#1ケイロン年代記
【ケイロンと雪霞、隼人の会話】
「アル公(アルトイ軍)ども、動かねぇけど、数は増やしてやがる」
小高いブラン丘陵から、数キロ先に広がるウルルサ平原を見渡し、地球軍機動部隊所属、儷山隼人はフン、と鼻を鳴らせて言った。
「なぁ、今のうちにやっちまおうぜぇ?蟻の群れにガソリン撒いて燃やしちまうみたいに。よーく燃えるぜぇ、きっと」
"隼人は軍用ヘルメットのバイザーに内蔵された双眼鏡モードでウルルサ平原に広がるアルトイ軍を眺めながら、獲物に狙いを定めた眼差しで、残忍な笑みを浮かべて言った。その表情からは、その言葉が本気であるように見えた。
「駄目だ」
それに儷山雪霞――隼人の母親、は言った。
「まだ攻撃命令は出ていない。このまま待機だ」
「あーあ、つまんね!せっかく相手がおとなしくやられに来てるってのによ!あんな大した事ねーひとかたまり、ちゃちゃっと片付けちまおうぜぇ!ちゃちゃっとよぉ!」
表情を変えず、同じくバイザーの中からアルトイ軍の隊を見つめる雪霞に、隼人はすねた様に口の先を尖らせ、つまらなさそうにプイと後ろを向いた。
「お前はいつも相手を甘く見すぎている。そんなではいつか痛い目に遭うぞと、ヴァイッシャたちからも散々言われていただろう?わからない子だね」
それに雪霞は小さくため息混じりに言った。
「あぁっ!まーたそんな言い方する!やめてくれよ!ヤだって言ってるだろ?!かーちゃん、俺が今幾つだと思ってんだ?!」
「何言ってるんだい、この子は。今、お前、自分でも言ったじゃないか。そうだよ、私はあんたのかーちゃんで、あーんたは私の子だろーが」
「だーっ!やめろってばよ!!」
表情を変えない母親のそばで、隼人はわめきながら両腕をブンブンと振り回した。
「…………」
それに私は、思わずくすりと笑った。
「あー、なんだよ、ケイロンまで。笑うなよ!」
その私を、隼人はますます不機嫌な表情でジロリと睨んだ。
この親子……いや、今、私の目の前にいる儷山雪霞は二体目のクローン体で、儷山隼人は一体目のクローン体なため、遺伝子上の親子、なのだが……
この二人のクローン元の“本物の雪霞と隼人も、今とまるで変わらない親子だった。
クローン原体の雪霞が33歳の時に隼人は人工育成で誕生したが、今のクローン体での二人の歳の差は20歳ほどのためもあり、親子というより歳の離れた姉弟の喧嘩のようにも見える。
今のクローン体の雪霞も隼人もクローン原体時、それに加えて雪霞は一体目のクローン体時の記憶も脳内に書き込まれているため、二人はこういったクローン原体時の頃の出来事も会話できる。
クローン原体の雪霞も隼人も、クローン再生は拒否していたが、地球軍はそれを無視して二人をクローン再生させた。
なにしろ、儷山家の人間は“バーサーク(狂戦士)能力の遺伝子を保持した家系である。地球軍としては陸戦部隊兵士としての立派な“兵器だ。軍としてはその“兵器をみすみす手放すわけはない。
実際、雪霞をはじめ、儷山家のバーサーク能力を発現させた雪霞の親族の雪絆、深雪、雪、霞、露たちはどの戦地でも敵対部隊に甚大なダメージを与えた。
地球政府はクローン再生は“人倫上“三体目まで、と定めているが、三体目以上のクローン再生をされた者は多数いると聞く。雪霞と隼人、いや、儷山家の者たちもそうなるのだろう。
長年交戦状態だったアルトイに地球と地球が巡っていた恒星を恒星破壊兵器で壊滅状態にされ(とはいっても、アルトイが超兵器で地球を攻撃したのは、地球が先にアルトイと、アルトイの恒星を同じく恒星破壊兵器で消滅させてしまったからなのだが)地球人の人口が激減して兵士の人員にも事欠く状態になってしまっているのだから、それも無理はないのだろう。
「……隼人、蟻の群れにガソリンかけてって、アンタ、本当にそんな事やってるのなら首ったまヘシ折るからね!生き物を虐待するんじゃないの!それに火事にでもなったら大変な事になるのがそのトシになってもわからないのかい?!この子はまったくもう!」
「なーんだよ。首ったまヘシ折るって、それ、立派な児童虐待だぜー?!それにかーちゃんこそ、防弾ベストの内ポケットに『死んだ時に自分だってわかるから』って、お気に入りのちっちゃいウサちゃん人形入れるの、恥ずかしいぜー?それこそ“お子様だろうがよー?」
「うるさいね!お黙り!」
「なんだよー!!」
あぁ、二人はいつもこの調子だ。
周りの他の兵たちも、二人のいつもの様子に困ったように苦笑している。
雪霞はこの準惑星スージェのウルルサ平原に派兵された地球軍機動部隊第一中隊の中隊長で、隼人は地球軍ヅォラシャイス人傭兵部隊第四中隊の中隊長なのだが。
二人のまるで姉弟喧嘩な会話に、私はクローン原体の雪霞と隼人がまだ幼い子供だった頃の事まで思い出してしまい、二人の前で声を上げて大笑いしてしまった。
「なんだよ?!」
「なによ?」
その私の大笑いに、隼人ばかりではなく雪霞まで私を睨んだ。
「……い、いやいや、失礼」
私は笑いが止まらないまま言った。
