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微忘碌  作者: 平田凡太
5/9

異世界チートの弊害

「いい? 私の国にはこんな言葉があったわ」


 一本の矢が手渡される。


「一本の矢では容易く折れてしまう」


 三本の矢が手渡される。


「だが三本の矢では──」


 折れてしまった。


「……少し折れにくい。だけど! 十本の矢なら!」


 十本の矢が手渡される。


 力を入れるとバキバキと音を立て、折れていった。


「……まとめて折れるわ」


「主、何の話をしようと……?」


「だけど! 鉄の矢持ってきて!」


「己を強化すれば! 一本でも!」


力を入れられた鉄の矢は


「折れ曲がる! けど……三本なら!!」


先ほどと同じく折れ曲がる……いや先ほど以上に折れ曲がっている。


「……主?」


「そう……いくら雑魚が強くなろうと意味はない……さぁ!掛かって来るがよい!」


「主!?」

この部分だけでどうしろと

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