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23、目覚めた後…

 


 ……心地よい脱力と気だるさを感じながら俺は眠りから覚めた。しかし、まだ瞼が重くて目を開ける事ができない。

 頭の痛みは無い。重くは感じるが動けないほどでは無く、もう少し休めば回復するくらいだ。

 意識は次第にはっきりとしていく。それと同時に体の感覚も元に戻る。


 暖かく、柔らかな弾力を胸元に感じた。

 本能的にその正体を察する。これは、間違いなく男には無い代物である。

 (やっちまったな、こりゃ……)

 一眠りしたおかげで体の感覚は完全に回復。

 背中には柔らかいシーツが当たっており、首元に寝息がかかる。さらに俺は裸だ。

 目を閉じた状態でも、自分の状態及び置かれた現実を瞬時に把握した。

 ……酔った俺は知加子とラブホテルに来てしまったのだ。

 しかも今、裸の知加子とベッドで寝ている――つまり、一戦やらかした後だ。俺の胸元には覚えのある双丘の感触が熱くなっているから間違いない。

 まさか、本当に寝てしまうとは……俺は急に罪悪感を覚え、早くこの場から立ち去りたくなった。

 「……ん、う〜ん……」

 俺の体の上で声を上げる知加子。どうやら目覚めた様だ。

 首元にかかる圧力が無くなる。おそらく顔を上げたのだろう。

 「ヒ〜ロ〜」

 甘い吐息が鼻にかかると同時に柔らかな感触が唇を塞ぐ。

 寝たふり状態の俺はなんとかやり過ごそうと反応しない様に意識を集中させる。

 しかし、知加子は俺が寝ている事などお構いなく唇を吸いながら口内に舌を侵入させていく。

 俺の首に手を回し、舌を絡ませて優しく吸いあげる。

 (ヤバい)

 俺の意志とは裏腹に体はそのキスに急激な反応を示す。無論、俺の上にいる知加子はその変化に気づく。

 一旦、唇を離し体を動かし俺の上に跨る格好になった。劇的な進化を遂げた俺の体にピッタリと自分の体を重ねる。

 少しでも動いたらヤバい体勢。

 その格好のまま知加子は再び唇を合わせた。

 (……ヤバい。非常にヤバい。マジ入れたくなる……)

 巧みな舌の動きが性欲を刺激する。

 そして密着した体を少し浮かせ、俺の手を取ると自身の双丘に導く。柔らかな弾力の中にある硬直した部分が俺の理性を激しく揺さぶった。

 知加子は追い打ちをかける様に俺の手を取り自身の双丘を揉みはじめる。さらに俺の体で劇的な変貌を遂げた部分に自身の一番熱くなった部分を押し当てる様にして腰を下ろす。知加子の体も準備完了状態になっている。

 だが、かすかに当たる位置で止める。

 「――ヒロ、私の中に入りたい?」

 唇を離し耳元で囁く知加子。

 (こ、こいつ、俺が起きてるの知ってたのか……くっ、ここまで欲情させられては我慢できん!)

 俺は目を開けると知加子の胸から手を離し、くびれた腰に手を回す。

 視線を向ければ知加子は顔を上気させて目を潤ませていた。

 「――チカ、行くぞ」

 俺はそう言って腰に回した手をお尻にスライドさせた。その瞬間、知加子の体がビクッと震える。

 「ああんっ」

 その声が俺の欲情に火を点ける。

 俺は両手でお尻押さえ、かすかに触れる互いの一番熱くなった部分を密着させる様に抱き締めた。

 「――んんっ!」

 その瞬間、知加子は甘い声を上げる。しかし、すぐに俺は唇を塞ぐと舌を絡ませながら激しく知加子を責め立てた……。








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