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会話文で遊んでみました!

作者: 文月 優
掲載日:2017/08/11


「なあ、お前ってマシュマロ好きだっけ」

「なに、突然?」

「いや、特に理由はないけどなんとなく?」

「普通に好きだよ。甘い物は。けど意外だな。君って甘い物苦手じゃなかったっけ」

「え?」

「いや、だって前お菓子あげた時ものすごく嫌そうな顔してたじゃん」

「あー、いやだってお前。渡すタイミングが悪いよ」

「えー、いやだって君。あの日机に突っ伏してふて寝してたよね。情けじゃん。むしろあの時嫌な顔された私の方が傷ついたよ!」

「ばっかお前。ふて寝してたんじゃねえよ。いくらあの日で周りが盛り上がってたからって、友達が貰ってたからって、羨ましくなんかなかったよ。いつものことだったよ!」

「それはそれでどうなんだろ…まあ私があげたんだからいいじゃん。問題はその後だよ。なんで嫌な顔したの?ねえねえなんで」

「お前なあ、あの後の俺の気苦労知ったら卒倒するぞ。てめえの人気くらい自分で把握しとけ。あの後笑顔で壁ドンされたわ、めちゃ怖かったわ。恐怖の片鱗味わったわ」

「それ私と何か関係あるの?人違いじゃない??むしろ君の普段の素行の悪さが祟ったんじゃない?」

「おまっ、まあもういい。もう終わった話だ。俺も男だ、許してやろう」

「わあー、優しい!」

「詩ね」

「まあまあ。けどそっか。……よかった」

「うん?」

「まずくなかった?」

「いや、お前の作るものは外れがない」

「そこは美味しかったって素直に言おうよ。本当にいじっぱりだなあ」

「ほっとけ」

「…….」

「……..」

「……まあ、なんだ。美味しかったよ。ありがとな」

「……うん。どういたしまして」

「あー、マシュマロの話にもどるけどさ」

「あ、その話なんだけどね。私クッキーがいいな。君の手作りクッキー。チョコレートとミントとプレーン10個ずつ!」

「おい、太るぞ。めっちゃ太るぞ。後悔すんなよ。俺作るからな。食べろよ」

「えへへー、お姉ちゃんも楽しみにしてるよー。頑張ってね!」

「…!? お前ってやつはどうして。一体あの素敵な家族の誰に似たんだ」

「強いていうと…お姉、ちゃん?」

「なんで疑問系なんだ。そうだよ!お前の姉さんそっくりだよ!」

「そう言われるとなんか微妙だなー。あっ、私お母さんに似てない?」

「似てない」

「似てるでしょ?」

「似てません」

「君って本当にかわいげないよね…」

「よく言われる。まあそれは良いとしてだな。…今年も期待していいぞ。俺の作るクッキーはそこそこ上手いって家族友達ご近所さんの間で評判だからな」

「うん、知ってる。楽しみにしてるね」

「ああ、任せとけ」



会話だけのお話ってなんか楽しいですよね。もしよろしければ気軽に感想お願いします。執筆の参考にさせていただきます!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 青春ですね~。女子はマシュマロ好きですよ。クッキーもね。特に3月14日に意中の男子から貰うのは至福! それにしても、この二人はいったい何年気持ちを伝え合っているんでしょうか? いい加減つき…
感想一覧
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