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Create・World・Online  作者: 迅風雷
第0章 プロローグ
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キャラクタークリエイト

 目を開けると先ほどと同じ、真っ白い空間が広がっていた。

 いや、目の前に扉がある。よく見かけるドアノブ付きの扉だ。

 扉の中央より上にプレートが付いていて、そこに『クリエイト・ワールド・オンライン』と刻んである。

 ふむ、この扉を開くと、刻んであるゲームにログイン出来るようだ。では、早速開けよう!


 扉を開けるとその先は小さな部屋だ。と言っても家具の類いは見当たらない。その代わり部屋の中央に人がいる、見た目から女性のようだ。

 肩に掛からない程度に切り揃えられた茶髪、大きな金の瞳、整った小さな鼻に小さな口。童顔と言った感じだな。可愛いと思う。

 身長は165cm前後だろう、体型は出るところは出て引っ込む所は凹んでる。リアルに居たらモデルにでもスカウトされそうだな。


「ようこそ、『クリエイト・ワールド・オンライン』へ。私は、この度あなたのキャラクタークリエイトのサポートを行う事になりました、ケイトと申します。それでは、早速あなたのアバターの名前を設定して下さい」


 目の前に現れるウィンドウ。名前は前から決めてある。

 ウィンドウをそうして名前の欄に『ジン』と入力。

 本名以外の名前で呼ばれるのは違和感があったのでそのままで。


「『ジン』さんでよろしいですか?」

「はい、お願いします」

「それでは、続きましてアバターの容姿は設定して下さい。すでに『コネクト』にアバターが存在します。適用しますか?」

「はい」

「アバターの設定が終了しました。次はメインジョブとサブジョブを設定して下さい。メインジョブはゲーム中に変更出来ないので注意して下さい。」

「えっ⁉変更出来ないんですか?」

「はい、いまのところは。今後のアップデート次第ではどうなるかわかりませんが」

「そうですか」


 変更不可か、う~んしっかり考えて選ばないとな。

 今度は、メインジョブ一覧と書かれたウィンドウが現れた。

【剣士】【戦士】【盗賊】【魔法使い】【僧侶】……

 結構数があるな。え~と、

 選択すると説明文が出るみたいだな。

 まずは一つ選んで確認してみるか。


【剣士】

『前衛職

 取得可能ジョブスキル【片手剣術】【大剣術】【小楯術】』


 これだけか?普通もう少しあるだろ。

 次いってみよう。


【魔法使い】

『後衛職

 取得可能ジョブスキル【杖術】【短剣術】【詠唱術】』


 これもか、簡潔過ぎるだろ!一度聞いてみるか。

「すいません」

「はい、何でしょう?ジンさん」

「メインジョブの説明は全部こんな感じですか?」

「はい、メインジョブの説明は、戦闘時の相手の相対距離における最適距離、及び初期取得可能なジョブスキルの表示のみとなります」

「そうですか、ありがとうございます」

 さて、それじゃ俺が使いたい武器を探してメインを決定するか。


 ~~~~~~~~~~~~~~~


【捕縛師】

『前、中衛職

 取得可能ジョブスキル【棒術】【鞭術】【縄術】』


 一度、鞭使ってゲームをやってみたかったんだよな。

 考えが足りない?いいんだよ、ゲームなんだし。

 後々優秀になるかも知れないしな。


「メインジョブは【捕縛師】でよろしいですか?」

「お願いします」

「分かりました。では次にサブジョブを選択して下さい。こちらはゲーム中にも変更可能です。ただし変更を行うとサブジョブのジョブスキルは使用不可となりますのでご注意下さい。あと変更してもレベルは下がりませんので安心して下さい。」


 そうか、こっちは変更可能か。

 さて、こちらはどんなジョブがあるかな?


【鍛治師】【薬剤師】【木工師】【裁縫師】【細工師】……


 主に生産職かな?さて面白そうなのはあるかな?


 ~~~~~~~~~~~~~~~~


【召喚師】

『補助職

 取得可能ジョブスキル【召喚術】【契約術】』


【調教師】

『補助職

 取得可能ジョブスキル【調教術】【調理術】』


 使ってみたいのはこの二つかな。

 このゲームではサブジョブ扱いなんだな

 他のゲームだとメイン張ってる気がするが。


 よし【調教師】にしよう。

 鞭と調教、大昔のサーカスとかでよく見るコンビで行こう。


「サブジョブは【調教師】でよろしいですか?」

「はい!」

「設定しました。続いてはジョブスキルの設定を行います。初期で選べるのは5つとなります。そのうち2つは必ずメインとサブ両方から1つづつ選んで下さい。それでは、ウィンドウを表示します。」


 そして、ジョブスキル一覧のウィンドウが現れた

 とりあえずいくつか見ていこう。


【土魔法】【水魔法】【火魔法】【風魔法】……


 ふむ、魔法系は誰でも習得可能と言う事か、でも召喚魔法は無いみたいだ。サブとはいえジョブスキルという事かな?

