表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
当世妖怪気質~妖怪と暮らすということ~  作者: 剣月しが
本編 ~妖怪と六法のある生活~ 【完結済】
13/36

第六話 この冬の思い出

 病院の天井は優しい色をしている。


 リクライニングベッドに横たわりながら、手元のスイッチを押し、ゆっくりと上半身の角度を起こしていく。くしゃみや咳をすると、術後のお腹の縫合部分が酷く痛むので、腹筋に力が入らないよう細心の注意を払い、細い腕だけでベッドから降りる。


 (しばら)くは絶対安静だった筈なのに、尿路カテーテルが抜けた途端、なるべく体を動かすようにとお医者さん言われたので、行きたいところなんて特に無いんだけど、僕は病室と同じフロアにある談話室まで歩いてみることにした。


 ここ九階は、一週間以上入院する予定の患者専用のフロアらしい。


 平日の朝早くは、面会人も少ないし、他の入院患者も部屋にいるので、点滴をぶら下げているキャスターのガラガラという音と僕のスリッパのペタペタという音が、廊下に静かに響いている。


 談話室まではそれほど遠くなく、看護師さんが忙しそうにしているナースステーションの前を通過した先の突き当たりまで、僕はのろのろと徘徊していく。


 病院の廊下の窓は僕の身長からは少しだけ高くて、背伸びこそしなくても良いけれど、身長よ早く伸びろと思わせるに充分な高さだった。


「遠足行きたかったなぁ……」と、僕は遥か階下の小学生の登校の列を見て呟いた。


 すると、今にも何か降りだしそうな黒ずんだ雲に向かって、二羽の鳩が飛んでいった。




 談話室につくと、二十歳過ぎくらいだろうか、大人の女の人が独りで中央のソファに座っていた。


 よく見ると、その女の人は、まるで隣に誰かがいるかのように何やら独り言を呟いていて、先程廊下でうっかり心の声を漏らした僕が言うのもおかしな話だけど、何やら妙な人がいるぞ、と僕は思った。


 すると、その女の人は、僕を視界の端に確認すると独り言を止め、(そば)に伏せられていた分厚い本を手に取り読み始めた。


 絶対読んでいる振りだ、と警戒心が少し働いた。しかし、体を動かさなくてはいけないので、なるべくその女の人から離れた場所から、窓の外を眺めながら談話室の外周を回ることにした。


 窓の外は(こがらし)が吹いていて、ここら一帯の山の木々の枝には、昨日降り積もった雪が白く(まば)らに蓄えらている。曇った冬空の下、その景色は教科書でしか見たことの無い、仄暗い海底の珊瑚(さんご)のようだった。


 ――その時。


「少年」


 急に女の人に声を掛けられた。


「は、はい?!」


 僕は、驚きながら視線を声の方に向けた。


「ここからの眺めは、なかなかだろう?」


 目が合うと、その女の人はこちらに向かって優しく微笑んでいて、そこで僕は、彼女の長い睫毛(まつげ)の下に、少し(くま)があることに気が付いた。


 絵本か何かの薄幸の美少女が大人になると多分こんな感じなんだろう、と僕は思った。


「うん。なんか、開放的というか」


 その女の人は、僕の返答に満足したのか、うんうんと何度も首を立てに振りながら、にこやかな笑顔を向け続けている。


「少年は、腹痛で入院かい?」


 彼女は、痛みをカバーするため常に前屈み気味な僕の姿勢を見て、そう言った。


「盲腸。軽症だったから、(しばら)くは薬で痛みは散らしてたんだけど、再発しやすいから取った方が良いってお医者さんが」

「手術、頑張ったんだね」

「手術は全然大丈夫だったんだけど、入院で学校の遠足に行けなかったんだ」




 その後、少しの間だけ話をして、彼女の名前がマキノということが分かった。


 こちらも自己紹介をしたのだが、未だに少年呼ばわりだ。けれど、余りに清々しく少年と呼ばれるものだから、案外この呼び方も悪くないなと思い始めている自分がいた。


「少年はもう地下一階のパン屋さんには行ったかい、売店の隣の」

「まだ行ってない。手術の前日から入院だったから、その日に外から確認だけ」


 初めての全身麻酔ということもあり、前日は全く落ち着かず、院内の施設をうろうろと探検したことを思い返す。


「入院前から絶食だったから」

「絶食っ! あれ超大変だよなぁ……。って何の話だっけ? あ、そうそう! そこのパン屋のハムチーズが最高なんだよ! サクサクのパイ生地の中にハムとクリームチーズが絶妙な加減で入っていて!」と、コロコロ表情を変えながらマキノさんが少し遠い目をして言う。