「あなたがたは今も、まだお小さかったあの頃とまるで変わらない。それ、このケイロンの背中に乗って“お馬さんごっこをしていた頃と、今も同じご様子に思えまして」
「あー、また、ケイロンまでそれ言う?やめてくれってば、まったくよぉ」
懐かしさにまだ笑っている私に、隼人はげんなりとした様子で言った。
「ま、子供の頃、さんざん世話になったのは確かだけどさぁ」
「いえいえ、世話などど。あなた様は私が追いつく事のできない元気さでいつも飛び跳ねておいででした。あなたのお母様にはさんざん柔道の技をかけられましたし」
「あー、そうね、ケイロン。あれは悪かったわ」
それに雪霞はバツが悪そうに表情を変えた。
「キギィ最凶のあなたに十字固めをキメたのは人類で私だけだって、ティティスやイーヴァにも言われたわ」
「……!」
雪霞の言葉に、今度は隼人が吹き出していた。
「十字固め、ねぇ。……でさ、だったら、その宇宙最凶のキギィがここにいるんだ。俺たちじゃなくて、あんたがあのアル公たちを退治しちまってくれたらいいのに」
隼人は口元を歪めて笑みを浮かべ、ウルルサ平原に背を向けたまま、肩越しに親指でアルトイ軍を指し示しながら言った。
「……」
「何言ってるんだい」
私が応える前に、雪霞が呆れたように言った。
「それじゃ、私たちが応戦した事にならないでしょうが!」
「いーじゃん、結果オーライでさ。そのほうがこっちにも被害出ねーし。ケイロンだったら一瞬で片付けてくれるだろうし」
「お前ね……!」
二人はまたしても喧嘩をしだした。
「いえいえ、お二人とも」
私はまたも笑いながら言った。今度は少しばかりあきれて困りながら。
「私めがここに参ったのは、アルトイ軍を攻撃するためでも、地球軍に加勢するためでもありませんよ」
「……」
「……だったらなんでここにいるんだ?」
「私がここに来たのは」
私は言った。
「あなたがた地球軍とアルトイ軍がとんでもない事をまたしでかさないように見張りに来たのですよ。まぁ、ティティスがうるさく言うのもありましたけどね」
「あー、まーた、ティティスの奴、そんな事言ってんだ」
私の言葉に、隼人は面倒そうな表情で首の後ろを掻いた。
「仕方ありませんよ」
それに私は言った。
「それ、以前の……惑星ジャブラヒのオヒードロ宙域でアルトイが未完成の次元断層破壊砲を実験使用した時の様になっては困りますからね。人類がどうなろうと我々キギィは知った事ではありませんが、我々もこの世界が無くなるのは困りますから」
「……我々地球軍はそんなバカな事はやらないよ」
それに雪霞は眉をひそめ、ムッとした様子で言った。
「まぁ、少なくともあなたがそんな事はしない事はわかっていて、あなたがそんな超兵器をお持ちではない事もわかってはいますが」
私は言った。
「地球軍として、ではわかりません。……あれは大変でした。オヒードロ宙域の、裂かれてしまった次元断層を繕うのは。我々キギィがあの裂け目を閉じなければ、今頃この世はギンヌンガ・ガップより早くにあの断層の裂け目に飲み込まれているところでした。この宇宙の全人類は我々キギィに感謝していただきたいところですよ」
「だったら、さぁ」
私の言葉に、隼人は更に面倒そうに言った。
「俺たちのところにそんな説教しに来るんじゃなくて、直接アル公のところに行けばいいだろ?」
「それはそうですが」
隼人の言葉に、私は再び笑った。
「私がアルトイ軍の元に姿を現したら、アルトイ軍は有無も言わさず私を撃とうとしますよ。あなたがたはそんな事はしませんが」
「まぁ、ね」
雪霞はクスクスと笑った。
「ケイロンはキギィの中でも最凶のキギィだもの」
「私は個人的にアルトイ軍に何かした事はありませんが」
私は言った。
「アルトイ軍も、地球軍でも、我々キギィを恐れている者たちがいるのは確かです」
「だから、さぁ」
それに隼人は言った。
「あんたたちキギィの力で、アル公たちも、他のあちこちの戦争も、なんとかすればいいのに。まぁそうなったら、俺たちは失業しちまうけど」
「いえいえ、ですから我々キギィは」
私は苦笑しながら応えた。
「あなたがた人類に干渉するつもりはありません。ただ、あなたがた人類がこの世界をどうにかしてしまうと困るので、そういった時には何かしらの手を下す、わけです」
「いままで、そうしてきたように?」
「はい、そうです」
そう。そうだ。我々キギィが人類を見張るようになったのは……
私は思った。
※ご注意※
以降は漫画が21ページ続きます。
漫画を読みたくないかたは、ここで参照を中止してください。
キギィのユーパ
キギィのサッフォ
キギィのシビュラ
キギィのゼオ
キギィのシビュラとレィビィ
【登場人物・その他】
●キギィ
惑星ファギーギンの人類(地球人によく似た姿をしています)が“使役動物として誕生させた人工生命体。
外見は地球の猫にも似た姿で、体格は地球の若年の猫~ライオンくらいまでの大きさ。
誕生以降、新陳代謝の不全(≒老化)を起こす事はなく、不老不死?
