!」

「聖剣エクスカリバーってまじか!!あのあんちゃん相当やってやがる!!」

観衆がどよめく。同時に歓喜の声を上げる

これが!これが求めていたものだ!!

そして、上空から光る青い柱を通り降ってきた聖剣はとてつもない光を放ち、さらに観衆をどよめかせる。

聖剣は俺の目の前で、一生貴方についていきますと言わんばかりに止まった。

「「「「「「「ケンジ!!ケンジ!!ケンジ!!」」」」」」」

最高の気分だ!!!!

俺は、俺はファンタジーなこの世界を思い存分堪能してやる!!!ゼウス見てろよ!!!


俺はついに!光る聖剣エクスカリバーを手に取ったのだ!!


ガタンッ!!


右手が重さに耐えられず崩れ、ついでに上半身も崩れる。

聖剣は地面に突き刺さるも輝きは止めない。

「.........。」

「「「「「「「.........。」」」」」」」

あ、あれ。こんなはずじゃ...。

「あ、あんちゃん。あんた、ステータスの補正掛けられてるんだよなもちろん...?」

「えっと...聖剣エクスカリバーを持つっていう特典を受け取って...ステータスの補正は...恐らく...うけて...ない...です...」

「「「「「「「.........。」」」」」」」


観衆が何も言わずに目を逸らして解散した。


なんで...


なんでどの世界でも結局こうなるんだよおおおおおおおおおお!!!!!!




















面白いと思ったらコメントまじでください。

コメントくれたら泣くほど嬉しいです。


ちなみに投稿頻度は週一程度だと思われ。

すいません。舐めてんの?って言っていいです。

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