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いつも、突然に  作者: あゆむ
2/2

明日の予定

前回読んでみたら

「短い!?」

と思ったんですけど、また同じくらいの長さになってしまいました。

次回からはちゃんと長くしていきたいと思います。


僕の名前は木下かける。

どこにでもいるような普通の中学生だ。

最近、というよりつい先ほど、

驚くべきことが起こった。

この町から人が消えたのだ。

(正確には世界くらいの規模の可能性もある)

事が起こったのは今日の午後3時ごろ。

僕が塾のトイレで居眠りをしていた間におこった。

眠っていて起きたら誰もいない。

起きてこの事態に気付いてからずっと人を探していたが、

いっこうに見つからない。

どうしよ。



**********



トイレの一件から時間がたちもう午後5時になろうとしている。

もう3月で暖かくなってきたと言っても、

さすがにこの時間は冷える。

日も少しずつ暮れてきた。

状況整理をして、早めに行動しなければ、

手遅れになってしまう。


「トイレで居眠りしてたら、人が消えていた」


「探し回っても人っ子一人いない」


「持ち物は...食料と呼べるのは飴玉のみ」


「寝る場所は今んとこは家でオーケー」


「教科書とかは...特に使いどころはなし、と」


「人が消えた理由は分かってない。頼れる人もいなくて」


「お金は小銭が少々。って誰もいないのに使えんのか」


「いや...自販機とかでは利用できんのか...」


「.................」


色々と混乱することはあったが、

数十分間自問自答することで大体の状況は分かった。

ライフラインの安定的確保は厳しいと思われ、

食料や生活必需品もなし。


つまり、絶体絶命であるということだ



**********



「人が消えた理由...。まさか、ドッキリとかないだろうな...」


日がかたむき、ますます暗くなる午後8時。

かけるは自分の家に戻っていた。

疲れていたため、ベットに倒れこんだが、

眠気の中、なんとかこの現象について考える。


「いや、ドッキリならスーパーに店員さえいなかったことの説明がつかない」


かけるがスーパーに行ったときは人はどこにもおらず、

レジや商品が無防備になっていた。

ドッキリというには仕掛ける側の意図が分からない。

そして心配していたライフラインは

家に帰ってみると普通に機能していた。

うれしい限りではあるが...


「電気やガスの供給は予想に反してまだあるみたいだな」


「外に人がいると考えるか、もうじき止まってしまうかもと悲観するべきか...」


「なるべくポジティブにいきたいのは山々だけど、最悪の想定もしないとな」


そう、ライフラインはいつ止まっても

おかしくない状況である今

止まったときの対策もしておかないといけない。


「電気は、乾電池とかで代用できんのか。ガスは...火を使うのなら特に問題はないが、

風呂とかは当分入れないかもしれないな」


「てか、乾電池でも代用できるとは限らないしな。それにしても...」


今の状況にあまり驚いていない自分に思わず苦笑する。


トイレを出たら誰もいないなんて

普通なら発狂してもおかしくない。

それでも冷静に状況を整理し、

生き残る手段を模索できている。


「ありがたくはあるが、少し気味が悪いな」


「明日また考えて、今日はとにかく寝よう」


いつ入れなくなるか分からない風呂に入り、

カップラーメンを食べ、明日に備え今日は寝ることにした。


走り回って疲れていたため、

意識が急速に失われようとしていた最中。


「そういや.....トイレでなぜ俺は寝たんだ...。まず寝ることはないはず...なのに...」


一つの疑問を残しながら、そこで意識は失われた。





































初心者で読みにくいかもしれませんが、結末まで一応考えているので

最後までお付き合いしていただけたら幸いです。

更新はなるべく早くしたいと思っています。

*かなり話数が短くなる予定なので気楽に読んでいただきたい(>_<)

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