個体差はあるが、強い精神感応力を持つ。精神感応力が強大なキギィは惑星の破壊も可能。
ファギーギンの人類の愚かさに嫌気が差したキギィたちは、一度、ファギーギンの人類を文明もろとも壊滅させたが、その後、再復興させた。ファギーギンの人類は前文明が壊滅状態になった原因は『強大な天変地異のため』とキギィたちにより記憶操作をされ、自分たちがキギィによってほぼ絶滅状態にさせられた事実を知らないままとなっている。
ファギーギン復興後、ティティスをはじめとする人類を快く思っていないキギィたちは宇宙の中心“ヤクーツ・コォンに住み着き、愚かな人類など全て滅ぼすべきだ、と考えている。
●ケイロン
惑星ファギーギンのキギィ。赤茶色毛、金色眼。
キギィの中で一番の大柄(ライオンと同じくらいの大きさ)。
キギィの中でも精神感応力は強大で、最凶の破壊行為を行う。
三番目の主であったファギーギン人の女の子エリニの死が酷い精神的外傷になっている。左目に、エリニ護衛時に負った大きな傷跡あり。
(ケイロンの一番目の主はファギーギン某国の政府高官だったが、ケイロンの体格の大きさを嫌って他のキギィと“交換、二番目の主はやはりファギーギン某国の政府高官だったが、任期中に暗殺されてしまった)
エリニを失った後年、「オデュッセイア」の時代の、幼少時の儷山雪月に首飾りを作ってもらい、その首飾りにエリニの墓土を詰めて常時身に付ける様になる。以降儷山家の雪月と雪月の子、雪音を主とする。
雪音が夭折したおりには再び酷い精神的外傷を負うが、以降も儷山家、ウォール家、ウォーデン家の子供たちの主とし、後には時間を大きくさかのぼり、ル・ウァ文明の先史文明ルドゥアの「人類開発育成施設」でル・ウァ人、アルトイ人、地球人、その他の人類育成に関与する。
●イーヴァ
惑星ファギーギンのキギィ。暗オレンジ毛、赤茶鬣、紅味がかった金色眼。キギィの中では大柄(大型犬くらいの大きさ)。
すでに死亡。
死後も生前と変わらない姿、もしくは虹色に光る不定形の姿として現れる。
ファギーギンの人類がイーヴァを惨殺した事によりキギィたちは一斉造反し、ファギーギンの文明と人類をほぼ滅ぼしてしまった。
●ティティス
惑星ファギーギンのキギィ。淡藤毛、赤味がかった褐色眼。キギィの中では大柄(大型犬くらいの大きさ)。
キギィの中でも一番の人類嫌いで、
「この宇宙の害悪でしかない愚かな人類は全て滅びるべき」
と言って譲らなかったが、自分の都合のために「アルゴ・ノォト」、「オデュッセイア」での時代のガイ、レダ、ラフィーラに肩入れしていた結果、他のキギィたちからは
「親人類派になったんだね」
と言われるようになり、自嘲する結果となる。
「アルゴ・ノォト」では、ティティスたちが養育を頼んだ乳児時のラフィーラが、精神感応力であちこちを破壊しまくりグズるのを疲労困憊しながらあやすガイとレダの姿をながめて、
『いいなぁ。私もあの二人の真ん中に入れてもらえないだろうか。自分にもああいった“親という、利害無しで自分を育ててくれる存在がいたら、今よりも少しは寛容な考えかたができたかもしれない』
と思っていた。
●レイビィ
惑星ファギーギンのキギィ。紅毛、暗紅鬣、オレンジがかった紅眼。
ふたつ尾。
ファギーギンの人類の虐待により、尾が二つに裂かれる。
ファギーギンの人類の愚かさの証として、自分の尾をふたつに裂けた状態のままにしている。
※「アルゴ・ノォト」のレィビィ・ワイトとはまた別の存在
●サッフォ
惑星ファギーギンのキギィ。キギィの策士。淡緑毛、緑鬣、翠眼。
・「アルゴ・ノォト」の時代ではファギーギンの要塞ルグル・ネガの司令メルギル・ディ・シューに従属。地球の外宇宙航行船<アルゴー>の乗組員羽田正史に従属していたキギィのユーパの旧友。
・「オデュッセイア」の時代では儷山家に従属する。
※「アルゴ・ノォト」ではサッフォはファギーギン軍要塞ルグル・ネガの司令に従属していたため、恒星破壊兵器の情報を保持しているとして恒星間国家で捜索されていたレダが<アルゴー>に居る事を司令に報告し、行方がわからなくなっていたレダの所在がノストロイ連合とアルケセーイス連盟の両方に知れる結果になり、レダも<アルゴー>もノストロイとアルケセーイスから追われるようになってしまった経緯あり。
人類が恒星破壊兵器のような強大な兵器を持つ事を良しとしなかったキギィたちは要塞ルグル・ネガの近くに次元断層を起こして<アルゴー>を脱出させ、当時人類に従属する事に飽きていたサッフォは、主のメルギルの元に生命反応の無い自分のコピー体を送り込み、自分は死亡したように思わせて、姿を消してしまった。「オデュッセイア」の時代になって残存地球軍旗艦<オデュッセイア>の総参謀長儷山晃司に興味を持ち、以降儷山家に従属する。
●イレイ
惑星ファギーギンのキギィ。クリームがかった白毛、黒眼。
