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第四章 ホタルを追いかけて

6月にはいり、いよいよ、ホタルのシーズン。


田舎育ちの自身にとっては、ホタルが珍しいってことはない。

幼少の頃は、家の庭や周りでも見ることができた。

しかし、自身が中学生になる頃には、家の庭はもちろん、周りでも見ることができなくなっていた。


そんな、ホタル。


横浜でも見ることはできる。


一昨年にトレイルを駆けて見に行ったホタルは実に感動的だった。



桜同様、期間限定。

“期間限定”に加え、“天気限定”がより一層、気持ちを押し上げる。



6月の中旬。


ランのコミュニティのホタルラン企画に参加してきた。

平日ではあったが、19時の集合時間に集まった数は、14人。



車に荷物預けて、ラン開始。


話をしたがらのラン。

そして、ホタルスポットへ。


うんうん。


今年もホタルを見ることができました。


生まれて初めてホタルをみた人もいた。


ホタルをみた後、自身の提案で小さな丘を越えてお風呂に行くことにしました。

皆でナイトハイク。

夜景キレイでしょ。

距離は全部あわせても、6キロ余り。




翌週のとある日。

ランのコミュニティで先週と同様の企画があった。


しかし、自身は、気になるスポットのひとつである小さなの森にひとりででかけてきた。


なんどか駆けたロードだけど、夜ははじめて。

ひとりなのでちょっと、不安。


駅から20分あまりで森に到着。


人は、ほとんどいない。

残念ながら、ほたるも乱舞にはほど遠い。


日が悪かったのか。

時間が悪かったのか。

場所が悪かったのか。


腰掛けていた老夫婦に話かける。

「さっきまでは、もう少し飛んでいたよ。」


今度は、家族連れと話す。

「2年前に見にきた時は、かなりいたんだけど。」


見かけた人も10人ほど。



人が少ないこともあり。

見渡せど、あたりには誰もいない瞬間ときもあり。


数匹のほたるが自身のためだけに光って。

カエルも自身のためだけに歌う。


こういうのもいいんじゃないか。


きてよかった。


20時40分、自身は森をあとにした。


いってみたいところがいくつもある。


いままでは、いつも横浜市内。

鎌倉のあそこにあそこにあそこ。

葉山のあそこ。

横須賀のあそこにあそこ。




日曜日の朝、8時にトレランのために港南台駅にいた。

それから、11時間30分後、また港南台駅にいた。


今日は、2人。

ホタルスポットへ。

人が続々と。

ようやく数匹のホタルが。

まだ、早いもんね。


さて、行きますか。

あしもとが悪いので、走らずに歩きで行くことに。


ホタルスポットから尾根づたいのトレイルにでる。


尾根づたいのトレイルをひたすら歩く。


尾根づたいのトレイルと分かれ、しばらく歩く。

20時過ぎに「ヘイケボタルの湿地」に到着。

光が弱い。

ヘイケボタルだからか。


次は、ゲンジボタルの谷に向かう。

こちらもチラホラ。


こちらの光強い?


どちらも乱舞って感じではなかったな。


ちょっと、残念。


トレイルの状態もすごく悪いので、このままロードへ。


途中、少しだけ、ラン。



金曜日、19時20分過ぎ、港南台駅に到着。

「こんばんは。」



別組の知人とも挨拶。

そちらは、トレイル走るんですよね。


こちらは、ナイトトレイルハイク。


まずは、ホタルスポット近くまで車で移動。


先に行っていた1人と合流し、8人に。


ナイトトレイルハイクは40分程度。

途中、少しランのまねごとみたいな感じで進むことに。

横浜市最高峰大丸山に登り、夜景を堪能。


しばらくして。

ヘイケボタルの湿地。


ライト、消しましょね。

あっ、ボクね。

ついてるの。


ヘイケボタル。

ゲンジボタルと比べて、光弱いね、点滅早いし。


でも、イルミネーションみたい。


そして、ゲンジボタルの谷。

ふわり、ふわり。

これで、ホタルはおしまい。


そして、ロード。

さて、少しだけ走るよ。


4回もホタルを見に行ったことになる。

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