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第21話 スタンビート2

      


ジン・パルside

ギルドに入ると冒険者が約100人、ギルドマスターのグランが復帰していた。

『ゴルドンから聴いている。お前らの指示に従う。よろしく頼む。』

『俺はジンで槍使い、こっちはパルで魔法使いだ。これからスタンビートから町を死守する!!』

『おい!お前らよそ者が偉そうに命令するんじゃねーよ!俺達の町は俺達で護るんだよ!口出しすんじゃねーよ!!』

冒険者達が叫き出す。

『じゃあ、数万の魔物から100人程度で町を護る作戦があんたにあるの?あるなら言いなさいよ!!ほら!さあ!時間は無いわよ!』

パルが詰め寄る。

『くっ、!生意気な!だったら!お前らにはあr・

『あるからここに来てるの!!くだらないやり取りしている暇は無いの!!!私達は師匠からここを任せると言われたの!!たとえ、あんた達が愚図でノロマでクズでゴミで使えなくても師匠はあんた達と協力して町を死守しろって言われたの!!分かった??』

『なんだぁぁー!!その口のきk

『分かったかって聞いてるのよぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

パルは直径1mのファイヤーボールを両手に発生させる。冒険者達は鎮まり返った。

『返事はぁぁぁぁぁ!!!』

      『はい!!!!』

綺麗に揃った。

『よし!!ジン!説明よろしくね!』

『あぁ、という事だ。協力を頼む。

まず俺達は攻撃特化で護りは苦手と言っていい。だから、あんた達には町の守備に当たってほしい。俺達が撃ち漏らした魔物を対処してくれ。上空に飛んでいるドラゴンは俺達の味方だから攻撃するな!分かったな?』

      『はい!!!!』

また揃った。見ると隣で片手にファイヤーボールを持っている。

『言い忘れたがお前達の助っ人を用意した。紹介するから門の外に出てくれ!』

冒険者達が門の外に先に出た順に悲鳴が聞こえる。

『どあわぁぁぁ!!!スタンビートか?スタンビートか?』

『皆んな落ち着け!!助っ人のレッドドラゴン君とブルードラゴン君、そしてブラックドラゴンさんだ!』

(ブラックドラゴンは女性なんだ。)

冒険者は思った。


ギエン・エルside

謁見間で騎士団長達とファイデル王のまえ

にいる。

『ギルドから数万規模のスタンビートの発生の報告があった!!もう時間が無い!!なんとしても止めるのだ!!』

『は!!必ずや止めて見せます!!』

カルメンが答える。

『うむ!ギエン、エル、お主達も力を貸してくれ!!』

『はっ!師匠から王都を死守しろと言われております。全力で協力致します。』

『うむ!!お主達頼んだぞ!!』

『はっ!!』全員揃う。


騎士団長達との作戦会議を始める。

カルメンが口火を切る。

『ギエン殿、そちらの戦力を教えてくれ。』

『あぁ、地上は俺とエル。上空に全体の支援でロウとエマ。ドラゴンが6匹状況次第でドラゴンの追加は可能だ!』

騎士団長達が唖然としている。

『ギ、ギエン殿、あの飛び交っているドラゴンは味方なのか?』

『仲間のロウはドラゴンテイマーなんだ!

もし地上が手薄なら来てもらうか?』

『あ、あぁその時は頼むよ・・・。他の仲間は大丈夫なのか?』

『全く問題ない。クレイドの町はジンとパル

セルディクには師匠が行っている。』

『カルメン、今から言う事はファイデル王には内緒にして欲しいんだけどいいか?』

『あぁ、約束する。』

『はっきり言うとこのスタンビートは師匠1人で止められるですよ。』

騎士団長達から声が上がる!!

『ギエン殿!君達の力はわかるが、それは言い過ぎだろう!!!!このスタンビートを1人で?そんな馬鹿な!!!』

ギエンとエルの雰囲気が変りエルが口を開く

『また師匠を愚弄するの・・・?』

カルメンが慌てる

『い、いや、そう言う訳ではない・・・。

わ、悪かった・・。』

『師匠が敢えてそうしないのは、この理不尽な状況を跳ね除ける修行なんです。いつも修行は実戦なんです。だから俺達は全力で挑みます!!』

騎士団長達は自分達が命掛けで挑もうとしているのに目の前の2人は修行だと言う。もう訳が分からなかった。

『ギエン殿、俺達はもう何も言わない。スタンビートを止める為に全力を尽くす事にする。協力してくれ!』

『あぁ、勿論だ』


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