すでに死亡。
死後も生前と変わらない姿で実体化して現れる。
キギィたちがファギーギンの人類に一斉造反した時、自分が養育担当していたファギーギンの人類の乳児たちを見殺しにはできず、乳児たちを守って死亡。
ファギーギンの文明を滅ぼした後、死亡しているイレイと生き残った乳児たちを見つけ、イレイが死守した乳児たちと、他の生き残ったファギーギンの人類を元に、キギィたちはファギーギンの文明を復興させた。
キギィたちは自分たちが絶望した初代のファギーギン人類の様にはならないように、とファギーギンの人類を育成したが、ファギーギンの人類は結局は初代と同じ“愚かで、身勝手で、争いをする人類となってしまい、またも絶望したキギィたちはファギーギンの人類を見放し、ほとんどが宇宙の中心“ヤクーツ・コォンに移り住むようになった。
イレイは
「赤ん坊に罪は無い。まだ何も知らない真っ白な状態なのだから。しかしその罪の無い存在がやがては愚かな存在となってしまうのは、人類というものが、良きも悪しきも両方、吸収して成長する生き物だからだろう」と言っている。
後年、「オデュッセイア」の時代のウォール家のエリエーの護衛役となり、ウォール家のラフィーラ、儷山家の細雪、雪霧、雪月、雪長の元によく現れるようになる。
●ユーパ
惑星ファギーギンのキギィ。頭頂部、背中はオレンジ色、手足は黄、胸、腹部は白い毛色。濃いオレンジ眼
当時のユーパの主とともに某所で遭難、長い年月の間、主の遺体の元に居たが「アルゴ・ノォト」の時代に羽田正史と出会い、<アルゴー>の乗員に加わる。
後年、爆発炎上した<アルゴー>より雪岡嗣美と正史を脱出させる際に死亡。
●惑星ファギーギン
ファギア恒星系の第五惑星。人工生命体“キギィを誕生させたファギーギンの人類の母星。太陽はファーギ・ダージ、衛星はファーカと双子衛星のストリーとスヴァ―ロ
ファギーギンの人類に一斉造反したキギィたちによって惑星ファギーギンの文明は大きく破壊されたが、その後、キギィたちによって復興されている。
●ファギーギン人
人工生命体キギィを使役動物として誕生させた惑星ファギーギンの人類。アルケセーイス連盟に所属。
キギィの主としてキギィを使っていたが、キギィに対する扱いが粗雑になってゆき、人間に絶望したキギィたちによって文明もろとも一度ほぼ全滅状態とされたが、その後、キギィたちによって再復興された。
ファギーギンの人類はキギィによって記憶操作されており、自分たちがキギィたちによって起こされた惑星ファギーギンの地殻変動によりほぼ絶滅状態にさせられた事を知らない。
体格は地球人よりも大きく、身長は2m前後。
●儷山 細雪
「オデュッセイア」の時代の、在惑星イーリア地球軍旗艦<オデュッセイア>総参謀長儷山晃司と守谷(儷山)深雪(バーサーク能力保持者)の第一子。
儷山雪霞の母親。
儷山氏と深雪が不在のおりはレダにあずけられる事も多く、ウォール家のエリエーとは姉妹のように育つ(歳が1歳しか違わないエリエーとは“乳姉妹)。レダを二人目の母親のように思っており、成人後もレダを“レダママ“と呼ぶ。
成人後は<オデュッセイア>機動部隊に所属し、<オデュッセイア>のシステム管理、及び儷山氏の警備警護もになっている。
47歳時、惑星ヒオーネにて雪霧(雪霞の弟)と共に遭難、事故死。
死後は<オデュッセイア>の人工知能システムに人格と記憶を移植していたが、儷山氏、深雪と共に人工知能としてギンヌンガ・ガップに赴き、ギンヌンガ・ガップで儷山氏と深雪の身体が消失したおりに、細雪の人工知能としての人格と情報消滅を防ぐために儷山氏が自分の魂魄に細雪の人格記憶情報を取り込み、後にユウェインターナ、ユージュニー、レダの精神感応力により儷山氏の魂魄から細雪の人格と記憶を取り出し、再び一人の人間として深雪に再出産された。
※バーサーク能力:狂戦士。ただ戦闘能力が高い、のではなく、常人を超えた戦闘能力保持者。バーサーク状態中は戦闘で片腕が吹き飛ばされても平然として動き回り、しばらくすると失血のために動けなくなる。バーサーク状態は戦闘後しばらくで解除されるが、解除されなかった場合は、バーサーク能力保持者に近づいてバーサーク状態を解除できるのはシューシャイ(精神感応力による身体治療者)、家族、親しい友人のみ。
●儷山 雪霞
儷山細雪の第一子。儷山晃司と深雪の孫。儷山隼人の母親。
細雪の卵子に、細雪のX染色体を埋め込んだ自己受精により誕生。
遺伝疾患等を防ぐために、受精させたX染色体の遺伝子は、一部他の遺伝子に置き換えられている。
成人後は<オデュッセイア>機動部隊に所属し、儷山晃司、他、儷山家の雪霧、雪司、雪月の警備警護役に就任。
※深雪のバーサーク能力は孫の雪霞に隔世遺伝して出現。実力は深雪を凌ぎ、“「鬼の雪鬼(雪絆。深雪の母親)」と「皆殺しの深雪」の再来と呼ばれる。
