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神の能力で世界最強になる!  作者: 水無月純
1章
12/63

1-11

この話から「どうも、ラグナです。」が無くなります!

ダンジョンカードを入手してからの日常はだいたい

学校→終わったらダンジョンで修行&攻略

(朝、昼飯は学校、夕飯はダンジョンから帰ってくる時にどこが食べる)って感じで進めていた。

よし、ここでステータス確認してみよう。


「ステータス」

名前:ラグナ

年齢:6

レベル:19

体力:∞

魔力:∞

スキル:神々からの祝福(魔法がどの属性でも使える、無尽蔵の体力、魔力)

スキル②:作成(魔法、スキルを作れる)

備考:神の力を持ちし者。ステータスの隠蔽も可能。


お、レベルもそれなりに上がって来てるな。

強くなってきたからなのか、どの相手が強いのか、弱いのかが手に取るようにわかってきた。

ちなみに2人は


「ステータス」

名前:イクト

年齢:6

レベル:15

体力:2500/2500

魔力:1700

スキル:剣術7/10

備考:剣聖の才能を持ちし者


「ステータス」

名前:ティアーナ

年齢:6

レベル:15

体力:3500/3500

魔力:500/500

スキル:格闘8/10

備考:???


なんかティアーナのステータスの備考欄が気になるなぁ…

まぁ、気にしたら負けって事で!

あ、そういえばヤヌスさんは


「ステータス」

名前:ヤヌス

年齢:26

レベル:57

体力:3200/3200

魔力:5800/5800

スキル:闇魔法6/8

備考:SSランク冒険者。世界に20はいない。


嘘。ヤヌスさん強いじゃん。

いや、魔力おかしいじゃん。まぁ俺が言えないんだけどね。


「…魔法作成完了、魔法名:鑑定」


あー…いいねそれ。ナイスだよ作成!


えーそしてどうも。俺とイクトは格闘大会、ティアーナは魔法早撃ち大会の日がやってきました。

格闘大会の5人は俺、ユウ、マカ、ディル、イアルの5人と、イクト、ユグル、シュウ、センタ、マーアスの5人となった。

俺のチームはAチームで

イクトのチームはBチームで分けられた


まず早撃ちの結果だけど、ティアーナは普通に予選落ちしてました。

これでもティアーナは魔力でも優れてると思うんだけどなぁ…


そして格闘大会。よし、頑張るぞ!


「1回戦!AクラスAチーム!DクラスBチーム!」

「「「「はい!!」」」」

「互いに、礼!」

「お願いします!」

「先鋒、前へ!」


おー、先鋒はディル君なのね。

ちなみに俺は中堅(さんばんて)だぞ!


「始め!」


ディル君!素晴らしいぞ!相手の攻撃を(さば)きつつ的確にダメージを与えている!

ディル君普通に強いんじゃない?



最後はディル君の関節技で相手を参らせた。

ディル君かっこええ…


「次鋒、前へ!」


お、次はマカ君か。

どうなんだろうか。期待だな!


「始め!」


マカ君は10秒後、参ったしていた。

マカくん、倒されて固め技されてもう動けなさそうだったね。


「中堅、前へ!」


あー。俺かよ!そういえば、この勝負の勝利条件はまず、『参ったによる降参をさせる事』、『場外に追い出すこと』、『気絶させる事』、『審判のジャッジ』の4つである。


「始め!」


うわー。相手も中々強いのをぶち込んでくるなぁ…

まぁ、俺には遠く及ばないけどね!

掴みかかって来たところを背負い投げし、普通に参ったするかと思ったら立ち上がってきたので、普通にびっくりしたけどそのまま場外に蹴り飛ばした。


「嘘だろ…あれ去年の個人戦チャンピオンだぜ…」

「あんなにいともたやすくやられるなんて想像してねーだろ…」


「副将、前へ!」


副将はイアル君だった。


「始め!」


相手の攻撃を避けつつ、相手を場外に押し出した。

この勝利により我がチームの準決勝進出が決まった。


「勝者!AクラスAチーム!互いに向かって、礼!」

「ありがとうございました!」


皆バタバタと自分のクラスの所に戻って言ってる時に、ディルに話しかけられた


「なぁなぁ、ラグナ。」

「ん?なんだ?」

「実は、あの投げ技を教えて欲しいんだ!」

「あ、背負い投げか?」

「多分そう!」

「あぁ、いいぞ!」

「まじか!やったぜ!」


ディルに背負い投げを教えたらものすごく飲み込みが速くあっと言う間に自分の物にしてしまった。

準決勝は確かBクラスのAチームだったな…

ん?イクトのチームは…あっ負けてるし…

イクトお前何負けてんの…


「準決勝!AクラスAチーム!BクラスAチーム!」

「「「「はい!!」」」」

「これからは公式戦と同じく扱う。絞め技、絞め技による気絶もありにする。

では両者!互いに向かって、礼!」

「「「お願いします!」」」


うわー。一気に本格的になったな…


「先鋒、前へ!」


あ、オーダー変更でディル、ユウ、俺、イアル、マカの順になった。


「始め!」

「ふっ!」


始まって一閃、ディルは俺直伝の背負い投げを決め、その後すぐ相手が降参した。


「次鋒、前へ!始め!」


そういえばさっきユウ君の勝負見てなかった…

って速っ!?

ユウ君すんごい速度で蹴り入れてるけどあんま効いて無くない…?

あっ、ユウ君場外に押し出された。


あー、次俺だ!よし、やったるか。


「中堅、前へ!」


うわ、また強そう。


「始め!」


絶対背負い投げ対策はされてるから足払いで倒してから絞め落とした。

…ごめんね、後で謝っとこ。


「副将、前へ!始め!」


イアル君~頑張ってよ~

あっ、負けた。


「大将、前へ!始め!」


マカ君も当然のように負けた。


「勝者、BクラスAチーム!互いに、礼!」

「「「「ありがとうございました!」」」」


結果論で言えば、このままBクラスAチームが優勝した。


「フリータイム!」

「なぁイアル君、フリータイムって?」

「あー、これは男女誰でも好きな相手に格闘戦を挑めるのさ。」

「ふーんなるほど~」


後ろから肩をつつかれた。


「…ラグナ。勝負。」

「なんだティアーナか。いつもみたいにやるか?」

「…今回は本気。」

「…わかった。」


そしてドームに行ったらイクトが必死にここから離れるように言って、ドーム状の結界を広げた。


「試合開始!」


その瞬間俺とティアーナは「本気」で、勝負を始めた

元々体術はとても優れている上に、自己強化魔法もかけているため、2人の戦いは教師が目に集中して強化魔法をかけていてギリギリ見えるレベルであったため、一般生徒(イクトを除く)は何をしているのかさえ、把握出来なかった。

武術の教師も見る事は出来たが、自分がそれを出来るかと、ある生徒が質問したら


「あの片方が本気で私の相手をしたら私は30秒を持たずに倒されてしまうだろう。」


と言う答えが返ってきた。

結果、ラグナの足払いがティアーナの足を払い、ティアーナはものすごいスピードで回転した後、ラグナにお姫様抱っこされた。


「今回は俺の勝ちだな。」

「…次は負けない。早く降ろして。」


瓦礫の上で美男が美女をお姫様抱っこしている風景は誰が見ても綺麗だと言う感想を抱かせる程に美しかった。

その後、イクトの結界が解除され、瞬間拍手に包まれた。

そして、格闘大会は終了したのである。

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