「MY FRIENDS」
キーンコーンカーンコーン
「やべっ。もうこんな時間か。」
隼人はあの後屋上でずっとさっき見た少女のことを考えていた。あの姿はどう見ても死んだ暁だった。
「いや、そんなはずはない。ちょっと疲れているんだろう。」
そう自分に言い聞かせ急いで教室に戻った。
「ぎりぎりセーーフ」
そう言って教室に入ると親友の佐々木 巧と新山 明が話しかけてきた。
こいつらは小さいときからの知り合いで小学校、中学校も一緒だ。
小さい頃はよく死んだ暁と4人で遊んでいた。
「お前今朝どこに居たんだよ。結構さがしたんだぜ。」
「そうよ、あんたを探してたせいで今朝はずっと巧と一緒だったんだからね。」
巧は何か言いたげな表情で明を見ているが、明は目も合わせなかった。
「ごめんちょっとな。」
そう言うと明は「今度から気をつけてよね。」と言った。
巧は「まあ気にしてないし、いいってことよ。」と言って笑っていた。
「あのさ・・・」
隼人は今朝会った少女のことを話そうとしたが、そこからなかなか口が動かない。
「どうしたの?」
明が不思議そうな目でこっちを見ている。
「ちょっとさ、後で話しがあるんだけど・・・」
そういうと二人ともうなずき、「何の話?」といった瞬間
ガラガラと教室のドアが開き担任の先生が入ってきた。
「HRを始めるぞー、席に着けー。」
「やべっ、じゃーまた後でな」といって2人は席に戻っていった。
「今日は入学式です。」
そんな担任の話も聞かず隼人は今朝のことをどう伝えようかそんなことを考えているとHRもあっという間に終わり隼人達は入学式の行われる体育館に向かった・・・
どうも上手く書けませんね。
もしよかったら誰かアドバイスをお願いします。