※深雪と雪霞は敵方にもたらす被害の甚大さから“人喰い牝虎と呼ばれていました。
●儷山 隼人
儷山雪霞の第一子。儷山氏と深雪のひい孫。
遺伝子上の父親は岩永翔也。
岩永翔也がアルトイのテロにより死亡後、雪霞が保存していた翔也の血液中の遺伝子を元に人工授精、胎児育成水槽による人工育成にて誕生。
幼少時からほぼヅォラシャイス人の元で暮らし、ヅォラシャイス人ケラハ族族長のヴァイッシャを「親父殿」、遺伝子上の異父兄のゼドログラッシャを「兄ぃ(あにぃ)」と呼び、ヅォラシャイス人ケラハ族戦士の傭兵として地球軍機動部隊に所属していた。
※雪霞は翔也死亡時に自分が浴びた翔也の血液を保存しており、その血液で隼人を誕生させました。
●ガイ・ウォルフハルト・ウォール
エリエーとガイルス、ラフィーラの父親。レダの配偶者。
ガイの父親は地球人のダーン・ウォルフハルト・フォリアー・ウォール。
母親はアルトイ人のオルガ・イフィファイア・イフィゲニア・ネイ・クラン・ベッラ。
「アルゴ・ノォト」の時代では外宇宙航行船<アルゴー>艦長、「オデュッセイア」の時代では在惑星イーリア地球連邦軍<オデュッセイア>艦長。
「オデュッセイア」ではアルトイとの交戦で壊滅状態となっている地球連邦軍のうちで、戦艦クラスの艦船として惑星イーリアの地球の大企業フォリアー重工業により新造された<オデュッセイア>は地球連邦軍の旗艦のひとつに指定されている
●レーダフィール・オルガルエル・ユーラシーニュ・スワイア・ウォール
エリエーとガイルス、ラフィーラの母親。
惑星ル・ウァの人類。ガイの配偶者。通称レダ。
ル・ウァ人は声帯が未発達のため、テレパスによって会話する。他にも各個人によって精神感応力による多種の能力有り。
「アルゴ・ノォト」の時代では父親のジイッドによって脳の前頭葉に恒星破壊兵器の情報が書き込まれており、ル・ウァが属しているノストロイ連合、その他に追われていた。
「オデュッセイア」の時代では幼少時に両親、親族が目の前でアルトイ軍の人種狩りに遭い、ガイ(当時8歳)に助けられ、そのままガイの両親が養女として引き取る。強い精神感応力(テレパス、自己、自己以外の物体移動)、シューシャイ(精神感応力による治療能力者)としては第二位のダナエ位、分子分解による物質破壊能力)を持ち、成人後は<オデュッセイア>専属シューシャイ、及びシステム管理者として就任。
●エリエー・ヘレーネ・ウォール
ガイとレダの第一子。
母親レダゆずりの精神感応力(テレパス、自己、自己以外の物体移動、シューシャイ(精神感応力による治療師)としては第三位のレト位、分子分解、および重力波による物質破壊能力)を持って生まれる。
成人後は<オデュッセイア>専属シューシャイ、及び無人指揮空母<ウィルトゥース>、<ウィルトゥース>配下の無人巡洋艦<フレデゴンド>、無人護衛艦<ブリュヌオー>、無人駆逐艦<ガルスウィント>の精神感応力による遠隔操縦者として<オデュッセイア>の護衛艦隊艦長に就任(無人艦船操縦者の師はル・ウァ軍の技術将校アイオン)。
第一次ギンヌンガ・ガップ探索時にラフィーラと共に一時行方不明(同じくギンヌンガ・ガップに赴いた師のアイオンは行方不明のまま)。
後に遺髪としてあずかっていたアイオンの毛髪の遺伝子と、自身の卵子より第一子イリアドと第二子エイレネを誕生させる。
分子分解、および重力波による物質破壊能力により敵対国の艦隊・施設を人員もろとも跡形も無く分解破壊する戦法を取る事があり。
地球軍からも「あまりにも非人道的」と恐れられるようになる。最晩年は<ウィルトゥース>、<フレデゴンド>、<ブリュヌオー>、<ガルスウィント>の権限を再誕生ガイセリックの子ガイセドリックに譲り、ギンヌンガ・ガップにて再度行方不明のままとなる。
アイオンとともにギンヌンガ・ガップの“ゲートキーパー(番人)になったとも言われているが、事実正誤は不明。
※エリエーが人工授精によりイリアドとエイレネを授かった事は乳姉妹で幼馴染の儷山細雪に影響を与え、細雪が儷山雪霞を誕生させるきっかけとなりました。また、雪霞が誕生した事により「オデュッセイア」の次の時代「テオゴニア(神統記)」を引き継ぐユウカ誕生のきっかけともなります……
●ラフィーラ・ララ・ライヌ・セレーン・ヴェレロフォン
惑星シフルーの人類。ガイとレダの養女。
多元世界(あの世とこの世、または隣の宇宙等)の平滑を司る人種。
「アルゴ・ノォト」の時代では両親を覇権争いで殺害され、“隣の宇宙の最古の知的精神生命体ウール・ユーヴァルとティティスよりガイとレダにあずけられる(ウール・ユーヴァルが受精卵の状態にもどし、レダの胎内に入れて、レダが出産しなおす。※レダの胎内にいた事によりレダの遺伝子も受け継いでいるが、懐妊中、レダは羊水にガイの遺伝子も入れたため、ガイの遺伝子も受け継いで誕生しています)。
