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第1話 泣いてなんかいないよ。ばか。

 大学エデン。正義の味方のスタートパーズと悪の組織の天才原初の悪アレキサンドライトの黄金のりんご計画プロジェクト。


 泣いてなんかいないよ。ばか。


 大学エデン。第一研究塔。最上階。透明なドームで覆われた温室の空中庭園にて。


「不老不死、……ですか?」

 思わずスタートパーズはなんだかとっても変な顔をした。

「はい。そうです。人類の夢ですね」

 にっこりと笑ってウルトラパールは言った。

 二人は今、大学エデンの中に七つある研究塔と呼ばれている研究施設の一つ、第一研究塔の一番上にある空中庭園と呼ばれている透明なドームに覆われた温室の中ににいた。(緑豊かで、水が綺麗で、あったかくて、なんだか楽園みたいなところだった)

 そこにある白くて丸いテーブルのところで、二人だけでこっそりと秘密のお茶会をしていたのだった。

 白くて丸いテーブルの上には紅茶のほかに、一口で食べられるくらいの大きさのいろんな種類の美味しそうなケーキが三段重ねの豪華な鳥かごみたいなお皿の上に置いてあった。

 この第一研究塔の主人であるウルトラがスターを『ある目的』のために秘密のお茶会に招待したのだった。

 スターは金色の長くて綺麗な髪をしていて、空のような青色の大きな瞳をしている。

 猫っぽい可愛らしい顔をしていて、肌は白くて、背は普通よりも少し高かった。

 年齢は二十歳になったばかりで、世界中から天才が集まるとても大きな世界一の大学エデンの学生の一人で有り、そして世界でも有数のお金持ちのお家に生まれたお嬢様でもあった。

 真っ白なミニのタイトスカートのスーツを着ていて、とても高価で、とても貴重な考古学的な価値のある指輪や髪留め、首飾りなどの装飾品を目立たないようにいくつか身につけている。

 足元は白いブーツだった。

「そんなことが本当にできるんですか?」

 絶対にできっこないって思いながらスターは言った。

 そして、もしできたとしてもやってはいけないことだと思った。

 実際に『不老不死の研究は禁忌指定されている禁断の研究』だった。

「スター。あなたはできないって思っているみたいですけど、どうやらそれが本当にできるみたいなんです。私も実はスターと同じでできないと思っていますけど、アレキサンドライトはそう言っていますね」

 にっこりと笑って紅茶をゆっくりと優雅に一口飲んでからウルトラは言った。

 ウルトラパールは大学エデンに七人いる、それぞれが七つある研究塔の一つの主人である大学エデンの教授の一人で、とても美しくて、でもどこか子供っぽい女性だった。

 腰まであるさらさらとした真珠色の真っ白な髪をしていて、童顔のとても綺麗な顔をしている。

 大きな瞳は金色で、背が高くて、大きな胸をしていて、足はとても長かった。(なんだか理想的な形に作られた神話に語られる神様の彫刻みたいだった)

 ウルトラは体にぴったりとしたスーツのような変な服を着ている。

 見た目だけでいうと、まるで『正義の味方がきているようなスーツ』だった。

 そして実際に、『本当にウルトラは正義の味方だった』。(正義の味方の仲間たち以外には、表向きにはみんなには秘密にしているけど)

 影で世界を救っているのだ。

「アレキサンドライト博士が禁忌条項にふれる禁断の不老不死の研究を成功させたってことなんですか?」

 大好きなケーキも食べないままでスターは言った。

「半分だけですけどね。不死のほうはまだですけど、どうやら不老のほうはもう成功しているみたいです。不死のほうももうすぐだと言っていますね」

 アレキサンドライト。

 世界中から天才たちが集まっている大学エデンの中でもさらに天才と言われる一握りの真の天才の一人で、第一研究塔の主人である大学エデンの教授ウルトラパールと同じ第六研究塔の主人である七人いる大学エデンの教授の一人。

 大学エデンの教授をしながらアレキサンドライトは現在、自分の名前のアレキサンドライト社という大きな会社の社長をしている。

 少し前に世界中で流行った大きな流行病の特効薬を作り出して、世界を救ったとして世界中から賞賛されて世界で一番名誉のある賞を受賞した人でもある。

 とても美しい女性で、『世界で一番美しい人』とも言われていて、そのことでも世界的に有名な人だった。(そしていろいろと悪魔のような人だとか、悪い噂のある人でもあった)

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