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儚い夢の日々  作者: K
6/10

「REMEMBER」

隼人はハルを明にまかせて暁のことを思い出してみた。



彼女は両親との3人暮らしだった。


彼女には友達がいなく学校が終わるとすぐに家に帰る、それが当たり前だった。


そんな彼女と隼人達が出会ったのは、隼人達が小学2年生の時だった。


隼人達はいつも暁の家の近くの公園で遊んでいて、暁はいつもそれを見ていた。


そんな彼女に気づいた隼人が暁を誘って一緒に遊んだのだ。


それ以来彼らはいつも一緒に遊び、全員同じ中学に通っていた。


そんなある日、暁は小学生の頃から好きだった隼人に思い切って告白をした。


隼人は、いいよとだけ言って2人はつきあい始めた。


隼人が高校3年生になった時にあの事件は起きた。


暁の家が火事になったのだ。


暁の家族は3人とも逃げ遅れてしまっていて、隼人はそれを助けるために家の中に入った。


だが予想以上に火が強く中に入っても何も見えなかった。


だが隼人は暁だけは見つけて助けようとした、だがそんな時間はなかった。


隼人は後からやってきた消防隊員に救出された。


しかし暁だけは助からなかった。


その日から暁の助けを求める声が耳から離れなくなり、毎朝その火事の夢を見るようになったのだった。



「はや・・・と、隼人!」


明の声だ、どうやら眠っていたらしい。


「やっと起きたね。」


「ああ。」


ベッドを見ると、いつの間にかハルの姿はなかった。


「そうそうあの子なんだけど、ついさっき目が覚めたのよ。1人で帰らせるのは心配だから家まで送っていこうとしたんだけど断られちゃったの。」


「そうか。」


隼人は残念そうに言った。


「でもあの子とはもう一回話さないといけないよねぇ。」


どうやらまた明の悪い癖が始まったらしい。


「それじゃあ明日の放課後もう一度彼女の教室に行きましょう。」


この時点でもう2人に拒否権はない。


「わかったよ。」


2人とも抵抗はあきらめた。


「んじゃまた明日、学校で会いましょう。」


そういって3人は分かれた。


そう言えば今朝はいつもの夢が少し変わっていたことを思い出した。


なぜだろう、そう思いながら隼人は家に帰った・・・


少し読みづらかったんではと思っています。

次は気をつけるので、また読んでください。

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