地球人の年齢で10代後半くらいの姿に成長した後、惑星シフルーに戻る。
「オデュッセイア」の時代ではガイとレダがまだ子供の頃からシフルーに戻った頃の姿でたびたび二人の前に現れ、“時間の輪の番人のドラゴン一家、ウール・ユーヴァル、キギィ、ユウェインターナ、ノーナパルカエ、ユージュニーと共に「オデュッセイア」の世界に大きく影響をあたえる。
後に宇宙の裂け目ギンヌンガ・ガップにてエリエーと共に一時行方不明。ギンヌンガ・ガップより帰還後も後年に再度ギンヌンガ・ガップで行方不明のままとなる。
●アイオリアス・エレウシウス・レレクス・シルヴァヌス
通称アイオン。
幼少時よりシューシェス(精神感応力による予知・昔知、物見)の能力あり。
ル・ウァ軍の技術将校、及び精神感応力による艦船遠隔操縦能力開発者。
自らの精神感応力で無人戦闘空母<イシュタル>、無人大型戦艦<エレキシュガル>、<ギルガメシュ>、無人護衛艦<エンキドゥ>、無人駆逐艦<ドゥムジ>を遠隔操縦する。
二人目の艦船遠隔操縦能力開発対象者として精神感応力が地球軍一、と評価されていたエリエーを抜擢。エリエーの指導役となる。
後にギンヌンガ・ガップで遭難した地球軍、ル・ウァ軍艦船の発見・救護のために向かった、第一次ギンヌンガ・ガップ探索時にギンヌンガ・ガップの深淵で<イシュタル>等とともに行方不明。
ギンヌンガ・ガップで遭難する前にエリエーに
「君の召使いにでもしてくれ」
と遺髪を渡していた。
●ガイセリック・ウォルフハルト・ウォール(再誕生ガイセリック)
戸籍上はガイルス(ガイとレダの子、エリエーの弟)、とユージュニー(オルシノン(レダの兄)とノーナパルカエの子)の第一子。ガイとレダ、オルシノンとノーナパルカエの孫にあたるが、その実はガイセリック・レオンハルト・ウォーデン(ガイとは時空の番人のドラゴン一家がいうところの、“時間の輪がちがう同一人物。アルトイ人。ガイの両親の殺害の首謀者)。
宇宙の裂け目ギンヌンガ・ガップで身体を失い、魂魄だけの存在となってしまったガイセリックをユージュニーが自分の胎内に入れ、後にガイルスとの第一子、ガイセリック・ウォルフハルト・ウォールとして出産した。
記憶はガイセリック・レオンハルト・ウォーデンの記憶が残ったままで、ユージュニーの胎内にいた事により、ユージュニーのル・ウァ人の遺伝子も受け継いで生まれてくる。
※懐妊中、ユージュニーは羊水にガイルスの遺伝子(=ガイとレダの遺伝子)も入れたため、ガイルスの遺伝子も受け継いで誕生している。
成人後はガイの後を継いで二代目<オデュッセイア>艦長に就任。
配偶者はガイセリック・レオンハルト・ウォーデンの配偶者で、再誕生ガイセリックが成人するのを待っていたユウェインターナ(レダの妹)。
●リーデレルル・エリュテイア・フロラ・ディケー・リューシュディケー
通称リデル。ガイルス、とユージュニー、第二子。通称リデル。
※リーデレルルはガイルスとユージュニーの実子だが、戸籍上はガイセリック・ウォルフハルト・ウォールの妹にあたる。
母方の祖母ノーナパルカエの時間操能力と父方の祖母レダの身体治療、分子操作能力が遺伝し、時間操作能力、重力操作能力、物質融合・物質分解能力を持って生まれる。
その能力をもってフォリアー重工業の国防兵器開発部門総代表、後にはフォリアー重工業グループの総帥となる。
配偶者はル・ウァ人のル・ウァ軍技術将校テューロス。
最晩年はテューロスと共に「オデュッセイア」の時代より30万年前の時代の惑星ユッグ・ドラシルに墜落死し、ユッグ・ドラシルの原初蛋白質となった二人の体細胞、遺伝子より、ルドゥア文明(ル・ウァ文明の先史文明)がル・ウァ、地球、アルトイの人類のサンプルを作成した。
※ル・ウァ、地球、アルトイの人類はルドゥアの研究施設“エデン553で誕生させられたため、リデルとテューロスは「アルゴ・ノォト」、「オデュッセイア」の世界でのル・ウァ、地球、アルトイの人類の元になった、といえる。
●時空の番人のドラゴン一家
“時間の輪”の番人、および修復者。
何かの原因で“時間の輪が壊れてしまった者の“時間の輪を直す…のが役目ならしい。
・父親ドラゴン(パパドラゴン):体高4.5m、体長2.8m、尾長6m、翼開長16m。白躯、白い5本角。
とんでもなく強大な力を持った神様だが、誰にでも丁寧語で会話する。
子供ドラゴンたちからは「パパ」と呼ばれている。
・母親ドラゴン(ママドラゴン):体高4.3m、体長2.6m、尾長5.8m、翼開長15.5m、白躯、白い5本角。
パパドラゴンと同じく、“時間の輪の番人、および修復者。パパドラゴンの配偶者。
子供ドラゴンたちからは「ママ」と呼ばれている
・朱鬣の子ドラゴン(朱鬣のチビスケ):体高19.5cm、体長12.5cm、尾長26cm、翼開長70cm、白躯、白い5本角。
