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第一章【はじまりのはじまり】

男の子のすべての診察が完了して帰路。


隣町に来ている、早く帰らなくては。

近道をするには規模の大きい森を抜ける必要があった。

古来より「ドラゴンの巣窟」とまで言われるドラゴンが度々目撃される森。



 仕方ない



風で少しざわつく森の体内に入り込んだ。

時折、草などを揺らし意図的か不本意かは分からぬが小動物が驚かしてくる。

 その度に、体を引きつらせ身構える。


まあドラゴンならすぐにわかる……

 

夕暮れ時。早く帰らなければ暗くなる。

 

 足と思考が足並みを揃えてくれている。時折薬の入った箱を抱えながら周りを見回す。

 

 今のところ大丈夫そうだな


ぐじゅ……


足元で変な音と泥の感触。

 

 なんだ?


視線を足に。


 なんだ……ど……え?


血…… 

 わしは、足をひっこめた。

 

直観で感じたこと。   ドラゴンがいる。

 

赤い色の水たまりが、人の通らぬ森の中へ足を引きずっている。

 


 

だが


 なぜだ。行かなくてはならない。医者……だからか?

  


 職業病とも言うべきか、生き物としての本能か。

 

戸惑った。

 

そして、知識が説得してきた。

 俺の国では「ドラゴンへの治療行為は全面禁止。 法を犯した者は死罪」と言う法律。

しかし、目の前には「助かるかもしれぬ命」。

こんなこと初めてだ…


 しかし法律が…


……潮時と言うことか


 わしは覚悟を決めた。

次回は、【2025年06月20日 21時00分】 に投稿します。


最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。


 まだまだ魅力に欠けていると思っております。

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