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LONELY   作者: sun
4/11

荒野

主人公 春風 藤里:父親からは暴力を受け、母親からは放置状態、学校ではいじめを受けている

春風 攻吏:謎の女の子とても可愛いくて綺麗な見た目をしている。戦闘能力がとても高い事がわかった。

小川 桜:攻吏と一緒に現れた謎の女の子小学生の様な見た目をしているが戦闘能力が高いことが分かった

龍:恐らく敵の謎の生命体

「ど どこですか?ここ、、、」

細く消えそうな声で私は攻吏に話しかけた。

「ん〜、、、分からん」

「へっ?」

思わず変な声を出してしまった。

「いや、だって〜急いでて詠唱をちょっとだけ省いちゃったんだもん、、、てへっ」

またもや混乱していた私の頭は「てへっ」の言葉で怒りに変わって行った。

「てへっじゃないですよ!!!こんなに何も無いところでどうするんですか?後桜さんと優香はどこにいったんですか?」

「桜は自分で詠唱して転移していたから拠点に帰ってるんじゃないかしら、優香ってさっきの女の子だよね?あの時あの子を庇っていたら藤里は死んでいたよ、、、それは分かるよね」

回りくどい言い方は辞めて欲しい、、、

つまり、 あの体育館において来たってことじゃないか。

確かに私をいじめていたのは事実だが、1度私に似ていて助けたいと思ったのは確かだ。

なのになのに

「そんなの酷いよ」

ポロポロと涙が溢れてきた。こんな感情で涙が出てきたのは初めてだ。他人の事で悲しい何て今の今まで感じたことの無い感情。

「それがあいつの運命だったんだよ、、、

気を取り直して今は拠点に帰ることを考えて行こうよ!」

気を取り直してってまるで他人事の様に言うな、、、まー他人事だけど。

「ま まってください、拠点って何ですか?何処にあるんですか?」

波で震える声でそう攻吏に問いかけた。

「ん?あーそう言えば藤里には何の説明もしていなかったね。じゃー歩きながら話そうか

歩ける?」

そう言いながら私に手を差し伸べてくれた

「あ 歩けますよ」

私は攻吏の手を取り立ち上がる。今気がついたが私は失禁していたようだ、、、

「「あっ」」

恥ずかしすぎて赤面する。おしっこだけで良かった、と思ったがやっぱりそれでもこの歳でおしっこを漏らすのは恥ずかしすぎる。

「ま ま〜初めてあんなのを見たら失禁してもおかしくないよね」

苦笑しながらそう言いフォローしてくる。

そ その変なフォローが1番心に来るよ

パンツは勿論スカートまで濡れてしまっている。

「うーんじゃーパンツは脱ごうか?」

苦笑し続けながらいきなり変な事を言い出す攻吏

「は はっ!?な なんでですか!?絶対に嫌ですよ!!!」

「いやだって擦れて絶対に痛くなるし、ず気持ち悪いでしょ?」

確かに擦れて痛くなるのは嫌だなそう悩んでいると、今履いてるのはシマパンと言うのを思い出した。

まー脱ぐのは百歩譲って良いとして、攻吏さんに私のシマパンを曝け出してもいいのか?

シマパンは可愛いよ!!!そう思って私は買ったんでしょ?

いやいやいやでもシマパンだよ?ちょっと子供っぽくない?

いやいや、、、

いやいや、、、

いやいや、、、、、、

そう脳みその中で小さな会議をしていたら攻吏さんが

「早く脱いで!!!もう行くわよ!!!」

「えっえ〜!?じゃじゃぁ脱いだパンツはどうすれば良いんですか?、、、どうすれば良いんですか!?」

脱いだ後の事に気づいてビックリしてしまった

「し 知らないよ、そこら辺に捨てれば良いんじゃないの?、」

「え〜嫌ですよ〜!」

そこら辺におしっこ付きのパンツを捨てるなんてありえない、、、

ど どうすればいいのだ?私、、、

「あー!!!早くしてよ!!!こんなところにずっといたくないの!!!

さっ、どうするの!?」

「う 埋めます」

咄嗟に口にした言葉が一番良いアイデアだと思う。

「う 埋めるの?じゃ じゃぁ早く埋めてよ」

笑いを堪えながらそう言う攻吏さんはイライラする!!!