 とりあえず5つしかスキルは取れないし、まずはジョブスキルから選ぼう。


【鞭術】【縄術】【調教術】


【鞭術】

『武器種【鞭】を装備可能になる』


【縄術】

『武器種【縄】を装備可能になる』


【調教術】

『モンスターをテイムした際、指示が可能になる。少しだけモンスターをテイムしやすくなる』


 まずこの3つ、しかし、縄は武器なのか。

 それに【調教術】、テイムしやすくなるということはテイム自体は誰でも出来る、けど指示は出来ない、ということか。

 持ってない人はどうするのかね。

 さてあと二つ、とりあえず候補を絞るか。


【識別】【捕縛】【気配察知】【魔力操作】【気力操作】


【識別】

『モンスターの名前や人物の名前を知ることができます』


【捕縛】

『モンスターや人等を道具を使って捕まえる事が出来ます』


【気配察知】

『周囲にいるモンスターや人の位置がなんとなく認識できるようになります』


【魔力操作】

『武器や魔法に魔力を与え威力を増加させる事が出来ます』


【気力操作】

『身体に気を纏わせ一時的なステータス強化を行う事が出来るようになります』


 まあ、【捕縛師】があるんだから【捕縛】はあると思ったんだよ。うん。ただ俺は鞭を使いたいだけで【捕縛】に興味はない。

【識別】は魅力的だ。相手の情報を少しでも得られるわけだしな。

 ただ、いままでの傾向を考えると表示される内容に期待が出来ないので見送りだな。

【魔力操作】と【気力操作】はどちらも使い方は分からないが説明からすると能力の底上げに使えそうだな。【気配察知】も戦闘をメインにするなら欲しいな。う~ん……


【鞭術】【調教術】【気配察知】【魔力操作】【気力操作】


【縄術】をやめて3つを選んだ。後悔はない、反省はするかもだが。


「スキル構成が終了しました。最後に種族を選んで下さい」

「種族?え~と、そういうのは容姿を決めるときに選ぶんじゃないですか?」

「はい。皆様そのような反応を致しますので、説明をさせていただきます。このゲームでは、種族で常人種以外を選ぶと選んだ種族に合わせてアバターが調整されます。身長や体格、顔に関しても、先ほど設定なさったアバターに合わせて変化がおこります。こちらは本当に少ししか変わりませんから、違和感は少ない筈です。本来の肉体の違和感を少しでも軽減するために、こちらでそれらは調整されます。

 そして、種族と取得スキルによって、初期ステータスも増減します。それゆえ、種族の選択は最後になっております。それでは【常人種】としてのステータスを表示しますので、確認の後、種族を設定してください。」


 名前『ジン』

 種族【常人種】

 職業【捕縛師Lv(レベル)1】【調教師Lv(レベル)1】

 TLvトータルレベル2

 LP :120/120

 MP :110/110

 SP :130/130


 攻撃:8  魔攻:7

 防御:8  魔防:7

 持久:13  精神:8

 器用:13  素早さ:11

 運:10

 土:5 水:5 火:5

 風:5 光:5 闇:5

 JジョブPポイント:0


 ジョブスキル

 【鞭術Lv(レベル)1】【調教術Lv(レベル)1】

 スキル

 【気配察知Lv(レベル)1】【魔力操作Lv(レベル)1】【気力操作Lv(レベル)1】


 これが現在のステータス。ステータスの詳細をケイトさんから説明を受けた。まとめると

 LPはライフポイント、ダメージを受ける時に減少し、無くなるとゲームオーバーとなり拠点として登録した町の中央広場に戻される。

 MPはマジックポイント、魔法関連のスキルを使用すると減少し無くなると【気絶】の状態異常が発生する。

 SPはスタミナポイント、身体を動かすと少しづつ減少し、無くなると【虚脱】の状態異常が発生する。


 この3項目は時間と共に自然回復し、MP、SPが無くなって発生した【気絶】【虚脱】は、それぞれ自然回復で1割回復しないと解消しない。つまり、無茶をするな、ということだな

 攻撃はダメージを与える時に影響し、持久は持続する行動に、これが低いと連続攻撃のダメージが徐々に下がるそうだ。

 防御は受けるダメージを下げ、魔攻は魔法の攻撃力、魔防は魔法のダメージを下げる、見たまんまだな。

 精神は状態異常のかかりにくさ、器用は身体の動きやすさに影響があり、器用が低いと武器を落としやすくなるとも言われた。

 素早さは走ったり、武器を振るう時の速さに影響を与え、運はドロップ率や、アイテム生産の時の成功率にも影響するそうだ。

 各属性はその属性攻撃を与えた時と、受ける時にそれぞれ影響する。JPは新しいスキルを習得するために必要で、レベルが上がると増加する、いくつ貰えるかは教えてくれなかった。まぁ、上がればわかるから構わないが。


 そして、とんでもない事が分かった。

 このゲーム、レベルが上がってもステータスは上がらないんだそうだ。なんでもプレイヤーの行動に伴い成長する仕様で、習得できるスキルもそれに伴い増加する。それ以外では装備を強化するかスキルレベルを上げるしかないらしい。

 スキルレベルによってステータスは上昇するが、スキルはどれだけ使ったかによってレベルが上がるらしく、強い敵を倒すより弱くても数をこなす方がレベルが上がるらしい。

 つまり、レベルはあくまで強さの目安であり、本当に見るべき場所はスキルレベルという事だ。まぁ、スキルレベルを上げていけば勝手にレベルも上がるだろうから一概には言えないが。

 さて、他の種族時のステータスも見てみてるか。


 ~~~~~~~~~~~~~~~~


 簡潔に説明すると、エルフ種は器用と魔攻、魔防重視になり、ドワーフだと攻撃と持久、精神重視になった。他にもいくつか種類があったが、結局【常人種】のままにした。ちなみに【常人種】とは通常、つまり普通の人、という事らしい。


「これでキャラクタークリエイトは完了です。お疲れ様でした」

 ケイトさんから労う言葉を貰うと、新しい扉を現れた。今度は二つだ。

「向かって右の扉を開けば、始まりの町【アイン】の中央広場に、左の扉を開けば、チュートリアル専用空間に転送されます。どちらになさいますか?」

 う~ん、正直な気持ちはさっさとゲームを始めたい。

 でも、もしチュートリアルで、魔力操作と気力操作の使い方を習えるなら、チュートリアルの方が良いだろう。よし、左だ。

「左の扉に行きます」

「では、扉を開け、先に進んで下さい」

11/24

誤字修正しました

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