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Create・World・Online  作者: 迅風雷
第1章 始まりの町【アイン】
6/193

03『マイルーム』

今日も何とか2話行けたよ

調子に乗って更新しちゃ駄目だな

明日からは週2、3回にします

明日は更新します


6/21 ポーションに色を設定しました

 俺は走って中央広場に向かった。それでも、30分ほどかかった。理由は簡単、町中でもSPを消費したからだ。


 走っていられる時間は、数値=秒数。

 つまり、今の俺だと130秒、0になると【虚脱】になるから実質2分が限界。早いとこステータスを伸ばして、長く走れるようにならないとな。


 歩き出すとSPは徐々に回復した、数値は1秒で2。1分もすれば全快だ。それを繰り返してる間にウルフの名前を考えた。


 名前は【グレイス】だ。灰色の体毛と、狼は群れで行動する事から、最初は【グレイズ】にしようとしたら、腕を噛まれた。どうもお気に召さなかったようだ。ズかスの違いだけなんだがな。


 中央広場に着いて直ぐ、メニューを開いて従魔を選択。続いて名前の空欄を選択。画面に音声入力してください、と出た。俺は早速「グレイス」と答えた。名前の空欄がグレイスに変わった。これが、グレイズだったら失敗とかになったんだろうか?少し気になったが、わざわざ嫌がる名前にする意味もないしな。忘れよう。


 ついでにステータスも確認。グレイスが子犬になっているからだろう、攻撃と魔攻が0だ。それ以外に変化はない。

 自分の方のステータスにも変化があった。SPが150に増えていた。持久も2上昇している。SPは、1分走ったら1増えるのかな。持久の方は10分で1か。これ、筋トレしたら、ステータスが伸びるんじゃないか? ログインし直したら確認しよう。

 あと、何故か運も3上がっていた。こちらは予想がつかない。運なんて検証できる物でもないしな。


 今、俺がいるのは中央広場の南側、正面に見える噴水を回り込み北側に向かう。回り込んでる間に、石で積み重ねられて作られたアーチが見えてきた。あれがゲートだろう。最初に来たときに気が付かなかった理由も分かった。これ、普通に見たら只のオブジェだ。門って感じがしない、扉もついてないしな。


 ゲートは噴水から北に50Mほど進んだ所にあった。ゲートは結構大きかった。横幅は、5人は余裕だな。高さは、人が丸々縦2人は行けそうだ。

 ゲートのそばに端末と思われる円柱と、そこに並ぶ人が見えた。俺は最後尾に並ぶ。


 話に耳を澄ますと、どうやら、先に並んでいるのは4組。

 商人とその護衛が2組、何でも周辺に強い魔物のいる町と、最近盗賊被害が多発する地域に、それぞれ向かうらしい。どちらもここから町3つほど先にあるみたいだ。


 残りの2組は王都に向かうようだ。

 王都の名前は【ガラティン】。

 相当発展した街だそうだ。王都だし、そりゃそうだろ。王都が平屋しか並んでなかったら、残念にもほどがある。


 どちらにしても、アインすら出たことのない俺には、まだまだ先の話だろう。ちなみに、グレイスは俺の腕の中で寝ている。子犬なったとはいえ、魔物の筈だが、おとなしすぎるな。返事しかしてないし。


 そんなことを思っている間に順番が回ってきた。

 端末に手をかざす、すると一覧が現れた。これにも少しずつ慣れてきたな。さて、内容は


『現在地:【アイン】

 現在移動可能な拠点一覧

 【アイン】0zl

 【マイルーム】0zl』


 転送にはお金がかかるようだ、幸いマイルームは無料だ。アインの選択肢は灰色で選択出来ない。

 まぁ、現在地だしな。他の町でいくらかかるのか確認するまで実際の値段はわからないって事だな。さて、


 マイルームを選択、すると端末からカードが出てきた。カードには『このカードをゲート中央で掲げて下さい』と書いてある。

 早速ゲートの中央に立ちグレイスを片手で抱えてカードを掲げる。カードが手から消えて光が身体を包んだ。


 光が収まると、そこはすでに部屋の中だった。

 部屋の大きさは6畳ほど、壁の色は白、目の高さに小さな窓がある。窓からは青空が見えるが、良く見てみると空の映像が流れているだけみたいだ。

 家具は部屋の右奥にある簡素なベッドと、反対側にある横長の箱だけ。あの箱がアイテムボックスなのだろう。ベッドの大きさは、俺が寝転んでもスペースが余るから、縦2M、横1Mほどだろうか?箱の方はベッドの1/4ほどだ。