心の中で叫ぶ。

パンツを外で脱いだのは勿論初めての体験だ。これがスカートではなくズボンだったらと思うとゾッとする、、、

私は踵で小さな穴を掘ってパンツを埋める。

おやすみなさい、私のパンツ、、、

そうやって手を合わせるとついに攻吏は吹き出した

「な な 何やってるの?」

「本当、何やってるんでしょうね?」

自分でも何をやっているのか分からない

「下がスースーします、、、」

「そんなの当たり前でしょ。さっ行くよ」

そう言い攻吏は歩き出す。それを追いかけるように少し遅れて私も歩き出す。突っ立ってた時よりもスースーするが、もう我慢するしかないので諦めた。

「じゃーまず今から私たちの説明をするね」

そう言うと攻吏はゆっくり語り出した。

「私たちは「竜」の血が混じっているの、でも「竜」って言ってもさっきの「龍」じゃないよ、「龍」と「竜」の違うところは、まず「龍」はさっきも見た人の形に似ている化け物の事。あいつらは自分が食べた人に化ける事ができるの正確に言えば血を一滴でも体に取り入れれば化ける事ができるの、でも身体能力や知能は化けた物のベースになっちゃうから人に化けた「龍」は簡単に殺せるわ。

後厄介なのは人に化けた「龍」どんな化学技術で調べても化けたものベースになっちゃうから判別するのは至難の業だよ。

次は、「竜」ね。「竜」はあなた達の言うドラゴンの様な見た目をしているわ、彼ら「竜」は私たちの協力者でもあるの、「竜」はまだ「龍」がいる前は人間と共存していたの、でも「龍」が現れた時にそれは一変してしまった、「龍」は「竜」に向けて宣戦布告して「龍」と「竜」の戦争が始まるの、この戦争で「龍」は恐ろしい勢いで減っていった、それに焦った「龍」人間に化けて「竜」の悪い噂を流して人間を仲間に引き入れた、「竜」には「竜」が自分達で決めた人間に対して攻撃してはいけないと言うルールがあって人間達に反撃出来ずにどんどん数を減らして行った、場は一転「龍」達の卑怯な作戦で「龍」達が逆転してしまうの、数の少なくなった「竜」は地球の地下深くにある液体鉄合金の中で眠りについてしまうの、そんな中「龍」達は次に人間達を絶滅しようとして人間の大虐殺が始まるの、そこで「竜」の後にまた人間との大戦争が始まるってしまう、その戦争はすごい激しいものとなって、人間も「龍」も総力戦になるの、その大虐殺で世界の人間の9割が死んでしまった、でも人間が絶滅する前に「龍」達が降参して何処かへ逃げてしまったんだ、でももう1割に減ってしまった人間たちじゃ探すこともできないから人間達も諦めた、そして新しい時代を築こうと頑張ったのがあなた達の御先祖様ってところだね、でその「竜」が長い眠りから目を覚まして大昔の戦争で力を奮っていた強い人間達の子孫達に接触するのそしてその子孫達に自分達の血を少し分け与えて力を解放させる、そうして近い内に完全に目を覚ます「龍」達への対策をしているの、で私達がその昔力を奮っていたって言う人達の子孫、さっきの桜は「小川」って苗字なんだけどそれもその力をを奮っていた一族、まー小川とか多分沢山いると思うけど桜の小川は特別らしい、私もそんなんだよね〜ハハハ」

そう言って長い話は終わった。歩いている事を忘れるくらい話に集中していた私は色々気になる点があるがまず1番気になっていることを聞いた

「あ あの、攻吏さんの苗字って何ですか?」

「、、、、あっ!!!自己紹介まだだったっけ!?ごめんね〜私の名前は「春風 攻吏」

よろしくね」

そうやって手を伸ばしてくる攻吏さんの手を握って一瞬嬉しくなったがある事気づき恐る恐る聞いてみた

「同じ苗字って事は私もあいつらと、、、龍と、、、」

「、、、そうだよあなたと私の祖先様は同じ

、昔の戦争で生き残った一人、力を奮っていたいた「春風 勇摩」」

今回も読んでいただきありがとうございます。

攻吏と藤里の関係性が分かってきましたね。これからやっと書きたかったところが沢山書けるので張り切って書いていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします

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