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3:アイテムショップ

どうも、こんばんは。まめみいです。そしておやすみなさい。

サーカスを見終わって、テントを後にしたセレスとレイは町の中を手当たり次第に商店街や公園などと色々な所を歩き回って探索していった。

その後、ある程度の所を回り終えた、二人は近くにあった広場で少し休憩を取っているところであった

「これで大体の所は回ったな」

レイは地図を手にしながらセレスと話す。

「この後はどうする?まだ時間もあるけど行きたいところはあるか?」

「そうだな・・・」

セレスは何か無いかと考えていると、一つある場所を思いついてレイに言う。

「それならさアイテムショップに行ってみない?」

「アイテムショップか」

「必ず行くことはあるんだから、今のうちに場所を知っておいたら良いでしょ。それにアイテムの大体の値段とか何が置いてあるのとかも見ておきたいし」

セレスの提案にレイも賛成の意を見せる。

「そうだな。時間もまだあるしちょうど良いかもな。それじゃあアイテムショップに行くか!」

レイは地図を広げてアイテムショップの場所を探すが地図自体は商業地区や住宅地区などと大まかな区分での記載になっているので、アイテムショップがどこだと細かくは書かれていないから自分たちで探すしかない。

「アイテムショップがあるとすれば商業地区しかないよな。多分この商業地区以外は商売出来ないらしいし」

「そうだね。分からなくても誰かに聞けば知っている人はいるだろうしね。それじゃあアイテムショップに行こっか!」

「おう」

そしてレイとセレスはアイテムショップを目指して、広場を後にして商業地区に向かう。


「さて、商業地区に来たわけだが」

商業地区には朝と同様多くの人が道を歩いている。

「とにかく歩いて探してみよっか」

「そうだな」

二人は通りを歩いてアイテムショップを探し始める。

「どうだ?あるか?」

「んーっと・・・。あ!あった!」

するとセレスが声を上げてある所を指さし、レイもその声に反応してセレスが指さす方向に目を向ける。

するとセレスが指さしている店の看板にはアイテムショップと書かれていた。

店の入り口の方を見ると店を冒険者が出入りしているのが目に入る。

「それじゃあ行こ行こ」

セレスがレイの腕を引っ張って店の中に入る。

店の中に入ると店員が明るく入ってきたレイとセレスに向かって挨拶をしてくる。

「いらっしゃいませ!」

二人は店のんかを歩きながら、周りにある商品を眺めていく。周りには所狭しと商品が並べられている。

「たくさんあるねー」

「普通の道具からポーションまで結構そろっているんだな」

「よく使う道具ってなったら何になるかな?」

「そうだな・・・。やっぱり一番大事なのはポーションとかじゃないか?」

ポーションとは錬金術師が作り出した液体状の薬品である。

ポーションには様々な効果の物があり、一番使われている物であれば回復のポーションである。

回復のポーションは使用者の自己回復力を高めて傷の治りを早くするための物である。緊急時に備えて使われることが多い。

他にも身体能力を引き上げる力のポーション、暗い場所でも視界が見えるようになる暗視のポーションなどと色々な種類のポーションが存在する。

レイとセレスはポーションが置いてある棚の方に移動して、並べられているポーションの値段を見ながえら、苦笑いで呟く。

「それにしても高いねえ・・・」

「まあ、作れるのは実力のある錬金術師だけだからそこまで数も出来ないし当然だろ」

「持っていても一本緊急用だね」

「そうだな。基本的には薬草と包帯で直すしかないよな。それか、セレスは回復魔法は使えないのか?」

レイはそうセレスに尋ねる。回復魔法が使えるのなら薬草をつかよりも傷は治りやすく、ポーションに近い効果を得られるのだ。

「ごめん。私は回復魔法はまだ使えないんだよね」

セレスは申し訳なさそうにレイに言う。

「別に大丈夫だ。気にしてないから。使えないならちゃんと言ってくれた方が助かるからな。それじゃあ薬草と包帯を買うようにしたらいいな。それに薬草は俺たちで採取できるから出費も抑えられそうだな」

「それじゃあ、とりあえず回復は薬草と包帯ということで他に使う物って何かあるかな?」

「うーん・・・。後は火打ち石とかか?これから依頼のしていたら夜になるってこともあるだろうし。もしかしたら野宿をする必要があるかもしれないからな。たいまつのために火打ち石は必要じゃないか?」

「火打ち石は確かに必要になりそうだね。あともう一つ思ったんだけどカギ縄も必要じゃない?崖とか洞窟に潜るときには必要になりそうだし」

「そうだな。なら火打ち石とカギ縄は買っていくか。他に必要な物はないか?」

レイとセレスは他に何か必要な物はないかと考えるがこれと言った者は特に思い浮かばなかったので、その日はカギ縄と火打ち石を買って帰ることにした。

その後、店を後にした二人はギルドに方を並べて歩いて帰って行く。

歩きながらセレスはレイに話かける。

「私、こうやって誰かと町を回ったのは始めてだったからすごい楽しかった」

そしてレイも少し笑いながらセレスに返事を返す。

「ああ、俺も楽しかったよ。町を回れたし」

「さて!今日は十分休んだから明日は頑張らないとね!明日はどうする?」

「どうしようか」

二人は明日のことについて話し合いながら帰り道を歩いていくのであった。

明日(時間を見れば今日ですけど)の夜にも投稿するつもりです。

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