ドラゴン一家の長女。気が強くて活動的。
・黒鬣の子ドラゴン(黒鬣のチビスケ):体高20cm、体長13cm、尾長28cm、翼開長74cm、白躯、白い5本角。
ドラゴン一家の長男。すでに長男の風格が出ている世話好き。小さいながらもビルの一つや二つは簡単に破壊できる精神感応力あり。
・銀鬣の子ドラゴン(銀鬣のチビスケ):体高19cm、体長11cm、尾長24cm、翼開長68cm、白躯、白い5本角。
ドラゴン一家の次男。5匹の中で一番体格が小さく、外見的には少しひ弱そうに見える。"
・金鬣の子ドラゴン(金鬣のチビスケ):体高19.3cm、体長12.3cm、尾長25.5cm、翼開長70cm、白躯、白い5本角。
ドラゴン一家の次女。朱鬣とは対照的に、口数の少ない大人しい性格。"
・白鬣の子ドラゴン(白鬣のチビスケ):体高19.4cm、体長12cm、尾長25cm、翼開長70cm、白躯、白い5本角。
ドラゴン一家の三男、末っ子。何にでも興味を持ち、何かあれば真っ先に飛びつく。
「HYDRA」で誕生した時、はじめて見た者が「HYDRA」の主人公であったためか、親兄姉よりも人間と関わりを持ちたがる。
「アルゴ・ノォト(AROGO・NAUT)」
外宇宙探索艦<アルゴー>の人々の話。
<アルゴー>:外宇宙の探索、宇宙図作成を目的として航行している大型艦。
が、その実は、光速航行の弊害により、地球、家族との経年(時間、年齢)が大きくずれてしまい、社会問題となっている宇宙船乗組員を家族等希望者と共に地球外に送り出す事を目的としていた。
地球への帰還は永年未定。
同時期に製造された、同任務の姉妹船が何隻かあり。
※<アルゴー>の姉妹船
<イリアッド>、<トロイア>、<オデュッセイア>、<セイレン>、<エンケラドス>
<アルゴー>は最後は航行不能の状態となり、<アルゴー>の乗員は姉妹船の<オデュッセイア>に移乗する。
「オデュッセイア(ODYSSEIA)」
「アルゴ・ノォト」より300年ほど後の時代。
アルトイとの長年の交戦により、地球連邦はほぼ壊滅状態、地球人も激減。
(残存地球連邦の旗艦<オデュッセイア>は「アルゴ・ノォト」の<アルゴー>の姉妹船<オデュッセイア>とはまた別の船)
地球とアルトイ、ノストロイ連合とアルケセーイス連盟、といった間で延々と変わらず争い、宙域紛争、戦争が続いているが、ノストロイとアルケセーイスの版図のど真ん中に巨大な裂け目“ギンヌンガ・ガップが出現、裂け目からは我々の宇宙ではない宇宙からの銀河や空間が出現、反対に我々の宇宙での銀河、空間が“裂け目の向こうへと消失、甚大な被害が頻発する。それはどうやら“ギンヌンガ・ガップの向こうの、意思疎通が出来ない“何かが起こしているらしい、とだけ判明。
“裂け目の向こうの何かを<オデュッセイア>初代艦長就任予定だった霧山氏は“マガツカミ(禍津神)、ル・ウァは“エレヴォス・ドラゴール(暗黒の大渦)、アルトイは“ヨルムンガンド(世界を取り囲む大蛇)と呼び、ノストロイとアルケセーイスの間で争っている事態ではなくなってくる…
「テオゴニア(神統記)(THEOGONIA)」
「オデュッセイア」より数百年?後の時代。
儷山雪霞のクローン体ユウカはサザラハの人類の寿命300歳を超えてほぼ不老の状態で生存、ユウカのひい孫にあたるシミュは、地球人、アルトイ人、ヅォラシャイス人の血統を受け継ぐ者として、惑星シャヤダラの統治者の一人となっている。
「HYDRA」
主人公の名称不明。性別、年齢不明。
植民化に失敗した無人の惑星に主人公の乗った宇宙船が墜落。
無人の都市の塔に棲みついていた白いドラゴン一家(父親、母親、オス、メス2匹ずつの子ドラゴン)に助けられる。
主人公の目の前で5匹目の子ドラゴンが孵化し、親の様になつかれる。
主人公は無人惑星から脱出しようとするが手段は見つからず、ドラゴンたちの元で死亡。
HYDRAⅡ <WHITE TOP>
主人公は地球人の父親とル・ウァ人の母親の元に生まれた、双子のモイラ・クレイアンシビュラ・フォリアー(男性)とシーリーン・カーラ・フォリアー(女性)。
モイラ(「HYDRA」の主人公とは“時間の輪が違う同一人物)は個人星間運輸業者、シーリーンは事故死した父親の後を継いで、大企業の「フォリアー重工業」の会長職に就いている。
「HYDRA」の白いドラゴン一家は実は“時間の輪の番人で、ある日
「あなたたち(モイラとシーリーン)の“時間の輪は壊れているため、直す必要があります」
とモイラとシーリーンの元に白いドラゴン一家がやって来る。
また、シーリーンが会長を務める「フォリアー重工業」の責任者の一人が惑星アルトイ(地球と長年交戦中)のマフィア“マクハーンに脅されて製造させられた恒星間破壊兵器(スペース・ディスインテグレーター(空間破壊砲))を地球に使用しようとしている騒動にもモイラとシーリーンは巻き込まれるが、“時間の輪を修復するついでにドラゴン一家はアルトイの恒星間破壊兵器も破壊して、事を解決してしまう。