 今度買ってみるね、とは言ったものの、お小遣いが入るや否や激しく使い込まれる僕のペラペラの財布の中身が心配になった。


 いそいそと財布を開けると、使うと母に激怒されるであろうテレビカード代の千円札と1枚の百円玉、そしてじゃらじゃらと(おびただ)しい量の十円やら一円玉がこちらを睨んでいた。


 ――果たして、ハムチーズに足りるのだろうか。宵越しの銭は持たない江戸っ子スタイルを、この歳にして既にモノにしてしまっている僕の才能が仇となってしまったか?


「多分、それだけ小銭があれば足りるよ」と、マキノさんが笑う。

「お店の人嫌がらないかな、小銭ばっかり」

「そうだ少年! 良いことを教えてあげよう!」


 そう言ってマキノさんは、ずっと手にしていた難しそうな法律書のようなものを開いた。


「ふむふむ。『通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律』の第7条によると、同じ小銭は20枚まで出して大丈夫なのだよ」

「20枚?」

「そうさ。まあ、実際は、同じ小銭が20枚を超えたらお店側が拒否できるってだけみたいだけど。百円玉が1枚あるみたいだし、十円玉もそんだけあればなんとかなるさ!」


 マキノさんは、僕の財布の中を覗き込んで、海賊のように勇ましくガハハと笑った。


「マキノさんは、法律に詳しいの?」

「うーん。まぁ、昔ちょっとだけ勉強しててね」と、少し寂しげに言った。


 その曇った表情は、痩せていても整っている目鼻立ちも相()って、何だか映画かドラマのワンシーンのように見えた。


 僕はきっと聞いてはいけないことを聞いてしまったのだと思い、自分の軽率さを少し反省した。


「少年が何か悪さをしでかしたら弁護してやれるくらいは詳しいかな! まぁこれは冗談だけど!」


 それを察してか、マキノさんは、僕を気遣うようにその表情を掻き消して、明るく振舞ってくれている。


 けれど、それは空元気のようにも見えた。


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 僕は、次の日も朝一番に談話室に行った。マキノさんは入り口に背を向けていて、また僕の見えない何かと話していた。僕は盗み聞きできるのではという(よこしま)な気持ちで少し様子を窺うことにした。


 マキノさんのひそひそ声が響く談話室の隅にはガラスケースが設えてあり、その中には小さな鶴で作られた千羽鶴が飾られている。


 初めは千羽鶴全体で虹色を形成しようとしていたのか、見事な赤と橙、黄のグラデーションができているものの、それ以降は、まるでアメリカのお菓子を撒き散らしたかの如く、まとまりを欠いた仕上がりになっていた。捕えられた様々な色の鶴が、いろんな方向に逃げ出そうと大騒ぎしているようにも見える。


 締め切りに追われたのか、ずぼらな製作者が途中で追加されリーダーが舵を取り切れなかったのか、それとも途中で飽きてしまったのか、理由は分からないけど、それでも何故か一番下の鶴だけ金色で統一されているのが、なんだか可笑(おか)しかった。


「少年じゃないか」


 僕の気配に気づいたマキノさんが振り返った。


「なんだか、邪魔しちゃいけないと思って」


 僕が老獪(ろうかい)な演技をすると、「んー本当かーい? 盗み聞きとかしてたんじゃないかぁ?」と、マキノさんは全てを見透かすような目で僕を見た。


 実際こっそりと聞き耳を立ててはいたけれど、僕はすっかり千羽鶴に気を取られていて、鮮明なものは一つも聞けていなかった。


 僕は、自分がどれくらい軽率なのかを知っている。しかし、僕は、その自制心と溢れ出て止むことの無い好奇心との狭間で揺れ、一つだけ質問をすることにした。


「今、何と話してたの?」

「んー……。妖怪がいる、って言ったら信じてくれるかい?」


 演劇とかの一人稽古か何かだろうと思っていたけど、余りにも突拍子の無い返答に、「……信じる」と、僕の口から反射的に声が漏れた。


「お! 信じてくれるのかい?」

「うん。嘘でも本当でも、お化けとか妖怪がいれば楽しいなと思うから」


 マキノさんは、僕が怖がると思っていたのか、少し安心したような表情をしている。


「この子はねぇ、君くらいの女の子の妖怪なんだよ。昔から霊感は何となく有る方だと思っていたんだけど、この子がはっきりと見えるようになってから急に元気になってね。最近は調子が良いんだ」