 俺は寝ているグレイスをベッドに乗せ箱を開ける、中身は空だ。そう確認した時目の前に一覧が現れた。内容は……


『アイテムボックス内容一覧 4/50

 LP回復ポーション×5

 MP回復ポーション×5

 SP回復ポーション×5

 転送ポーチ×1

 5000zl』


 中身は空なのに中身がある? それにまた知らない物があるな、とりあえず取り出してみる。

 転送ポーチを選択、その時出た説明がこれだ


『転送ポーチ 装飾品 所有者 ジン

 アイテムボックスの付属品。

  ポーチに入れた物をアイテムボックスに入れる機能と、

  アイテムボックスの中身を取り出す機能がある。

 ※どんな大きさの物でも入れる事が出来るが、取り出せるのはポーチの取り出し口の大きさまで。

 使用できるのは所有者のみ』


 ふむ、便利アイテムと言うやつだな。これ、本当はもっと後に手に入るものなんじゃないか?

  メニューには掲示板の選択肢もあったな。ログアウトしていても閲覧できるかな?


 取り出すかどうかの確認が出たので取り出すを選択。空だった箱の中に焦げ茶色をした横長のポーチが現れた。

 手にとってみる、さわった感じは革製。大きさは両手で覆ってもはみ出る位。このポーチがあれば余計な荷物を持たなくていいわけだ。プレートも連動するのかな?


 次は回復ポーション達だ。それぞれこんな感じだ。


『LP回復ポーション

 飲む又は体に掛けることで、LPを30%回復する

 ※飲むと直ぐ回復する、掛けると徐々に回復する』


『MP回復ポーション

 飲む又は体に掛けることで、MPを30%回復する

 ※飲むと直ぐ回復する、掛けると徐々に回復する』


『SP回復ポーション

 飲む又は体に掛けることで、SPを30%回復する

 ※飲むと直ぐ回復する、掛けると徐々に回復する』


 色は順番に青、緑、黄色、どれも30%回復するようだが使い方で仕様が変わるようだ。俺は称号の効果があるから40%回復だな。

  ポーチから取り出せるか試してみたがどれも取り出す事が出来た、どれも手の平サイズの瓶に入っている。俺は各回復ポーションをポーチに入れ直した。

 一応アイテムボックスを開け中身を確認、数は5つのままだ。お金は置いていく、いざとなったらポーチから出せば良いだろう。


 これで確認は終了だ。俺はグレイスを起こさないようにベッドに寝転がりメニューを開いて項目の一番下にあるログアウトを選択。


『ログアウトしますか?

 yes/no』


 もちろんyesで。


『ログアウトの処理を開始します。次にログインするときはこの場所から始まります。お疲れ様でした』


 そのようなことを書いたウインドウが現れ俺の意識は暗転した。

 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 ステータス

『ジン』 冒険者rank:F

 種族【常人種】

 職業【捕縛師Lv1】【調教師Lv1】

 TLv2

 LP :120/120

 MP :110/110

 SP :150/150 ↑20

 攻撃:8(18)   魔攻:7

 防御:8(13)   魔防:7

 持久:15(20)↑2 精神:8

 器用:13(24)  素早さ:11(16)

 運:13

 土:5 水:5 火:5

 風:5 光:5 闇:5

 JP:0


 ジョブスキル

 【鞭術Lv1】【調教術Lv1】

 スキル

 【気配察知Lv1】【魔力操作Lv1】【気力操作Lv1】

 称号

 【世話好き女神の加護】


 テイムモンスター

【グレイス】

 種族【ウルフ】[結界内では子犬]

 Lv1

 LP80/80

 MP50/50

 SP120/120

 攻撃:12[0]魔攻:4[0]

 持久:12   精神:5

 防御:7   魔防:4

 器用:4  素早さ:12

 運:5

 土:3 水:4 火:2

 風:5 光:2 闇:2


 スキル

 【嗅覚Lv1】【俊足Lv1】【危機察知Lv1】

 アクセサリー【】【】【】

()内は装備の合計値[]は結界内でのステータス

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