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プロローグ
ここは小鳥の鳴き声がさえずるのどかな森の中。
周りでは木の葉が風で揺れてサワサワと心地良い音が鳴っている。
しかし、そんな豊な森の中で私は今、とんでもない修羅場を迎えている。
それは何かというと……
「はぁ……はぁ……! 可愛い下着ね……! 今からその下着に隠れている二つの可愛いイチゴちゃんを見せてもらいましょうか……!」
1人の女の人が私の身体の上に馬乗りになって鼻息を荒くして私の衣服に手を付けて脱がそうとしている。
ちなみに今私は訳あって服がはだけてしまい下着だけの状態……
つまり私は見知らぬ女の人に性的な意味で襲われそうになっているところなのだ。
なんで私は下着だけの格好になっているのか……
そして、なんで知らない女の人に押し倒されてしまっているのか……
こうなってしまった原因は何なのかを探るために私は今までの出来事を振り返るのであった。