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どうも。悠貴です。
えー、振り向いたらイケメンがいました。
並のイケメンじゃなくて、ものすごいイケメンです。羨ましい!
「おい!ディーン様の前だぞ!跪け!」
と、怒られたんで跪きました
「皆、立ち上がっていいよ」
と言われたらダッと一気に皆立ち上がった。
おぉ…なんか壮観
「そして、彼は誰?」
ディーン様が僕を指さして言った。
「「「え?」」」
一斉にざわつき始めた。
そりゃ当然でしょうね。知ってると思ってた人が全く知らない人なんだもの。
俺は大声で叫んだ
「俺は大澤悠貴!地球の日本と言う国で生まれ、育ち!そして死んだ男!」
「「「「それは自慢げに話せる事じゃねぇから!!!」」」」
「アッハッハ!彼面白いね!僕がジーン様に取り次いであげるよ!おいで!」
「あ、はい」
なんかまぁ落ち着いたんでディーン君の元に行った瞬間に見ている風景が変わり、目の前にいる人も変わった。
うん。やっぱイケメンだね。
「ジーン様、連れて参りました。」
いつの間にかディーン君跪いてるし。
「うむ、こっちに来なさい。」
「いや、こっちに来なさいって言ってる時に近くに寄せてるよね君!?」
その瞬間、雰囲気が一変した
「君、誰にそんな口を聞いているのかね?」
「えっ…」
雰囲気がものすごく怖くなったディーン君がいるんですけど!?
「ディーン、静まれ。」
「はっ」
一瞬でディーンが怖くなくなった。
「まぁ、自己紹介をしよう。私は主神ジーン、この世界を束ねし者だ。」
「大澤悠貴。地球の日本と言う国で学生をしていました。」
「悠貴君か、ねぇ僕とゲームしない?」
「は?」
「ゲームの内容は君が決めていいからさ!ね?」
「わ、わかりました」
「ゲームはいつやる?」
「今から地球の時間で30分後はどうでしょうか?」
「わかった!」
よーし、やるからには絶対勝つぞ!
~30分後~
「決めました!○×ゲームにしましょう!」
「なんだい?それは」
「3×3のマスに○と×を書いて1列埋めた方の勝ちって言う簡単なゲームです!」
「よし、やるか!」
その瞬間、紙とペンが出てきた。
~10分後~
「ぐぬぅ…勝てない」
「ジーン様は単純ですね!」
「次は私が決めるぞ!」
「ジーン様が決めるんですか!?」
「悠貴君が選んだんだから次は僕の番だ!次はオセロだ!」
「わ、わかりました…」
~20分後~
「なんで勝てないんだぁぁぁ!?」
俺はこう見えてもオセロは負けた事ないんだよな。
「ふっ、甘いですねジーン様。」
「ぐぬぬぬ…」
ん?体が光り始めたぞ?
「やはり、神世界に迷い込んでしまったんだね。」
「はい?どういう事ですか?」
「死んで、離れた魂が本来行く場所じゃなくて間違った所に行ってしまったんだよ。」
「あぁ~なるほど」
「まぁさっき転生所に君の転生は僕ら神が預かるって言ったからその承認時に支配変更って意味で光が出ただけだよ」
「ふむふむ」
「んまぁ、もーすぐ転生しないと一生世界の狭間をさ迷うことになるんだけどね!」
「早く転生させてくださいぃぃぃぃ!」
「もう決めてあるよ。」
「どこですか?」
「んまぁ、行ったらわかるよ!」
「ええええええ!?」
とりあえず、僕が勝つまで死んで欲しくないから、強力なスキルを付けておくね!あと、記憶もそのままにしておくよ!
「流石神様だ!」
「後、ジーン様じゃなくて、呼び捨てでいいし、敬語も使わなくていいよ!」
「ジーン様!?」
「ディーンは静かにして」
「…はっ」
「わかった。ジーン。代わりに俺も悠貴でいいぞ。」
「OK。悠貴」
まあ良い異世界ライフを送ってね!
その瞬間世界は光に包まれた。
これで異世界転生するまでを終わりました!
次話から異世界ライフ、たまに神世界に行ったりします!