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神の能力で世界最強になる!  作者: 水無月純
3章
28/63

3-6

イクトに話があったのを思い出したが、まぁ落ち着いて朝食を食べました。

やっぱり美味しかったです。



「なぁイクト。」

「おぉラグナか。そう言えばなんだが…」

「そうだ。その事で話がある。」

「そうか…」

「人気のない所で話そう。」

「あぁ」



そうして、滅多に人が来ない家の裏側の林の中で話を始めた。



「多分、これからお前は少なからず負の感情を持つと思うが、落ち着いて聞いてくれ。」

「あ、あぁわかった。」

「えーっと、俺は神化や天使化、ティアーナは邪神化が最終的手段と言うか、切り札になる。まぁ2人とも神になれると言う事だな。」

「あぁ…つまり俺にパーティーを離れろと?」



そしたらラグナは平然とした顔で



「勿論、その手もある。」

「…お前って結構薄情な所あるよな。」

「すまねぇな。」



イクトはイライラしていた。

何故なら俺はお前の自慢話を聞くためにここに来させられたのか?と考えていたからだ。



「俺はイクトもティアーナも大切に思っている。家族と言ってもおかしくはない。」

「家族にそんな事言うのか?お前は」

「落ち着け。俺は1つお前に聞きたいことがあって来てもらった。」

「…何だ?」

「お前に身に付けてほしい力があるんだ。」

「ほう?」

「精霊化だよ。」

「…は?」

「いや、正しくは精霊の力を借りて戦うと言う感じか。」

「いやいやいや!無理だろ!」

「そうか…無理なら仕方が無い…だが、精霊化があるならお前はもっと強くな「やらせてくれ!」」

「…ん?いやでもお前は無理だって言ったよな?」

「それは悪かった。俺が浅はかだった。だが強くなれるチャンスをみすみす逃す訳にはいかない!」



ラグナは口角を上げてこう言った。






「お前に覚悟はあるのか?」



俺は揺るぎない決意を持った目でこう言った。






「お前が冗談でそんな事言うか?」



互いに握手をして言った。



「「決まりだな。」」

「だが、俺は精霊については何も知らないぞ?」

「あぁ、とりあえず精霊について教えよう。精霊は、いつどこにでも存在する。例えばここは風の精霊シルフと土の精霊ノームが存在している。」

「俺は全くわからないぞ?」

「まぁな。これは訓練だ。」

「精霊はどんな形をしているんだ?」

「これは完全に才能だよ。見える人ははっきり見えるし、見えない人は見えない。」

「俺は何をしたらいいんだ?」

「とりあえずこの大地や風に感謝しろ。心の底から。そして無心になれ。」



イクトは座って呼吸を整え、「感謝」をし始めた。

それから3日間、何も飲まず、何も食わずに感謝し、無心になった。

3日経った頃には風や土の息吹を感じる様になった。





ーーー鼓動を感じる。存在を感じる。




その時、声が聞こえた。



「君?ずっと私を呼んでたのは。」

「いや、君だね。絶対呼んでた。」



手のひら大の小さい者がプカプカ浮かんでいた。



「いやーまさかねー、本当に呼び出すなんて思わなかったよーしかも私達の手下じゃなくて実際に王を呼んじゃうんだもんねー」

「シルフ。手下って言うのは良くないぞ。臣民と呼ばぬか。」

「えーめんどくさーい。ってあれ?この人気絶してない?」

「…うむ、その様じゃな。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



目を覚ますとラグナがいた。

だが、頬は引き攣り、少しだけだが汗を垂らしていた。



「まじかよお前…精霊化の才能が皆より突き抜けてるぞ。まさか各属性の精霊王を呼び出すなんてな…これなら聖霊化も可能なんじゃないか?」

「へへ…やったぜ。」



目を開くと小さな精霊がいた。ものすごく小さい。掴んだら潰れてしまいそうだ。



この日から俺の精霊化の修行が始まった。

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