「HYDRAⅡ」は「アルゴ・ノォト」より300年程後の世界で、「オデュッセイア」の世界とも交差しており、「アルゴ・ノォト」の世界より再誕生(“時間の輪が違う同一人物)したガイとレダ、ガイの両親ダーンとオルガが同じ名前で登場。
ウォール家 家系図
スワイ・ラウレル家 家系図
儷山家+サザラハ 家系図1
儷山家+サザラハ 家系図2
※1大山(守谷)雪絆:小仲氏と再婚後、苗字は守谷のままとした。
深雪が26才の頃にアルトイのテロにより小仲氏とともに死亡(53才)。
※2守谷聡:深雪の実父。深雪が10才の頃にアルトイのテロにより死亡(39才)。
※3儷山細雪:47才時に遭難事故死。人格と記憶は旗艦<オデュッセイア>のAIに組み込まれる。
※4
雪霞:細雪の卵子に細雪のX染色体を埋め込んだ自己受精により誕生。遺伝子の一部にはレィビィ・ワイトの遺伝子を使用。
雪霧:細雪の卵子にレィビィ・ワイトの染色体から作成した人工Y染色体を埋め込んだ自己受精により誕生。
※レィビィ・ワイト:「オデュッセイア」の時代より300年前の「アルゴ・ノォト」の時代のガイ・ウォールの異父姉。
レィビィは「アルゴ・ノォト」の時代のヒグダイド人イアスの配偶者。
寿命が500年ほどのヒグダイド人のイアスは「アルゴ・ノォト」の時代から「オデュッセイア」の時代になってガイとレダ、儷山氏と深雪が再誕生するのを待ち、儷山氏と深雪の子供の細雪にレィビィの遺伝子を託した。
※5岩永翔也:隼人誕生前にアルトイのテロにより死亡。
翔也死亡時に雪霞が保管していた翔也の血液から取り出した遺伝子により、隼人は胎児育成水槽にて育成、誕生。
岩永翔也の高祖父岩永翔(バーサーク能力保持者)は儷山深雪の高祖母大山誄(バーサーク能力保持者)と対戦して負けた因縁あり。
※6岩永雫:岩永翔也の遠縁者。岩永雫は雷誕生前に死亡。隼人と雫の受精卵により、雷は胎児育成水槽にて育成、誕生。
※7細雪が雪月(妹)と雪霧(第二子)を双子として胎内で育成、出産。
※8折原楓:雪斗幼少時に病没
※9戸籍上の母親は雪月であるが、その実は雪月が作成した儷山氏と深雪の復元体。
※10 ギンヌンガ・ガップにて破損したAIとしての細雪の人格・記憶情報を小雪(深雪)が胎内に取り込み、再出産
※11 ヒューバート・ミナト(湊):雪音誕生後に戦地にて行方不明
※12 未成年時に夭折。細雪と同じく旗艦<オデュッセイア>のAIに組み込まれる。
※13 サウロシャスタークの養女(トリスとも血縁ではない)。
シャジャスタ人の人口増加のために人工授精で誕生させられた。
精神感応力保持者であるが先天的な心疾患もあり、トリスがシセラシューシシスの担当医となった事からトリスとサウロが知り合いとなり、後に夫婦となった。
※サウロがシセラを養女にしたのは、サウロの婚約者のシジフォラシャスが同じく先天的な心疾患の影響で妊娠は命取り、と診断されていたため、当時誕生したばかりだったシセラを養女に、と決めていた……ものの
シジフォラが心疾患で急死、サウロはシジフォラが生前望んでいた通りに、シセラの先天的な心疾患も治すためにシセラを養女にした。
精神感応力保持者でもあるシセラは、やはり精神感応力保持者でないと養女にはできないが、サウロとシジフォラは共に精神感応力者だった)
ゼドロとの間に三姉妹をもうけるが、三姉妹の卵が孵化する前に心疾患により急死。
※14 父親ゼドロからはバーサーク能力を、母親シセラからは精神感応力を受け継いだとんでもない三戦士となる。
次女のイシャナは成人後に遺伝疾患により失明するが、失明に関係なく精神感応力で飛び回り、最凶戦士のままだった。
三姉妹の母親、シセラは三姉妹が卵から孵化する前に急死したため、ゲイル、サウロ、トリス、ヤトポ、キューク、キュークゲックたちに育てられた。
※15 シセラの死後、シセラの三姉妹が成人してからラナラとゼドロとの間に誕生。
※16 雪霞の遺伝子の影響により、外見が地球人に似た姿で誕生。
両性具有者。白髪紅眼のアルビノで、精神感応力者。
ゼドロの孫にあたるが、誕生はザンダより先。
ヅォラシャイスの人々の中においては地球人に近い姿は“異形”の姿でしかなく、後にユウカ、ザンダと共に地球軍に渡る。
シミュのX染色体から作成した女性体クローン“雪霞”は儷山雪人氏の子孫、儷山晃雪の配偶者となる。
※17 儷山晃司の記憶を自身の脳内にダウンロードし、晃司の記憶を保持。
容姿も晃司そっくりで、晃雪を一目見てユウカは晃司の子孫とわかり、ユウカ(=儷山雪霞の人格)は
「お父さん!」と号泣、最凶兵士の大泣きは周りの者を大いに驚かせた。
※父親のいない雪霞には祖父である晃司が父親代わりだった




