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1番最初にやるクエストって簡単じゃないんですか?

「ここかージェラーがいる場所は」


俺たちはクエストを終わらせるために草原に来ていた。

ほんとは最初に戦った場所がいいんだろうけど見当たんないんだよなー


「ここは結構平和なんだな、ジェラーとやらが全然いない」


「そうだね、ところでシュウはどうやってジェラーを倒したの?」


「ん?その辺の木でやったけど?」


「いいなー!私も戦いたい!!」


今から戦うんだけどな・・


「ん?何か来る」


シンが指をさした先には探していたジェラーがいた


「1体目です!頑張ってください!」


そうアイが言うと自分たちの周りに魔法陣が表れて・・・


「おお!今なら何でもできる気がする!!」


「ほんとだー!えい!!」


木を探せなかったのか素手で殴りかかる姫奈。

だがそのパンチは俺が木を振って倒した時よりもすごかったのだった


「これは・・・攻撃力を高める魔法なのか?アイ」


「はいそうです!初めてクエストを行う場合に限りすべてのステータスを10倍にするバフをかけるんです」


なるほどなぁ、クエストの楽しさを伝えるためといったところかな?


「ヒナが素手でやりシュウが木なら俺は・・・」


そういってシンは落ちていた石をジェラーめがけて投げた

やはり一撃。


「俺も!!!おりゃっ!!」


木で切ったつもりが吹っ飛ばしてしまった。

そして吹っ飛んだ先にもジェラーがいて合計2体倒してしまった


「皆さんいいですねー!ではバフ解除しまーす」


解除された瞬間一気になんとも言えない何かが抜けていくような気がした

なんか・・快感になりそうな・・・そうでもないような・・・


「なんか弱くなった気がするけど・・・えい!」


「ちゃんと話を聞いてくれ・・・学校でのお前はどこ行ったんだ・・」


シンが今のヒナのキャラにあきれているのだろう、変わったしな・・・



それはそうとしてヒナのパンチは全く効いておらず心なしかぷにっと音もした気がする

かわいい


「ギュギュギュー!!」


怒ってるのかじゃれてるのかわからない声を出した後ジェラーはヒナめがけて突進をした


「キャッ!痛いなー」


そして・・よく見ると着ている服の一部が溶けていた。







これは・・・まずいですね・・・

薄い本の展開になってしまいますよ!!!


「いやー!服!服!」


「何してんだ!早く逃げろ!!」


この展開はまずいと思ったのかシンが必死にジェラーに攻撃し始める


「わー!!何してるんですか!!」


アイが空に魔法陣を描き雷を降らせた、AIつえー


「あっ・・・監視役はクエストに参加するのは禁止されているんだった・・」


怒られるだのクビになるだのわんわん喚いた後


「・・・これでクエスト完了にするので言わないでくださいね?」


「は、はい」


よくわからないままクエストが終わり、報告をしに行くのだった












「・・・・はい!大丈夫です!クエスト完了お疲れ様です!」


どうやらクエストが終わった後不正がないかAIの情報を確認するらしい

今回はAIが不正をしたらしいのだが大丈夫だったらしい


AIおそるべし



「これが報酬となります、どうやら武器を持ってないみたいなので3人分の武器が買える額に報酬を上げておきました!そして今後は依頼を受けれるようになります!」


どうやらさっき受けていたのはゲームでいうチュートリアル的なあれらしい

今度はちゃんとした人の依頼を受けて進めていくらしい


「報酬か・・・シュウには持たせるのはやめておこう」


「なんでだよ!!」


「無駄遣い」


5文字で人を納得させる男・・リスペクトっす


「私の・・・服・・」


ヒナはジェラーにあんなことやこんなことをされ服があんなことになっているので胸元を手で隠す形でギルドに来ていたのであった


「大丈夫だよヒナちゃん!新しい服あげるから!!」


「あり・・がとう、アイちゃん・・」


うんうん、感動だなぁ








「てなわけで」


ギルドから出て武器屋に来ていたのであった


「何買う?」


「もう拳はやだな」


「うん、やめておけ」



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