第十五章 兵どもが夢の跡、そしてひとりで
大会が終わった。
翌日は、ひとりで。
イベント立てはしてみたものの、参加者がいなかっただけだけど。
三浦アルプス南尾根を駆ける。
途中で。
「こんにちは。」
と声をかけると。
「道わかりますか?」
「どちらにいかれます?」
「観音塚に。」
「でしたら、こちらに。」
「葉山小学校って書いてあるから、どうなのかなと思って。」
「途中で左に曲がることになりますから、左手に注意しながら行ってください。では。」
自身は大山尾根を下る。
再び、南尾根へ。
しばし、進んで。
あっ、さっき、道教えた人だ。
「こんにちは。先ほどの方ですよね。」
「先ほどは、どうもありがとうございました。迷わずいけました。」
「いえ、どういたしまして。お先に失礼させていただきます。」
こんな、たわいのない会話が好きです。
少し、ロードを走り、不動橋。
もちろん、誰もいない。
昨日の今頃は、ここにいたんだよな。
多くのランナーが駆け抜けたんだよな。
少し、感傷にひたり。
コースを逆走。
キリタの看板を左折。
畑を抜け。
木古庭橋を渡る。
橋をくぐって。
下って。
右折して。
階段のぼる。
大楠山へのアプローチ。
最短で。
ゴルフ場脇に一気に上り。
ゴルフ場脇を進む。
230段の階段登って。
大楠山。
12時20分。
40,50人くらいいたろうか。
ハイカーが弁当食べたり、休んだり。
トレイルランナーらしき人は見当たらず。
らせん階段を登って。
やっぱり、富士は見えず。
パンをかじり、しばし休憩。
林道経由で下る。
古道分岐。
右折して。
長坂古道を快適に下る。
トレイルはここで終了。
南葉山霊園を抜け。
関口牧場到着は、12時55分。
ミックス。
上がメイプルシロップで、下がミルクで。
長坂バス停まで歩き、逗子行きのバスに乗り込んだ。
トレイルで遊び始めた頃は、いつも天園だった。
それが、池子トレイル(やまなみコース)に移り。
今は、三浦アルプス南尾根になった。
誰かとでかけることもあるが、ひとりもまた多く。




