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ガリ勉の俺がエロゲーの竿役に転生したが童貞すぎてラブコメは無理  作者: 揚羽常時


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第92話:素敵なキスフライ


「うー……」


「ぁー……」


 放課後のこと図書室で。俺はホムラとマキノに勉強を見てやっていた。俺自身も解いているが、これは期末試験の範囲ではなく三年生の領域だ。


「アクヤくん。これわかんない」


「だから公式を当てて、この時の力の分散は……」


「アクヤ~。疲れたっしょ」


「すでにそれは五分前に聞いた」


 このバカどもが。ホムラは大学進学しないだろうからいいだろうが、マキノは一応進学する気はあるらしい。ミキノさんも年俸(※特秘事項)万円貰っているし、私立だろうと問題はないはず。


 ちなみにカホルは今日は家に帰って料理の準備。コヲリはエナドリ片手に商業のお仕事。すでに愛スール先生の仕事量はかなりパンク気味で、普通のイラストレーターなら倒れている。愛スール先生ことコヲリの作業の速さは異常で、締め切りの半分でソシャゲのキャラデザを納品したのは俺も驚いている。そのまま次の仕事を、と受けようとしたが、俺が却下した。このままではコヲリが死んでしまう。なので今は商業を一件だけ請け負っている形だ。期末テストもあるので、仕事の量は俺が調節している。というかたまに舐めた価格帯でコヲリを使おうとする悪徳依頼があったりするので、俺がマネージメントをしているわけだ。正確にはリーガルチェックをしているのは親父の会社の法務部だがな!


「じゃ、ここまでにするか」


 トントンと教科書を揃えて、カバンに入れる。


「終わったー」


「あーしももう疲れたっしょー」


「アイスでも食べに行くか。13アイスでいいか?」


「食べる食べる!」


「奢ってくるれるっしょ!?」


 もち。


「ただしカホルが飯作ってくれているから、二段重ねまでな」


「「わーい」」


 勉強だけだとフラストレーションも溜まるだろうし。御褒美もあげないとな。


「ところで21プロはどうだ?」


「一応順調に進んでるぞ。週末にデビューだし。不動ミヨのチャンネルから導線も引いてるし。今のとこは問題ないかな」


「だったらいいんだが」


 そんなわけでスマホで勉強しながら俺は帰路につく。それはホムラもマキノも同じで。いや、勉強しているのは俺だけだが。そのままちょっと寄り道して13アイスへ。二段重ねのアイスを買ってやり、幸せそうに二人は食べている。俺は食ってない。カホルの飯を十分に美味く食べるために腹を減らしておきたいのだ。今日はシイタケご飯とキスのフライだと聞いている。うん。さすがカホルは分かっているな。


「アクヤ様は食べないの?」


 さすがに学校ではないので、ホムラも俺を様付けで呼ぶ。


「お土産に買ってるから」


 お持ち帰り用に買っていた。箱に入れてもらって保冷剤でとけるのを防いでいる。カホルとコヲリの分だ。


「っていうか。ちょっと光明見えて来ましたよね」


 二條家の借金の件か。21プロに所属すれば数千万なんてあっという間だろう。ホムラの歌声は本物だし、人気が出ないはずがない。さすが俺の推しの声優の声。


「じゃ、帰ろっか」


「あーしは今日はお母さんと食べるから」


 今日はうちに泊まらないと。


「写真集の方は動きがあったら教えろよ」


「承りー」


 そうして駅で解散。俺とホムラはマンションの近くの駅で降りて、そのままタクシーに乗る。で、送ってもらって家に帰ると。


「アクヤ様。お帰りなさいませ」


「アクヤ様。今日もお疲れ様でした」


 カホルとコヲリがメイド服を着て出迎えてくれた。フリフリのロリポップの奴。特に胸元もはだけているし、スカートも短いしで俺の目に毒だ。カホルを見るとウィンクしてくれた。これはアレか。やっちまうパターンか。


「二人とも勉強はしてるか?」


「ええ」


「まぁ」


「じゃあ飯の後はこれを食え」


 箱には13アイスと書かれている。


「ありがとうございます」


「嬉しいです。アクヤ様」


 だったら重畳。


「ご飯の用意は出来ていますよ。お食べになりますか?」


「じゃあ食うか」


 そんなわけで、何よりもまず食事に。シイタケご飯とキスフライ。後は味噌汁。


「ああ、美味い」


 おばあちゃんが作る系の料理って何でこんなに美味いんだろうな? キスフライもサクサクで。御飯が進む。


「美味しいですか? アクヤ様……」


「最の高」


 グッと俺はサムズアップ。こんなに美味しいご飯を褒めないなんて嘘だ。


「あはー。ありがとうございますぅ」


 そうして食べ終えて。それから俺は部屋の一室で筋トレに励んだ。テレビの前で筋トレを開始。サブスクのアニメを見ながら肉体を鍛える。腹筋千回。腕立て千回。スクワット千回。もちろんアニメ視聴も同時に。


「アクヤ様。プロテインです」


「ああ、ありがと。カホル」


「その、まだ……出してませんよね?」


「えーと」


 まぁ。その。期待している俺がいて。


「一緒にお風呂入りましょうね。今日の添い寝当番は私ですし」


「本当に……いいのか?」


「私がアクヤ様としたいのです」


「あー。そっか。でも四回くらい出さないと俺のは鎮まらないぞ」


「では前々々戯で三回ほど。本番を一回で……」


「そこら辺に落ち着くよな」


 プロテインを飲んで、そうしてタンパク質を補給。そのままカホルと風呂に入る。水着着用を義務付けているが、最近のカホルはコンプライアンス違反。っていうかおっぱいが大きすぎて、俺のアレが活ホッキ。


「大きくてたくましいです。アクヤ様のソレ」


 まぁ竿役だし。人公からお前らを寝取る役目だしな。


「ん……」


 でコンプライアンス違反のカホルが俺にキスをしてきた。


「愛しています。アクヤ様。奴隷の分際で何を……と思われるかもしれませんが」


「思わないから安心しろ」


「では、セクロスをしましょうか……」


「それは風呂をあがってからな」


 幸せ家族計画も装着していない。


「では先に前々々戯を。どこでしてほしいですか?」


「えーと……」


 俺はカホルのおっぱいを見る。それだけで何も言ってないが、言いたいことは伝わったらしく。


「わかりました。アクヤ様。精一杯ご奉仕させていただきます」


 ごめんなさい。人公アルシ。せめてカホルルートでないことを祈ろう。


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