『凶星』
自分の意見、価値観を守るのは容易ではない。
自分の考え方は間違っているのかもしれないなんて、思わされることもある。
しかし、正常・異常の区分なんて、時代・場所・文化でいくらでも変わり得る。
そんな世界のなかで、君だけが間違っているなんてことはあり得ない。
そう考えると、自信を持っていいんだと、気付かされる。分かってくれる人はいるって。
うるせぇって、跳ね除けるぐらいが、ちょうどいい。
ちゃんと考えて、それでも、それでいいんだと思えたのなら、何を迷う必要がある?
ただ進めよって。
自分の世界を、他者に明け渡してはいけない。
お前は、仮初の世界で生きてろ、レゴブロックでも積んでろって言ってやれ。
SNSの中の人たちは、他者の世界を奪い去ろうとしてくるけど、
それに屈してはいけない。
迎合してはいけない。
俺の世界は、これだ、って。
何か文句でもあるのかって。
言い放ってやれ。
そして、力強く、地球を踏んづけてやれ。
そういった気概が大切だ。
もちろん、無理はしちゃいけないけれどね。
困った時は、否定された時は、笑って誤魔化させ。
でも、一歩も引くな。決して。明け渡すな。
そして、一番いいのは、笑って誤魔化さず、当たり前かのように、真顔で反駁することだ。
君の人生は、君だけのものだ。
一生、そんなクソみたいな世間様の言う事に迎合して生きていくのかって。
彼らも、意外と、合理的にではなく、自分たちの私怨で批判していたりする。
愚衆の意見に耳を傾けてはいけない。
ただ、自分達の鬱憤を、他の対象を使って発散したいだけの、いい加減な存在なんだ。
その感情を一次的に、そして、言い訳を二次的に使っているだけだ。
騙されちゃいけない。
そんなものに正当性を感じてはいけない。
そんなものじゃなくて、君のそばに、
いつも、君の星は輝いているんだ。