2 安部一強と指導者の不在
今日は、アタマオカシイです。
2回も更新しておいてこの挨拶も変ですが、とりあえずそうしときます。
さて、今度は「安倍政権」のはなし。正直なところみんな言ってるようなことまとめたのにも劣るかと思いますが、やっぱり書いておきたいので書きます。
自民党が過半数を占めている現在の国会。トップの汚職疑惑が消えたわけでもなく、むしろ黒くなっていっているようにさえ見えるのに、トップに置き続けている自民党。ほかの人じゃ弱すぎるのでしょう。
弱い、というのは自民党だけでありません。野党もバーラバラ、民主党がばらけてからまとまりがありません。勝てるわけないわそんなん。
ということで、今安倍政権がまだ成立しているのは、「ほかにもっとましな人がいないから」でしょう。民主党政権に変わったときも、(正直もう少しチャンスをやってもいいんじゃないかと思いましたが)すぐに失望され、また政権交代。総理もコロコロかわって、誰が今の総理なのかすらあやふやになっていました。あれ、ハトさんやめてたっけ、なんていう風に。
今、日本にはかつてのように圧倒的な指導力と判断力で、政策を推し進めていくような、立派なリーダーたりえる人物がいないのです。いや、たぶんいるにはいるけれども出てこれる状況でないのでしょう。
金権政治と批判されながらも、再注目された田中角栄、「所得を二倍に」と豪語し、それを成し遂げた池田勇人のような人が出てきていないのです。
「安倍が一番まし」と言われる状況なのです。「安倍がいい」から選んでいるとはいいがたい。だから安倍一強が成り立っている。
前回も言いましたが、個人的見解であり、ステレオタイプに惑わされやすいわたくしですので(これは言ってないけども)、「それは違うだろ」という方も多いでしょうが、気にせず記していきます。
勘違いしてほしくないことといえば、あくまで安倍さんはどうなんだろう?とは思っていますが、安倍叩きをしたいわけではありませんし、内閣総理大臣に二度なるということは、かなり力のある方なのでしょう。ただ、今は「それどうなの?」という話が出ている、というだけだと思うので…
話を戻します。正直なところ、「値引きした」「口利きした」みたいなことは、政治家ならやっているのではないか?と思われることですが、ここまで露呈していることはほとんどないです。だから、「大丈夫かこいつ?」とはみなさん思っているのではないでしょうか。ほかの有力候補が出てきたら、安倍さんは首相の座から引きずり降ろされるのかもしれませんが、それはいつになるでしょうか。