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第4話

 クレイが熱を出してから6年の月日が流れた。

王都に存在する学園の入学も無事に済み中等から高等へと進学し卒業を迎える為に準備期間に入った所だった。

そんな終わりと始まりを迎える為の期間は呆気なく壊されたのだった。


「クレイ・フォン・アリガル。 貴様は本日を持って国外追放とする。」


「はて?」


 いきなりの事にクレイは理解が追いつかなかった。

国外追放を口にしたのはこの国の第二王子であるルイン・フォン・グラン。

自分より成績が上だった、自分より魔法が上手く使えたと何かあればクランに食って掛かってきた。

そんなルイン王子をクランはのらりくらりと関わるのを避けて来のだが理由も分からない国外追放。

誰であれ頭にハテナしか浮かばないだろう。


「ルイン様、なぜ儂がその様な罰を受けるのですかな?」


「貴様は今までどれだけ私を愚弄してきたと思う?」


 はて?と考えるが思いつく事がない。

もしやと思い周りを見渡すが王子派の連中しか居ない。

やられた。

適当な理由を付けて追い出すのが目的か。

クレイはそこまで考えついたが既に手をくれだった。


「既に刑は出ている。 家に戻れると思うなよ?」


 ルインがそう言うとクレイは常駐している騎士に腕を掴まれ連行される。

辿り付いたのは王都の南門であった。


 その日、クレイは着の身着のままで王都から追い出されたのだった。

武器も防具もお金さえ手元に無い状態での追放であった。

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