表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
薔薇の騎士姫  作者: 四季 七草
18/50

ハンバーガーの誘惑

クレアはペンダントを首に着けて、近くのベンチに腰を下ろす。クレアは鞄の中を漁り、リーフから貰ったハンバーガーを出した。

「それはなんだ?」

「ハンバーガーですよ」

やはり、コーラルシアにもハンバーガーはない。いや、あったとしても皇子は食べないとクレアは思う。王族なのだから。フィンセントは恐る恐る受け取った。クレアは包み紙を取ってハンバーガーにかぶりつく。

「う〜ん!美味しい」 

リーフの特製ハンバーガーは絶品だ。パンに卵とチーズ。細かくした玉ねぎやピクルスに千切りのキャベツ。そしてメインのパティ。噛めば噛むほど肉汁が溢れ出てくる。味の極め付けはリーフの秘伝のソース。少し、ピリッとした甘辛ソースが美味しさを際立たせている。ちなみに冷めても美味しい。クレアの食べる様子を見て、フィンセントもハンバーガーにかぶりつく。

「うまい、初めて食べた。特にこの肉がうまい」

相当気に言ったのかフィンセントはハンバーガーを夢中で食べる。

「お口に合って良かったです、お城で美味しいものたくさん召し上がっていらっしゃるので不安でした」

「城の料理には飽きた。面白みがないし、基本冷めてて美味しく感じない」 

城ではおそらく毒味があるのだろう。使用人たちが先に食べ、後から自分たちが食べるので冷めているのであろう。

「ハンバーガーも冷めてますよ?」

「なんだろう、なんか暖かさを感じた。これが真心ってやつか?」

「きっと、そうですよ」

クレアは少しずつフィンセントに心を開いていった。

「ちなみに魚もありますよ」

「本当か!?」

フィンセントはそれから3つも食べて大満足した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