電話
孝之が帰ってから、私はお風呂に入った。
少しの間お父さんとお母さんとテレビを見てた。
「未希、そろそろ寝ないと明日起きられないぞ。」
お父さんに言われて時計を見てみると、ホントだ。いつの間にか10時を過ぎていた。
「じゃ、そろそろ寝るね。おやすみなさい。」
両親「おやすみー。」
私は自分の部屋へと向かった。
私の部屋は、二階で小学校を卒業したと同時に私の部屋専用に改築してくれたのだ。
この時は、親がこうやって色々してくれてた事に対して何も感じなかったし、当然だと思ってたぐらいだ。
たいていの子供はそうよね。
親の気持ち、子知らずとはよく言ったもの。
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自分の部屋に入り、電気を付けた。
本でも読みながら寝ようかと思ったら突然携帯が鳴った。
「え。こんな時間に誰だろう。」
着信を見ると孝之からだった。
多分、私の部屋に電気がついたから電話してきたのだろう。
孝之は同じ二階で窓を開けたら話せる距離だった。
「はい。」
「あ、未希か?」
「うん。どうしたの?こんな時間に。」
「あぁ、すまんすまん。同じ中学生だしちょっと話がしたくなってな。」
「別に話なら学校でもできるじゃない。」
「学校でお互い遠慮して話さないとダメだから、言いたい事とか言えないだろ。」
確かに・・・。
「で、どうしたの?」
「いや、別にたいした用事じゃないんだけどさ、明日から部活が始まるだろうけど、頑張れよ。」
「もちろんよ。」
「未希はちゃんと頑張れる奴だからな。後、何かあった時は一人で抱え込まないで俺に言ってこいよ。」
「うん。」
そうそう何かあるとは思えないが、話が長くなったら明日に響くので適当に流した。
「じゃ、また明日な。おやすみ。」
「うん。また明日。おやすみ。」
そうして私の一日が終わった。