 その女の子の妖怪が見えるようになってから元気になったようなので、多分悪い妖怪じゃなさそうかも、などと知らないうちに心配している自分に気付き、いやまだマキノさんに揶揄(からか)われているのかもしれない、と懐疑心を保ちながら、「そうだったんだね」と、僕が言うと、「私はこう見えても、ベテラン入院患者なんだぜ」と、マキノさんが胸を張った。


 何もそんなことを自慢しなくても、と思ったけど、その顔を見ていると何故か構えていた力が抜け、同時にどこか頼もしくも感じられ、僕はその妖怪の話をちょっとだけ信じてみることにした。


 その日も僕達は、談話室に人が増え始めるまで、ファンタジーのような妖怪の話や痛かった採血の話、僕の知らない法律の話など時間を忘れて色々な話をした。入院で寂しかった気持ちは、いつの間にか薄らいでいた。


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 術後の経過も順調なようで、明後日に退院が決まった。


 僕は、マキノさんにそれを伝えようと、いつものように談話室まで歩いた。お腹の痛みも少しずつ減ってきていて、背中を丸めてしか歩けなかった体勢がだいぶ起こしても問題なくなっている。調子に乗って胸を張ると、傷跡に激痛が走った。


 談話室には、マキノさんは居なかった。


 人が増え出すお昼前まで待ってみたけど、とうとう来ることは無かった。




 その日の夜中、夢を見て僕は目を覚ました。怖い夢だったという訳でもなく、かといって楽しい夢でもなかったような気がする。夢の内容はどこかへ吹き飛んでしまっていた。


 眠気が去ってしまっていたので、尿意は無いけど、トイレまで少し夜の探検をしてみることにした。


 消灯した病院の通路は暗い。静かに部屋の扉を開くと、完全に真っ暗という訳ではないんだけど、真っ直ぐ伸びた通路の奥は全く見えなかった。


 部屋から出ると、左右には、ずらっと個室が続いており、正面の暗い通路を進むと種々の機関がある。扉の開けっぱなしになった隣の部屋のカーテンの向こうからは、何か科学の実験のようなゴボゴボとした音が聞こえてきた。


 僕は極めて薄い明かりを頼りに正面に真っ直ぐ進んだ。初めの突き当たりを曲がり、そして少し行くと右手にトイレがある。


 トイレの前につくと、左の壁に乱暴な大きさで「←924」と部屋番号が荒々しく書き殴られた紙が貼られていた。


 それはトイレを済ませた帰巣本能に一抹の不安があるお爺ちゃんの為のものと分かっていながらも、もしこの数字が自分の部屋番号だったら、と考えると、僕はなんだか名状し難い恐ろしさを覚えた。


 トイレの洗面台で顔から寝汗を落とす。その後、今来た道を戻れば良いんだけど、トイレから出て通路の奥へ進んでみる。


 他の入院患者の気配は無く、僕だけが廊下を歩いていて、少しの不安感と、冒険心と、どこか背徳的な感覚の入り交じった複雑な気持ちになった。


 すると、消灯時間が過ぎ全体的に薄暗い廊下の中であっても煌々と光を放つナースステーションが見えてきた。人がいる、ということが、きっと僕を安心させてくれるに違いなかった。


 しかし、みな出払ってしまったのか、それとも今日から休日体制に入ったからなのか、人手不足のナースステーションには誰も人がいなかった。


 僕はいつか聞いたナースコールの鋭い音を思い出した。


「ナースコール……。鳴っちゃったらどうしよう……」


 きっとその向こう側には助けを必要としている人がいるのに、僕にはどうすることもできず、その呼び出しを前にして、ただ呆然と立ち尽くすことになるだろう。


 僕の不安な気持ちは強まっていくばかりだった。昼間は沢山の入院患者や看護師さん達がいて安心できる病院が、ここまで表情を変えるのか、と僕は一つの発見をした。


 逃げるような足取りで来た道を戻り、真っ暗な自室に入る。エアコンの一定で乱れの無い機械音を聞きながら、すっかり暗闇に慣れてしまった目でコップを探し、中に入ったままのお茶を一口飲む。


 コップを乗せていた台に固定されている小型テレビの画面が余りにも澄んだ黒で、その枠の中に手を伸ばせば向こう側に入って行けるんじゃないかという気がした。


 そして、きっと、その向こう側には僕の知らない世界が広がっているのだ。


 不意にマキノさんの笑顔が浮かんだ。明日は会えるだろうか。


 まだ眠気は帰って来ていないけど、緩慢な動きでベッドに横たわる。枕元には、ナースコールやベッドの高さ・角度を調節するボタン、間接照明のボタンなど、様々なスイッチがまるで食虫植物のようにぶら下がっている。


