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1話 自己紹介

普通とは違う無機質な主人公により描かれる日常をどうぞ御楽しみ下さい。


自己紹介をしよう。俺は黒沢 海人。

今日からこの赤羽高校に通う高校

1年生だ。身長は180.3cm。体重は65.8kgだ。顔は自分で言うのもあれだが平均よりは上だと思う。勉強もスポーツも出来る方だ。

これだけスペックの高い俺だが、

一つだけ難点がある。

それは、人生で1度も友達が出来たことがないという事だ。高校では友達が出来るように精進しようと思う。


──────入学式─────


学校に行くまでの道のり、暇だ。

もちろん1人だ。

周りを見渡せば中学からの友達だろうか、同じ制服を着ているのにここまで違うとは。

学校の校風はthe平成と言った感じだろうか。とにかく新しい。設備も整っていてとてもいい学校だ。この学校でどれだけ楽しめるかは自分次第。とにかく頑張らなくては。

教室に入ると、シンとしていた。

まあ初日はこんな感じだろう。


だが、そんな雰囲気も一瞬で崩れた。教室に超絶美少女が入って来たのだ。それだけでなく、驚くほどのコミュ力で彼女の席の周りと仲良くなっていくのだ。正直、ああいうタイプは苦手だ。絶対に俺のような陰気なやつのことを下に見てる。

絶対に。

そんなことを思ってたら、

「まだ、始業式まで時間あるし、全員揃ってるから皆で自己紹介し合うってのはどう?」と言う声が聞こえた。さっきの女だ。

周りはいいね、いいねと流されるまま自己紹介が始まった。

「自己紹介を提案したのは私からだし、私から言うね。名前は大古瀬 聖奈です!私の目標は皆と仲良くなることです!ぜひ、気軽に話しかけてくださーい。よろしくお願いしまーす!」パチパチ

こいつは皆から好かれるタイプだな。俺は嫌い

だけど。

自己紹介はどんどん進んでいった。笑いを取りにいく奴、自分の趣味を熱弁する奴、色んな奴がいた。そして、俺の番が来た。ここは、ハキハキと喋り、小さな笑いも入れつつスムーズに話すのがベスト。だが、何も浮かばない。

「それじゃー次!君だね」

大丈夫。焦ってもいいことはない。落ち着いて話せば自然と話すことは出てくる。はず。

「ぇー、黒沢 海人です。ぇー、.......よろしく

お願いします。」...パチパチ

終わった。



閲覧ありがとうございます!


この物語のモデルは【ようこそ実力至上主義の教室へ】ですが、内容は全くの別物を考えておりますのでどうぞご期待を。

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