表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

プロローグ

「さて。これで……よしと!偉いぞ!頑張ったな!」


「ワシマカ!ありがとう!」患者さんである男の子は満面の笑み。


 「息子が風邪を引いた」とその子の父親が駆け込んで来たので診察をし、たった今「完治」を伝えたところだ。


 目の前の子の小さくも大きい笑顔は、こちらの表情を緩ませてきた。

 感謝を込めて頭をゆっくりと撫でる。


「申し訳ございませんでした。」

患者さんの両親は、深く頭を下げて来た。


「かまわんよ。風邪は誰でも引くからな」優しく諭す。


「料金は」父親は頭を上げるとすぐに財布を取り出した。



財布ごと手を下げさせた。


 

「いらん。この子の将来のために使いなさい。先の短い老いぼれの医者に払うより、未来ある子どもに払いなさい」


「そんな価値観は自己満足だ」と怒鳴られたこともないわけではないが、老いぼれのジジイに金は、「猫に小判」も同然だ。

未練がましく医者を続ける事が、良い事かは分からないが「若い連中が成長するための時間稼ぎ」くらいにはなるだろう。


 やり取りを終え帰路についた。

次回は、【2025年06月19日 17時00分】 に投稿いたします。


最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。


 まだまだ魅力に欠けていると思っております。

読者様の正直な、お気持ちで結構です。

下にある☆で作品への応援や評価を宜しくお願い致します。

ブックマークして頂けたらとても励みになります。


 今後の作品への参考に致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