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旦那さまは憑かれています~侯爵嵯峨野家の化け猫騒動

明治19年、青山宙子(ひろこ)は侯爵嵯峨野家の若き当主忠臣(ただおみ)に、突然求婚される。
イギリスに留学して外務省に出仕し、将来は公使(大使)にもなろうかという前途洋々とした忠臣。

宙子は面識のない忠臣からの求婚に戸惑うばかり。
青山家は没落士族で、お金もない名誉もないという家柄。宙子自身も美人でもなく赤い縮れ毛の容姿。

いったい忠臣はどういう思惑で自分に求婚したのか戸惑う宙子だったが、ある理由から忠臣の求婚を受け入れたのだが……。

イギリス仕込みの紳士的な忠臣が、新婚初夜から怪しい行動をとるようになる。

この侯爵家にはいわくつきの伝説があった。江戸の昔、化け猫が奥方を食い殺してなりすましていた。

その伝説は歌舞伎の演目になるほど、有名な話だったが。しょせん、おとぎ話。しかし、忠臣の姉は突然なくなりその遺体には獣に食われたような跡があったのだ。

侯爵の奥方となった宙子は、伝説の奥方のように化け猫に食い殺されるのか?



名前を奪われ、自分を押し殺して生きてきたヒロインが、本当の自分を取り戻すものがたり。


序章
披露宴にて
2024/05/23 12:25
第一章
初夏の日
2024/05/23 20:46
突然の求婚
2024/05/24 12:29
再会
2024/05/24 20:27
湯島にて
2024/05/25 15:23
宙子
2024/05/25 22:12
目覚め
2024/05/26 11:47
金の目
2024/05/26 19:37
無花果
2024/05/27 12:15
青い月
2024/05/27 20:59
朝の風景
2024/05/28 12:46
西洋料理
2024/05/28 20:42
母屋の住人
2024/05/29 12:36
化け猫
2024/05/29 19:50
いいつたえ
2024/05/30 12:15
決意
2024/05/30 21:11
アリス先生
2024/05/31 12:12
キス
2024/05/31 21:00
第二章
渋皮煮
2024/06/01 12:16
夫婦の時間
2024/06/01 17:47
杉の板戸
2024/06/02 08:56
舞踏練習会
2024/06/02 18:40
こっくりさん
2024/06/03 08:31
やきもち
2024/06/03 22:54
呪い
2024/06/04 14:25
湯船の中
2024/06/04 20:54
悪夢
2024/06/05 10:34
弟の京助
2024/06/05 22:14
闇の中
2024/06/06 08:20
必要な理由
2024/06/06 20:52
リボンを返しに
2024/06/07 07:17
ごめんなさい
2024/06/07 13:28
気分転換
2024/06/08 08:53
セレナーデ
2024/06/08 18:01
アレ
2024/06/09 12:03
第三章
冬の朝
2024/06/09 19:24
大殿さま
2024/06/10 07:51
お友達
2024/06/10 21:01
ジンジャークッキー
2024/06/11 10:34
母をもてなす
2024/06/11 22:19
バザー当日
2024/06/12 11:32
鹿鳴館の客
2024/06/12 16:54
守り刀
2024/06/13 08:47
魔を払う
2024/06/13 13:03
迎え
2024/06/14 08:41
帰宅
2024/06/14 15:53
一振りの刀
2024/06/15 08:14
叔母の信
2024/06/15 15:11
地中には
2024/06/16 11:10
ニコライ堂
2024/06/16 18:36
転落
2024/06/17 11:53
大団円
2024/06/17 18:27
終章
夜会
2024/06/18 12:28
番外編
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