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体が無くても側に居る  作者: 鋼二
鋼二編
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千載一遇のチャンス

俺は今朝の夢のせいで気が重い。

重い足を懸命に我等が学校へ運ぶ。

その間暇だから簡易紹介でもするか?

まずは夏野 椿からだ。

そもそも椿は今朝の夢の様な人間じゃあ無い。基本女子と絡み、部活は陸上部、ごく一般的な女子高生で休日には友達とショッピングに行く様な物だ。

容姿は、頭の右側に大きなリボン。色は日替わりだ。

茶髪のショートカットで、髪は細い方だと思う。軟らかくて、風に良く靡く。

俺は紹介する事も無いが、俺は椿が好きだ。

だが、根性が駄目なのか今まで気恥ずかしくまともに喋った事すら無い。

精々配られたプリントを回す時の

「ん」

位である。

紹介以上だ。午前授業も滞り無く終わり、昼飯の用意をしていると。

「オイ鋼二、友達放って一人飯たぁ頂けねぇな」

「佐藤は騒ぎ過ぎ。どうしたの?鋼二、元気無いね」

俺のアホの友人その一佐藤とそのニ秋野だ。

「ちょっと悪夢をな...」

「悪夢だぁ!!?」

俺の言葉に過剰反応を見せた佐藤。

「大変だね、保健室行く?」

秋野は相変わらず神経質だな。

「悪夢見て気分悪い」が保健室入りする理由になるか?

「俺は最近夢すら見ねぇよ」

「あ、僕も同じだなぁ」

「テメェ等二人と一緒にすんじゃねぇよ」

そんなアホな話しながら昼も終わり、授業も終え俺は帰宅路だ。

佐藤も秋野も部活があるらしく、一人帰宅する途中、何と同じく一人下校する椿の姿が俺の前にあった。

俺は椿に追い付こうと早歩きで歩いた。

一人で下校する椿を発見した鋼二。

声をかけるチャンスだ。

帰宅路から少し外れた公園で二人は・・・

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