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儚い夢の日々  作者: K
9/10

「THINKING」

更新遅くなってすみませんでした。


いつも通り、感想待ってます。




隼人はこれまでの話を整理してみた。


隼人は暁が好きだったが火事で暁は死んでしまった。

それから隼人は火事の時の夢を見続けた。


隼人は今年の入学式で暁によく似たハルという少女を見つけた。


ハルは隼人と同じ夢を見始め記憶がなく、そして隼人が暁にあげたネックレスを持っていた。


整理するとだいたいこんなとこだろう。


やはりハルは暁だろう。


しかしそこで大きな矛盾が発生する。


「いったいどうなってんだ?」


どう考えても暁が生きているはずがない。


あの火事のとき、助けに行った隼人が奇跡的に生きていたものの意識不明の重体で目覚めたのは1週間後だったというレベルだ。


しかし隼人の意識がないときに、暁の葬式は終わっていたため、実際に暁の死を確認はできていない。


「いったい、どうなってんだ?」


そんなことを言っているうちに夜が明けようとしていた…



隼人が考えている時ハルも考えていた。


「ハル。」


ハルは突然名前を呼ばれて驚く。


「どうしたんだいハル?そんな顔して?」


ハルを呼んだのは、仕事から帰った父だった。


「いやなんでもないの。」

ハルは記憶を無くしても優しい父にとても感謝していた。


「心配しないでお父さん。」


父には余計な心配をさせたくなかったのだ。


しかし父は、なあハルと話しだした。



「もしかして、今ペンダントのことで悩んでるをじゃないか?」


ハルはうつむいた。自分はハルじゃなく暁という別の人間だ、そう考えると父の顔を見れなかったからだ。


父の顔は見れなかったが、まるで何かを決心したような声だった。


「ハル、明日は大事な話がある、だから学校は休んでくれ。」


父は返事も聞かずどこかへ行ってしまった。


多分自分の書斎に行ったのろう。


ハルは、明日の父の話が気になって眠れず朝をむかえた…

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