1話
書き直し中
目を覚ましてから数日が過ぎ状況が分かってきた。魔王を倒して地球に戻れたのだが‥簡単言うと、前世の記憶を持った状態で今存在して居る。だが何か忘れて居る感じが有り、もやもや感が有るが…。
今の状況を整理すると、異世界に召喚された時点の俺のスペック。
名前: 新田潤
年齢: 28歳、♂。
学歴: 有名大学卒業。
職業: 金融機関勤務。
称号: リア充(知り合いレベル)
家庭: 妊娠中の婚約者と同棲中。(婚約者は28歳、♀、同じ大学で知り合う)
そして地球に戻った現時点のスペック。
名前: 新田潤
年齢: 14歳、♂。
学歴:中学二年生、サッカー部(強豪中学、2軍補欠)
職業: 無し。
称号: 厨二(家族レベル)、サッカー部の永遠の秘密兵器(自称レベル)。
家族: 祖父、祖母、父、母、妹、ミケ(猫♀14歳)
記憶もそうだが前世の俺と今の俺で決定的に違う、簡単に言うと魔法が使える。
異世界で使えた魔法が今でも使える、異世界ではゲームの様なレベルやスキルは無い、だが魔法がある。
スキル=技術、と言う意味なら別だが。
勿論ステータスの様なものも無い、戦闘で当たりどころが悪ければ死ぬし、心臓や頭など急所を突かれたら死ぬ。
HPが削られ0に成れば死ぬとかは無い、勿論MPと言う概念も無いゲームでは無いのだ。
俺調べで魔法使うのに必要な事は、シンプルで魔力(魔素)をコントロールする事。
あくまでも俺調べでの結論だ。召喚されて異世界では、魔術と言う技術が有る。
足りない魔力を魔石や自然の魔力を利用したり、魔力をコントロールする為に魔法陣や魔法の杖などの魔道具を使う。魔道具に呪文が必要なものも有る、他にも有るらしいが魔道具を作った者次第で変わる、能力も含めてだが。
魔石と魔法陣や魔道具を組み合わせて、設置型の感知式ライトとか便利魔道具から設置型の罠などもあったりする。
あと、異世界で属性なる物が存在して居ると信じられて居るが。俺調べではそんな物はまやかしで有る。
水、風、火、土、光、闇、聖、他。などなど有ると思われている。
俺調べでは、魔力と言う量子レベルの物質を使って魔法と言う現象を作り出す。そもそも火は物質では無い、熱を持てば大体の物は火が出る。
それでだ!前置きが長かったが魔法が使える!素晴らしい、それで色々試してみた結果、アイテムボックスの魔法を使って驚いた。何と!前世のアイテムがそのまま入って居るでわあ〜りませんか!中身は魔物の死骸、魔石、ポーション類、薬草、食料、魔導書など書物、貴金属、金貨や銀貨などのお金、頂き物や報酬でもらった装飾品、武器防具などの装備品、魔道具etc。
勿論だがモンスターを倒したからってドロップアイテムとか無い、モンスターの死骸自体がドロップと言えばそうなのかもしれ無いが。
モンスターを倒す魔法は家で試せ無いものが多いので1番便利と思う、移転魔法を先に試す。
この魔法には条件が
1、行った事のある場所、もしく目標が有る。
2、術者が現在居る場所が特定出来る事。
3、移転先に障害物が無い事。
この魔法を成功させるには、事前に移転先の安全を確認し無ければならない。移転先に障害物が有ると魔法が発動し無い可能性が有る。発動し無いだけなら良いが障害物が有るのに移転してしまうと、障害物と融合するか誤作動が起きる。
だから別の手段で障害物が無いか確認が必要なので有る、俺の場合は先に使い魔を送り移転先を確保させる。スライム系の魔物が理想的で、仮に融合しても食ってしまうw省エネの方法で移転先にスライムを召喚する方法も有る。その場合事前に魔道具を用意する必要が有るけどね。
どちらにしてもスライムをバブル状に変化させて、その中に移動する。
まぁこの世界ではWEBカメラとか使えそうでは有るが‥、風が強かったり虫が居たりすると融合してしまう。血液に空気が入ると最悪死ぬ、虫も大量に居たら同じ。昔の映画でハエと融合してハエ人間になったのが有ったけど、遺伝子組み換えなど無いのでそんな事はない。
異世界で移転魔法が使える人間は数人しかい無いが、それぞれ方法が違う、例えばあらかじめ専用の部屋を用意して移転するとかだ。魔道具や魔法陣を使って安全を確保する人の方が多いかもしれ無い、統計を取った訳じゃ無いから確かな事じゃ無いけど。
リアルな魔法事情なのだ、何でも簡単に魔法が使える訳では無い。
◆
「かったるい、何で今更学校に行くとか」
見た目は中学生の男子が昔の通学路を思い出しながらトボトボと歩いていた。学校に移転魔法で移動も考えたが自粛した、観られたら怖い。
学校に近付くにまで来ると同じ学生服を着た、人が多く見かけるようになる。
「何か懐かしい‥」
さっきまでのテンション低めの中学生男子で中身がおじさんは、少しテンションが回復した。
意識が移転?して初の登校で今日は月曜日、土日連休明けである。
校門が近付くと「おはよう御座います」と言う挨拶が聞こえて来る、どうやら校門に立っている先生に挨拶している様だ。「おはよう」と言う返事も聞こえる。
校門前に立って居る人を見た瞬間、反射的に魔法袋から聖剣を取り出して斬りかかる。イメージだったが聖剣が出てくる事は無かった!潤は混乱して居る!因みに彼の姿勢は腰に右手を左の袋に手を入れて、少しかがんだ抜刀の姿勢で有る。
「何で?聖剣が出ない?あ、魔王の封印に使われて回収出来なかったんだ…ちぃ、予備の剣で対応するか」
そんな心の声を校門の前と言う場所、しかも通学中で多数の中学生と先生が居る前で生暖かい注目を集めて居る事をまだ彼は気付いて居ない(草)。
「何をして居るんだ?新田」
新田と呼ばれた見かけは少年中身はおじさんの潤が、呼んだ先生の方に視線を移す。
「ゴブリンが喋った!ん?何か見覚えが…」
今度は予備の剣を抜こうとした時、先生と潤の間に立ちはだかる様に少女が潤を睨む。
周りの中学生達はドン引きする者や厨二病乙と小声で呟く者など野次馬が集まり出した。
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