第28話:メイド服はいいものだ
「ただいまー」
で、駅まで帰って、そこからタクシー。我が家に帰ると。
「「「「お帰りなさいませ。ご主人様」」」」
メイドが出迎えてくれた。俺には意味不明の極致だったが、ともあれ目の前にはメイドさんが四人。カホルとコヲリとホムラとマキノ。
「どう? あーしのメイド服」
クラシックでは全然ない現代解釈のメイド服。そのミニスカートをつまんで持ち上げるマキノ。一言で言えば最高に尽きるのだが。まず俺の強力に刺激された性欲をどうにかしなければならず。
「か、可愛いな」
「だしょー。コスプレとか初めてしたけど悪くないよねー。っていうか胸元開きすぎでしょー。これ正しい意味でのコスチュームプレイするための衣装じゃない?」
カホルとマキノの胸の谷間が強調されていた。どちらも爆乳なので、俺からすれば目に毒だ。
「…………」
逆に残念そうにしているのがホムラ。同じエロエロのメイド服だったが、彼女の胸元には脂肪が無い。
「ッ」
そのホムラを俺は抱きしめる。ああ、いかん。性欲が刺激される。AカップはAカップで趣深いと思っている救えない俺。
「ご主人様?」
「可愛いぞ。ホムラ」
「でもオッパイ無い……」
「貧乳にコンプレックスを持っているホムラが可愛いんだよ」
「そなの?」
男ってのはそんなものです。
「……もしかして私が一番個性無いですか?」
コヲリが懸念するように聞く。
「Dカップもあれば十分だって。ホムラたちが極端すぎるだけ」
「……その。……おっぱいを揉まれてもいいんですよ?」
それが出来れば俺は今頃童貞を捨てている。
「どうですかアクヤ様? 私たちのメイド服は」
「超可愛い。お前らを性奴隷に迎えてよかった」
さらに俺はホムラをギュッと抱きしめる。
「ご主人様。あ、あ、あ」
俺の腕の中で何やら感じ入っているホムラ。
「じゃあ今日一日はメイド服な」
「「「「承りました。ご主人様」」」」
「とりあえず飯を作ってくれ」
「今日はちゃんぽんでよろしいでしょうか?」
「うむ。許可する」
で、その通りに料理を始めるカホル。俺? 滾る性欲を発散するためにトイレでシャドーボクシング。おおおおおおッッッ! カンカンカン! ヘビー級チャンピオン誕生!
「ふう」
そうして四ラウンドKOをして、どうにか荒ぶるもう一人の俺を鎮める。
「ところでアクヤ様」
ちゃんぽんを作ってくれたカホルが俺に話しかける。皿洗いがコヲリで、風呂掃除がホムラ。で、カホルがお手すきで、俺に話しかけてくる。俺はと言えば食後のほうじ茶を飲んでいて、これがまた至福というか。
「日曜日に予定を入れてもいいですか?」
「構わんが。何かするのか?」
「アルシと映画の約束をしていまして」
「あー。人公とね」
映画デートか。いいじゃないか。なんだよ。人公。やることやっていたんだな。カホルを寝取られるのは複雑な気持ちだが本来はこれが正しいんだよ。
「それでそのー。アクヤ様の御許可を得なければと」
「ああ、行ってこい。楽しんで来いよ」
「そこでダメとは仰ってくださらないんですね……」
「止めてほしかったのか?」
「まぁ、その、アクヤ様の女ですし。嫉妬くらいはしてほしい乙女心と言いますか」
金で俺に買われただけだろ? 俺の女というのはちょっと無理ないか?
「これでもアクヤ様に忠義を尽くす心づもりではいるんですよ?」
あー。はいはい。こんな女の子を性奴隷扱いする最低男に何を言っているんだか。
「あの。もしかして女性が性欲の対象じゃない……とか?」
いやー。そういう趣味はお持ちでないな。
「私たちにも手を出しませんし」
「色々とあるんだよ。色々と」
清い身体のままエロゲーヒロインを主人公に引き渡す。そのためには俺は童貞を維持しないといけない。
「何がアクヤ様を押しとどめていらっしゃるのか……」
やりたいよー。超やりたいよー。今日はもう撃ち尽くしたので、さすがに立脚しないが。
「とにかく。お前らは性奴隷として俺に買われたんだから。それで処女を散らすのも違わないか?」
「ではアクヤ様の御寵愛を受けるにはアクヤ様を惚れさせる必要がある……と」
まぁ理論上そうなるのか。俺が我慢できないぐらい好きになったら、その時はもうどうしようもないというか。性奴隷の立場を利用してやりまくりだろうな。
「アクヤ様~」
で、食後のほうじ茶を飲んでいる俺の、その隣にカホルが座って。俺の手を取る。
「アクヤ様?」
ニッコリ笑顔のカホルは、取った俺の手を、
「えい」
自分のおっぱいに押し付けてきた。ブーッとほうじ茶を吹く俺。
「ちょ! お前!」
「大きく育ったなぁとは私も思っていまして」
ムニュウと圧力を感じるカホルの爆乳をメイド服越しに実感する。ブラジャーをしているので柔らかさもそこそこだが、それでも女子のおっぱいは俺にとって代えがたい何かであり。
「ジョークは止めろ」
手に残るおっぱいの感触に、俺は揶揄うなと忠告する。
「気持ちよくなかったですか?」
「超よかった」
「だったらよかったです。いつでも揉んでいいですからね?」
いや、マジでおっぱいの感触が。とはいえこれで好き勝手にしたらセクロスまで一瞬だ。それだけは避けねば。
「……カホル。……アクヤ様におっぱいを押し付けるのはズルいです」
だよな。
「……私だってしたいんですから」
コヲリさん? そういうことはだな。
「じゃあ二人でアクヤ様におっぱいをご堪能してもらいましょうか」
「……アクヤ様。……私のおっぱいも揉んでください」
カホルが爆乳なだけであって、コヲリだって巨乳の領域に入るのだ。そのおっぱいを揉めだと? そんなことが許されるのか?
「「アクヤ様♡」」
ドスケベメイド服の、胸元が開いて、ミニスカートが眩しい二人。その一人であるコヲリの太ももを俺はなぞる。おっぱいもいいが御御足もペロペロ。
「……あ♡ ……アクヤ様は太ももも好きなんですか?」
イエスだな。こんなに短いスカートで、太ももを撫でるなという方が無茶ブリだ。




