わりとどうでもいい会話 1
※ご注意下さい!!
本気でどうでもいい会話です。
読んで後悔する可能性もあります。
その旨をご了承の上でどうぞ……
スウリが席を外している時のウィシェルとクゥセルの会話です。
「そう言えば……」
「んん?」
「クゥセル、貴方って、スウリに恋愛感情を抱いた事ってあるの?」
「うーん。……あるよ」
「そうよね、ないわよね。……えっ、……あるの?」
「あるある。正確に言うと、最初に会った頃に、『それもありかな〜』って思ったんだよね」
「……え、えと。それはつまり、その……」
「まあ、スウリは可愛いでしょ。俺の好みよりちょっと若すぎるけど」
「はあ……」
「で、エダ・セアの森で会った時も見るからに高級感漂わす俺らに対しても感じ良かったし? こりゃもう、あのちっさい手をとって『付き合おう』って言うのも時間の問題だなって思ったんだよね」
「……………………へえ」
「その怖い顔止めてよ、ウィシェル。結果的にはやらなかったんだしさー」
「そうしてくれて、本当に、ほんっっとうに、良かったわ」
「まあ、可愛いスウリの隣で不肖の幼馴染みが『完全にオトされました』って顔をしてたら、そんな気も失せるしねぇ」
「はあ……」
「あのムッツリにそんな顔されたら、百年の恋も冷めるって」
「はあ……」
「えー。その重たい溜め息、止めない?」
「勝手に出るのよ」