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2014年/短編まとめ

夜鷹 琴音の存在

作者: 文崎 美生

彼女を一言で言うならばサイボーグだ。


いや、サイボーグじゃないけれど。


サイボーグのようだということ。


ストイックで才能に胡座をかかない。


ひたすらに努力して自分を磨きあげる。


努力は彼女にとって美徳なのだ。


上を見ることしかしていない。


求めるものはもっと高いところ。


大好きな兄に追いつこうとする愛らしい思い。


それが彼女。


自分を追い込んでまで進み続ける彼女を尊敬する。


ボクには到底真似できないと思うから。


どんなに辛くても彼女は笑うんだ。


一人で立ち上がって一人でも進もうとする。


そんな意志の強さを持った子。


こんな意志の弱い曖昧なボクから生まれるなんて思わないよね。


でも生まれた理由はわかってるんだ。


ボクが弱いから。


意志の弱い曖昧な存在のボクだからこそ、意志の強くてはっきりした存在の彼女が生まれた。


ボクにとって彼女は反面教師のようなもの。

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