 溜息(ためいき)を一つだけ吐いて目を閉じると、肩が酷く凝ったように傷むのに気が付いた。


 


 次の日もマキノさんは、来なかった。


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 


 退院前日の夜は雪だった。


 定期回診では平熱だったんだけど、効きすぎる暖房の所為(せい)か少し逆上(のぼ)せた感覚があったから、消灯後の病室のカーテンを手探りで半分だけ開き、窓越しに外の冷気を浴びる。


 吹き付ける雪の一粒一粒が、安全上の理由により開くことのできない窓によって遮られていく。僕は打ち付けられる粒をただ黙って眺めていた。


 突然ノックの音がして振り返る。


 扉を開けてみるが、そこには誰もいなかった。


 黒い絵の具を水に溶かさず直接キャンバスに塗り広げたような暗い廊下の奥を、ぼやっとした小さな人影のようなものが走っていった気がした。


 けれど僕は、それがマキノさんの言っていた妖怪だと直感的に分かって、少しも恐くなかった。


 影について行くと、談話室だった。


 そこにはマキノさんが立っていた。


「呼んで来てくれたんだね。ありがとう」と、マキノさんがその影の恐らく頭の部分を撫でている。


 昨日は話し相手がいなくてつまらなかったこと、また法律について色々教えて欲しいということ、夜の病院は不安なこと、明日退院するということ、ハムチーズをお土産に買って帰ろうと思っていること、沢山の言いたいことが有るのに、僕は何も言い出せずにいた。


「お別れを言いに来たんだ。少年」と、マキノさんは少し寂しそうに笑った。





 談話室から独りで帰る途中、どこか廊下の奥から、泣きながらも感謝の言葉をお医者さんに言っている誰かの声が聞こえた。僕は敢えてそちらの方には向かなかった。


 窓の外は雪が止んでいて、絶対に泣くまいと決めていた僕の右目から涙が(こぼ)れた。


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


 退院当日、迎えに来てくれた母に我儘を言って地下一階のパン屋に寄って貰う。


 エレベーターを降りた瞬間から、小麦の焼ける良い香りが漂っていた。店内には、ちょうどお昼時だったこともあり、制服を着た病院の関係者や白衣を纏ったお医者さんもみられた。そこまで広くないのに結構人気があるなと僕は思った。


 僕のハムチーズと母のメロンパンのお会計が済みパン屋から出ると、顔見知りのフロアナースのお姉さんとばったり出会(でくわ)したので、足を止め挨拶をする。


「あら、涼介君! 退院おめでとう。お大事にね」


 僕は手を振り、母は(うやうや)しく頭を下げた。




 家に帰るや否や、お皿に出して軽くレンジで温めたハムチーズに勢い良くかぶり付いた。


 マキノさんが言った通り、何層にも重ねられた薄いサクサクのパイ生地の歯触りの中にあるハムとトロトロのクリームチーズの味わいが絶妙だったので驚いた。しかし、ハムチーズを語るマキノさんの自慢気な顔が思い出され少し悔しく思えたので、何か自分なりの良い表現をしようと考え、「良いマッチング! 全部!」と、我ながら末恐ろしい表現をした。


「その内、ハムチーズとお皿の大きさがマッチしてますとか言い出しかねんなぁ、少年」と、どこかでマキノさんに揶揄(からか)われた気がして、僕は窓の方へ目を向けた。


 今日は風の強い晴れた冬日で、ベランダの向こうで木々達がサラサラと笑っていた。


 唇に残ったパイ生地を、親指で丁寧に(ぬぐ)う。


 大人になったら忘れてしまうかもしれない。けれど、僕はこの冬の思い出をずっと覚えていたいなと思った。

 お読み頂き、誠にありがとうございます。

 とうとう物語と現実の季節が逆転してしまいました。笑

 この第六話は、主人公 大津涼介が法律に興味を持つことになるきっかけを書こうと、エピソード0的な感覚で着手致しました。いかがだったでしょうか。

 気に入っていただけていたら幸いに存じます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 少年から見た病院の情景や印象が細かく描かれていて、現実味があって良かったです。マキノについていた妖怪が何だったのか、姿をあえて晒さない描写も面白いと感じました。 [一言] 小銭20枚以上は…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