ファンタジーといえばカタカナ文字
1日に2話投稿!!
珍しい!!
宿に1日泊まってゆっくり休んだ俺たちは街を歩くことにした。
「しかしなー、ほんとに来るとは・・」
「まったくだ、迷惑にもほどがある」
それはわかる!!!もうちょっと・・・あるだろ!
「私は楽しいからいいけどね」
「やれやれ・・ところで転生方法が気に入らないってどういうことだ?」
「そのまんまだよ、このままだったら異世界移転だろ」
「・・・は?」
この顔は・・・あれだ、転生も移転も変わらないよ・・・って顔だ
「まぁ移転だったら死んでないから現実に戻れるのか?」
戻る方法で定番なのは・・・魔王とかを倒すことか・・・なんかのアイテム使用かのどっちかだな
「戻れるなら早く戻りたいな。生きていける保証もないし」
「えー?もう少し楽しもうよー」
俺もそうしたいんだがな・・姫奈、この異世界への移動方法は嫌なんだ・・・!
こんな個々の世界の人からすれば変な会話でしかない会話を繰り広げて
俺たちはある建物の前に来ていた。
「・・・定番でいけばギルドだな」
「定番とか知らないから」
「行ってみたいなー」
こんなにも協調性がなくていいのだろうか、とは言わず扉を開ける。
・・・そして閉める
いやいやいや聞いてないから!あんなにごつい人達がいるって聞いてないから!
なんか床穴空いてたし!若干血も見えてたし!
「血だよ!血!血!「うるさいな」
「秀也、たぶんギルドってこっちじゃないかな」
「指をさした先には丁寧に看板にもわかりやすくギルドと書いてあった」
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初心者歓迎!!ようこそギルドへ!
君も勇者になろう!!
いいクエスト、そろってます
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さっきの俺が開けた場所は何だったのだろう・・・
改めて扉を開ける
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そこにはいかにもの戦士や魔法使い、格闘家などの人たちが交流をしていた
「ほえー初めて見たー」
「ああ、俺たちの今着ている服とは違うんだな」
「町の人が同じような服着てるもんね・・・あの子の服かわいいなー!」
初めて見る光景に圧倒されると
「いらっしゃいませ、クエストの依頼ですか?」
依頼?なるほど。服装が村人だから依頼しに来たと思われてるのか
「はいはーい!クエストやってみたいでーす!!」
姫奈・・・
「えっ?でも服が・・・」
店員が困り、姫奈も困り、俺も困った、さぁどうする!俺!
「実は初めて来たものでよくわかってないんだ、なんか俺達でも受けれるものはないか?」
真二・・・ありがとう
「そうでしたか、でしたらまずこちらに登録をお願いします」
ゲームの利用契約のように長い文章と名前を欄がある
「ここだけの話・・ぶっちゃけその文章読まなくていいですよ、どうでもいいんで」
「店員がそんなこと言っちゃダメだろ!」
名前を書く欄に名前を書こうとしたが
「ちょっと待て、名前どうする」
「ふつうに秀也、真二、姫奈でいいだろ」
「せっかくだから名前をカタカナにしていい感じにしないか?」
「カタカナの意味なんてないだろ」
「いや?こういうアニメではカタカナが多いよ!カタカナにしようよ!」
俺以上に熱くなっている・・・恐ろしい子!
てなわけで
「ではシュウさん、シンさん、ヒナさんでよろしいですか?」
「はい、お願いします」
秀也がシュウ、真二がシン、姫奈がヒナとなった
「では受けれそうなのは・・・ジェラー退治などいかがでしょう」
ジェラー?そういえばあの騎士たちも言ってたな・・
「こんなのです」
写真を見せてもらった、俺が倒したスライム(仮)じゃん!
んで?ジェラー・・・ジェル・・・erつければいいってわけじゃないだろ!
「それ1体だけ倒したことあります」
「おお!頼もしいですね、では10体ほどでいいのでお願いします」
そういって店員はとあるパネルを操作して・・
「アイ!よろしくな」
「はいはいはい!私が人工知能兼クエスト監視役のアイでーす!よろしくー!」
「よろしくー!」
AIだからアイか、単純!性別的にヒナは仲良くなってるし
「秀也・・じゃない、シュウ、倒したって本当か?」
「ああ、俺がこの手でズバババーっと・・・」
「・・・まぐれか」
「違うわ!!」
結構長くなってしまいました。
今後もこんな風に長くなるかもしれませんがご了承ください