武器は欲しかった
心地の良い風が吹いている、昼寝をするにはもってこいの日だ。
真二と姫奈も草の上で寝ている、平和だなぁ・・・・
ただ今いる場所を除けばの話だが。
「あの薬本物かよ!!」
普通は薬は偽物オチだろうが!!
まぁいい、ちょっと探索するか。
3、40㎝の木を手に入り組んだ・・・・わけではない1本道を進んでいく
なーんかうまくできている道だなぁ。
そんなこんなでまーたうまくできている広間的場所に出てきた
そういう場所に限っていやなことが起こるんだよなぁ
予想は当たり人間には見えない何かがでてきた
んー、スライムってところかな?
剣・・木を構え戦闘に備える。
ゲームではこういうのは素早さが高いからいったんガード・・・
「ギュァーー!」
なんともかわいい鳴き声・・ではなく襲ってきた!!
いっ・・・痛いな・・・でもそこまででもないんだな。
反撃だ!
俺はスライム(仮)にまっすぐ木を振り下ろす。
「これで倒せるわけないかー・・・」
「ギュゥ…」
嘘だろ?・・初心者に負けるのか・・・
「大丈夫かい?」
若い男の声がする
「村人さん、怪我はないかい?皆は周りのジェラー駆除を」
「「「はっ!!」」」
「村人?俺は・・」
服装を見るといわれてみれば村人っぽい服装だった。
「すいません・・ここってどこですか?」
「どこって・・ダルトフィアに決まってるだろ?」
ダルトフィア・・・大陸名だろうか?
「秀也ーどこだー」
「どこー?」
これは真二たちの声か。
「ん?まだ人がいたのか」
「秀也、この人は?」
「わからない、けどさっき助けてくれたんだ」
「ふーん・・・」
あれ?いつもと違う場所でも平然としてるぞ?すごいなぁ
「とりあえず近くの村に案内しよう」
「いらっしゃいませ・・・ってダルト騎士の方がどうなさられました?」
「この者たちを休ませてくれ、代金は一般兵が払う」
「いえいえ、お代は結構です、さぁさぁこちらです」
優しい老婆についていき部屋で休むことにした。
「これからどうするんだ?」
「どうするって・・ここから帰る!」
「帰るって・・・お前の好きな異世界だぞ?」
「転生方法が気に食わん!!!」
「もう好きにしろ・・・」
「ははは・・・」
続編でした
次回をお楽しみに